【S&P500指数が弱気相場から回復するまでの期間】

@charliebilello
1929年以降、S&P500指数の弱気相場は、平均13ヶ月、中央値11ヶ月続きました。
S&P500指数が最安値から最高値を更新するまでにかかった期間は、平均38ヶ月、中央値13ヶ月となっています。
ただ、右から2番目の列の、最高値までの回復に掛かった期間を見ると、
個々の結果にはかなりのばらつきがあり、20~30%程度の下落でも、1~5カ月で最高値を回復する時もあれば、数年更新できない時もありました。
平均や中央値よりも、かなり早く回復することもあれば、かなり遅くなることもあります。数字のイメージの罠にひっかからないように注意しましょう。
【まとめと感想】
1929の世界恐慌、1973年、ITバブル、リーマンショックなど、50%を超える下落を経験した後は、流石に回復まで数年単位でかかっていますね。
最近でもリーマンショックの際には、S&P500が最高値を更新するまでには約4年程かかっています。
その後、すぐに回復すればよいのですが、しばらく株式市場が低迷し、なかなか最高値を更新できない、苦しい時期が続く可能性もあります。
S&P500は過去投資家に多くのリターンを提供してきた優れた指数、投資対象の一つだと思います。
ですが、万能ではありません。
また、個々の投資家の人生に都合よく合わせて動いてくれたりもしません。
ですが、万能ではありません。
また、個々の投資家の人生に都合よく合わせて動いてくれたりもしません。
あなたが最もお金が必要な時に暴落することもあるでしょうし、投資家に何年も忍耐を求めることもあるでしょう。
もし、そうなっても、日々の生活や支出計画に影響の出ないような、また底値で手放さなくていいような、無理のな範囲で投資を続ける事が大切だと思います。
S&P500のリターンは単年ではそこまで大したことはありません(すごい時もありますが)。
やはりコストとリスクを抑えつつ、複利を活かし長く投資を続けてこそ、その恩恵を最大限に受け取ることができると私は思います。
リターンを求めるあまり、リスク許容度を大きく超える範囲で投資をして、途中で安値売りして投資を止めてしまっては元も子もありません。
それよりも、長期間投資、無理なく投資を続けた方が、最終的に手にするリターンは大きくなる可能性が高くなるでしょう。
S&P500が弱気相場から回復するまでの期間にはかなりばらつきがあります。
それよりも、長期間投資、無理なく投資を続けた方が、最終的に手にするリターンは大きくなる可能性が高くなるでしょう。
S&P500が弱気相場から回復するまでの期間にはかなりばらつきがあります。
ですが、どのような期間になっても大丈夫なように、
またできるだけ長く投資を続けるため、
S&P500のことをよく知り、予め無理のない範囲で投資をすることが大切です。
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