バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

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バンガードの投資情報


バンガード・ジャパンの「投資情報」が更新されたので紹介します。

今回の話題は、

退職後に資金を引き出す方法の一つとして、ウォール街のランダムウォーカー等でも紹介されている「4%ルール」についてです。

ただ、著者のロブ・バーガー氏は、

それ以上に「4%予算」という考え方が重要だと言います。

注)今回の著者は、プロの金融執筆者兼ブロガーのロブ・バーガー氏であり、必ずしもバンガードの見解ではないという点にご注意下さい。


バンガードの「投資情報」はこちらから

4%予算とは:退職後は資産の引き出し率より支出の柔軟性が重要です

ウィリアム・ベンゲン氏の「4%ルール」についての論文 

https://www.retailinvestor.org/pdf/Bengen1.pdf



ポイント

日本でも良く議論されている4%ルールですが、

そもそものベンゲル氏の論文は、いくつかの前提に基づいています。

〇4%ルールの前提

①株式への配分は50%~75%

②毎年のリバランス

③将来の市場リターンや手数料を考慮していない。

詳細は是非本文をご覧ください。


〇たくさんの点が議論されています

例えば、①の範囲を外れると資産を維持できる期間は大幅に短くなります。

しかし、高齢になってから、資産の50%~75%を株式に配分するメンタルを持つ方はそう多くはないと思われます。

また、ベンゲル氏の論文では、将来の予測リターンについて、

株式10.3%、債券5.2%、インフレ率を3%と仮定しています。

現在の環境を考えると結構苦しいですよね。

この点も4%に関する議論を引き起こす原因の一つとなっています。


ちなみに、ベンゲン氏の論文では、

3.5%の引き出し率だと、分析を試みたあらゆる市場において、資産は50年間持続しました。

ただ、4%の引き出し率ではまれにではありますが、35年しか持続しないケースもあったとのことです。


「4%予算」という考え方

今回、ロブ・バーガー氏の記事の中では、

「4%予算」という考え方が紹介されています。

一時的でも良いので資産の引き出し率を下げる(下落時などは特に)。

支出をコントロールすることで、引き出し率に柔軟性を持たせ、資金が底をつくリスクを減らそうという考え方です。

そのための方法として、

〇必要なものと欲しいものを分けて考える

〇退職前に負債を返済しておくこと

などの方法も紹介されています。

感想

将来の重要な要因の多くは予測できませんし、個人の手には負えないものです。

例えば、市場のリターン、インフレ率、退職後してから死ぬまでの期間などは、私達自身でコントロールすることはできません。

しかし、支出に関していえば、自分自身でかなりの部分をコントロールする事が可能です。

まずは、自身の目標に合わせた、慎重な支出計画を建てることが何よりも重要だと、私は思います。



個人的なリタイア後プランについて

とはいえ、

退職後の出口戦略は、複雑なプロセスです。

平均寿命が延びるにつれ、課題も増えてきます。


私自身の話をすれば、

まだ老後や退職まで時間がありますし、

税制や制度が数年でコロコロ変わるこのご時世ですから、

あえて、あまり綿密すぎる計画を建てず、

十分すぎるくらいに余裕のある、かなり大雑把なプランを描きながら、

必要な時に必要な分だけ、PFを取り崩すスタイルで、気長に死ぬまでやっていきたいと思います。


未来はどうなるかはわかりません。

ただ、自分のコントロールできる範囲の事は、

一つ、一つ、しっかりと整えていきたいと思っています。


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