
【1972年1月~2021年12月の米国株式市場のチャート】

この期間、米国株式市場のリターンは
ドルベース、インフレ調整済みで、年率平均6.77%でした。
もし、1972年1月に1万ドル投資をしていれば、
昨年末時点で、26万4053ドル(インフレ調整済み)。
インフレを考慮せず年率10.93%で計算すると、178万5724ドルとなりました。
【各年ごとのリターン】

1年ごとのリターンを棒グラフにするとこんな感じになります。
単純にすごいですね。
ただ、よくみると、
マイナスの年や、あまりリターンが良くなかった年もあります。
先ほどの魅力的なリターンを得るためには、そういう時期にも耐えなくてはいけません。
【ドローダウンチャート】
同期間の米国株式市場株式市場のドローダウンチャートです。
下落だけを切り取ってみるとまた違った見方ができると思います。
こうしてみると、最高値から5%、10%程度の下落はよくあること
あって当たり前の、普通の出来事ということがわかります。
20~30%以上の下落も、たった50年の間に何度もありました。
米国株式市場市場も常に右肩上がりというわけではなく、
下落する時はしますし、長期的に停滞したこともあります。
下落だけを切り取ってみるとまた違った見方ができると思います。
こうしてみると、最高値から5%、10%程度の下落はよくあること
あって当たり前の、普通の出来事ということがわかります。
20~30%以上の下落も、たった50年の間に何度もありました。
米国株式市場市場も常に右肩上がりというわけではなく、
下落する時はしますし、長期的に停滞したこともあります。

【リスクとリターンの両面を考えよう】
どのくらい投資するか、
資産をリスクにさらすかを決めるときは、
右肩上がりのチャートだけではなく、
リスクや自分自身の投資環境やメンタルが、
どの程度下落に耐えられるかをよく考えることが大切だと思います。
【最後に】最後に、上記のものより期間は少し短いですが、
米国株式市場と年間最大下落率を示した表を紹介します。

JPモルガンアセットマネジメントより引用
多くの年で、
たとえ、年間リターンがプラスとなった年でも、
一時的に、年初来最大下落率がマイナスに振れていることがわかります。
直近でも、コロナショックがあった2020年などが記憶に新しいかもしれません。
各年の年初来の最大下落率と年間リターンを比較すると、
この期間中では、年間リターンが大きく上回りました。
この期間中では、年間リターンが大きく上回りました。
下がった時に焦って売却するより、
そのまま持ち続けた方がよかったということが分かります。
そのまま持ち続けた方がよかったということが分かります。
米国株式市場への長期で投資を考えている方は、
短期的な動きに一喜一憂しないことが大切です。
そのためには、下落はあって当然のものとして考え、
自身の許容できるリスクの範囲内で投資をすることだ大切です。
長期投資家がさまざまな短期的な動き気を散らすのは、
ダイエット中の人が三十分ごとに体重計に乗るのと同じくらい的外れなことです。
最初のチャートにあるように、
時間をかけ、長期間複利を効かせながらリスクプレミアムを集めることは、
投資家にとって、ものすごい威力を発揮します。
何よりも投資を止めないこと。続けることが重要だと考えます。
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