バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。


スクリーンショット 2026-01-04 070252

【VOO投資家の出口戦略】


「VOOに投資をする際の出口戦略をどう考えているか」

出口戦略および資産配分に関しては、

昨年過去記事にて、

バンガードやブラックロックのTDF等を例に出しながら、

私自身の考えを述べました。


本当にありがたいことに、

新たな読者の方に読んで頂けるようになったからか、

最近また、出口戦略についての質問をいくつか頂くようになりました。

長くなりますのが、出口戦略について少し書いていきたいと思います。



【出口戦略を今決めるのは難しい】

まず、前提として、

私はあまり出口戦略を決めすぎない方が良いと思っています。

もちろん、50代の方などゴールが近い方、資産を取り崩す段階にある方などは、ある程度しっかりと考える必要はありますが、

資産形成期である、今20代~40代くらいの人達は、出口戦略をそこまで考えなくて良いと考えています。

その理由は、

今後、資産形成を続ける20年~40年くらいの間に

自分自身も外部環境も大きく変化し続けるからです。


「自分自身の変化の例」

①自身の人生の目標ややりたいことが変化する。

②家族や職場など、自分の投資・生活環境も変化する。

③収入、支出、必需品、趣向、趣味も変化する。

④ケガ、事故、病気、災害等で人生・投資計画が大きく変更せざるえなくなる。


「外部環境の変化の例」

①将来、法律や制度、税金、保険・年金等が変化する。

②金利、債券利回り、インフレ率などが変化する。

③仮想通貨やリートのような新しい選択肢が誕生する。

④株式市場の状況なども変化する。


例えば、今は投資しにくい環境にある債券ですが、

私達がリタイアする頃には再び魅力的に見える環境や利回りになっているかもしれません。

また、あまり考えたくはありませんが、

自身の資産が計画通り増えている保証もありません。


【早いうちから決めつけ過ぎない事が大切】

ここで、誤解しないで欲しいのは、

出口戦略を「全く」考えなくてよいと言っているわけではありません。

ただ、早いうちから、

深く考えすぎたり、あまりに詳細なプランを決めても、

結局、将来どうなるかはわかりませんから、

そのプランが、実際に役に立つかどうかはわからない(=ので大雑把なものでよい)と私は思っています。


【私は大雑把に考えています】

私も一時は家電などの耐用年数を見て、

買い替えサイクル等を計算したり、

割と細かい所まで考えていましたが、

ざっくりと計算するくらいでやめるようになりました(笑)


【20年前に今の家計を想像できましたか?】


例えば、20年前にスマホやタブレット代や、アマゾンプライムやネットフリックスなどの、サブスクリプション代を将来(老後)の支出として計上できた人はいたのでしょうか?

他にも、リタイアに、急に北海道に住みたくなって、計画にない移住を決断したら、支出プランは大きく変わる事になるでしょう。

人生なんてそんなものです。

将来の変数が多すぎますから、無理矢理、仮定を組んで定量化しない方が良いとも思います。


【柔軟性を持つ事】

個人的には、

逆に「出口戦略はこうだ」と決めつけることによって、

変な安心感をもち、将来の変化に対する柔軟性を失ってしまう方が怖くも感じます。


私的には、資産を形成している段階では、出口戦略は大雑把な青写真を描くくらいでいいと思います。

ただ、例えば「定額、定率4%」や「使いたいときに取り崩す」など

とにかく「いろいろな引き出しを持っておく」のが良いと思います。

いろいろな戦略、選択肢、方法、制度等があることを学び、将来に対して、しなやかさを持っておくことが大切だと思います。


【今できる事をやるのが一番の出口戦略】

加えて、今できる事に集中することは、

将来においても役に立ちます。

愚直に貯金したり、拠出をして資産を増やす事で、

将来できること、人生の後半においての選択肢は広がります。

若い人にとっては、

今できる事をしっかりとやる事が、

立派な出口戦略といえるかもしれません。



【私の場合】

私自身は、投資可能期間やリスク許容度、自身の環境に応じて、無リスク資産の割合を増やす。

(自分の寿命に制約があるため、残りが期間が短くなったら市場リスクからのエクスポージャーを減らす)

そして、必要な時は必要な分売る。と考えており、

債券や他の資産等に関しては、その時になってみないとわかりません。

ただ、「こうなったら、こうしよう」と言う感じで、

今もある程度の考えはあるのですが、

しっかりと勉強しつつ、

その時に備え、臨機応変に対応しようと思っています。


【一時の安心感よりも、現実的な安全を】

おそらく読者の方の多くは「こうしましょう」と

具体的なステレオタイプの出口戦略、出口計画を勧めた方が、

その瞬間の納得感や安心感や満足感は得られると思います。


ですが、結局その納得感や安心感は、その時だけのもので、

後になって振り返ってみれば、環境の変化等により、将来の自分の人生には何の役に立たないプランに成り果てているかもしれません。


20歳の時に建てた計画どおりに、40歳まで何事もなく人生が進んだ人はそう多くはないでしょうし、

そこから、更に10年先、20年先まで役に立つ計画だった。なんて人はそう多くはないでしょう。

未来はどうなるかわかりません。

これは、投資家なら誰でもよく知っていることでもあります。


【まとめ】


人の数ほど人生はありますし、将来どうなるかわかりません。

ですから、私はあえて、一時の安心感よりも、ちょっと難しく抽象的だけど、より現実な計画を勧めたいと思います。

20年、30年先の未来の環境はわかりません。

自分自身の変化(人生観や生活環境や資産額など)もわかりません。

なので、あまりに早いうちから、「現実的とはいえない計画」や「不確実性の高い計画」を建て、それを頑なに守ろうとしたり、

あるいは「計画を建てること」それ事体に(脆い計画でも)「変な安心感」を持ってしまう。というのは、あまりいいこととは思いません。


若いうち、資産を形成しているうちは、

自分の手札を増やすことが大切で、

出口に差し掛かるころには、その持っているカードの中から、

その時の環境や自分の人生に合うカードを選択し、

柔軟に切れるようにしておくことが大切だと思います。

明日に続く。

いつもありがとうございます。

ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。

という方は是非応援クリックよろしくお願いします。