S&P500のトータルリターン
今回は、S&P500の各年ごとのトータルリターンを紹介します。
S&P500やVTI(米国株式市場)などに投資をしている方や、
投資をお考えの方は、是非参考にしてみてくだい。
1825~2020年までのS&P500
※画像が見にくい方はクリックすると拡大できます。

https://advisor.visualcapitalist.com/historical-stock-market-returns/より
S&P500の過去の年毎のリターンはおよそベル曲線(凸)を描いています。
左端のマイナスリターンから見ていくと、
大恐慌後の1931年や2008年の金融危機の時の下落がまず目に入ります。
ITバブル(01・02年)や70年代中盤の景気後退(石油危機など)の影響も数字に表れています。
こうしてみると、
S&P500の年間のトータルリターンが
「0%~-20%」になる年は特別珍しいものではなく、ざらにあることがわかります。
S&P500に長期投資をする場合は、これをしっかりと理解することが大切です。
実際にマイナスリターンに終わった年も、動じることなくに投資を続けることが大切です。
次に右端。プラスリターン側をみてみましょう。
S&P500は一年で40~60%上昇した年もあります。
ただ、この高いリターンをだしたのは、一番新しい年でも1958年だという事は注意が必要です。
一方で、年間20~40%のリターンを記録した年は近年でも多く見受けられます。
S&P500のリターンの分布

これまで見てきたように、極端なリターンが発生する年もありますが、
S&P500のトータルリターンは、
約40%の割合で±10%の間に。
更に約33%の確率で10%~30%の間に収まってる事がわかります。
まとめ
シーゲル教授等の研究によると
過去、S&P500に長期的に投資を続けた場合
およそ6.7%のトータルリターン(ドルベース・配当込み・インフレ調整後)を得ることができた。
ということがわかっています。
もちろん将来を保証するものではありませんが、
投資家がこのリターンを手にするためには、
右往左往することなく長期間、規律を保ち投資を続ける必要があります。
今年は既にいろいろありましたが、
ここまで投資を続けてこられた方も、
今年から新しく投資を始めた方も、
長期的な視野を失うことなく、規律を保ち投資を続けていきましょう。
これからS&P500投資を始める方にも参考になれば幸いです。
※いつも本当にありがとうございます。
今回は、S&P500の各年ごとのトータルリターンを紹介します。
S&P500やVTI(米国株式市場)などに投資をしている方や、
投資をお考えの方は、是非参考にしてみてくだい。
1825~2020年までのS&P500
下の図は、S&P500の年間の配当込のトータルリターンを表したグラフです。
1825~1925年の値は、イェール大学等の研究者が上場している個別株を元にデータを収集したもの。
1926~1956年ののリターンは、S&P500の前身であるS&P90のものとなっています。
※画像が見にくい方はクリックすると拡大できます。

https://advisor.visualcapitalist.com/historical-stock-market-returns/より
S&P500の過去の年毎のリターンはおよそベル曲線(凸)を描いています。
左端のマイナスリターンから見ていくと、
大恐慌後の1931年や2008年の金融危機の時の下落がまず目に入ります。
ITバブル(01・02年)や70年代中盤の景気後退(石油危機など)の影響も数字に表れています。
こうしてみると、
S&P500の年間のトータルリターンが
「0%~-20%」になる年は特別珍しいものではなく、ざらにあることがわかります。
S&P500に長期投資をする場合は、これをしっかりと理解することが大切です。
実際にマイナスリターンに終わった年も、動じることなくに投資を続けることが大切です。
次に右端。プラスリターン側をみてみましょう。
S&P500は一年で40~60%上昇した年もあります。
ただ、この高いリターンをだしたのは、一番新しい年でも1958年だという事は注意が必要です。
一方で、年間20~40%のリターンを記録した年は近年でも多く見受けられます。
S&P500のリターンの分布

これまで見てきたように、極端なリターンが発生する年もありますが、
S&P500のトータルリターンは、
約40%の割合で±10%の間に。
更に約33%の確率で10%~30%の間に収まってる事がわかります。
まとめ
シーゲル教授等の研究によると
過去、S&P500に長期的に投資を続けた場合
およそ6.7%のトータルリターン(ドルベース・配当込み・インフレ調整後)を得ることができた。
ということがわかっています。
もちろん将来を保証するものではありませんが、
投資家がこのリターンを手にするためには、
右往左往することなく長期間、規律を保ち投資を続ける必要があります。
今年は既にいろいろありましたが、
ここまで投資を続けてこられた方も、
今年から新しく投資を始めた方も、
長期的な視野を失うことなく、規律を保ち投資を続けていきましょう。
これからS&P500投資を始める方にも参考になれば幸いです。
※いつも本当にありがとうございます。
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