バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。

S&P500のトータルリターン

今回は、S&P500の各年ごとのトータルリターンを紹介します。

S&P500やVTI(米国株式市場)などに投資をしている方や、

投資をお考えの方は、是非参考にしてみてくだい。


1825~2020年までのS&P500

下の図は、S&P500の年間の配当込のトータルリターンを表したグラフです。

1825~1925年の値は、イェール大学等の研究者が上場している個別株を元にデータを収集したもの。

1926~1956年ののリターンは、S&P500の前身であるS&P90のものとなっています。


※画像が見にくい方はクリックすると拡大できます。

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https://advisor.visualcapitalist.com/historical-stock-market-returns/より



S&P500の過去の年毎のリターンはおよそベル曲線(凸)を描いています。

左端のマイナスリターンから見ていくと、

大恐慌後の1931年や2008年の金融危機の時の下落がまず目に入ります。

ITバブル(01・02年)や70年代中盤の景気後退(石油危機など)の影響も数字に表れています。



こうしてみると、

S&P500の年間のトータルリターンが

「0%~-20%」になる年は特別珍しいものではなく、ざらにあることがわかります。

S&P500に長期投資をする場合は、これをしっかりと理解することが大切です。

実際にマイナスリターンに終わった年も、動じることなくに投資を続けることが大切です。


次に右端。プラスリターン側をみてみましょう。

S&P500は一年で40~60%上昇した年もあります。

ただ、この高いリターンをだしたのは、一番新しい年でも1958年だという事は注意が必要です。

一方で、年間20~40%のリターンを記録した年は近年でも多く見受けられます。


S&P500のリターンの分布
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これまで見てきたように、極端なリターンが発生する年もありますが、

S&P500のトータルリターンは、

約40%の割合で±10%の間に。

更に約33%の確率で10%~30%の間に収まってる事がわかります。



まとめ

シーゲル教授等の研究によると

過去、S&P500に長期的に投資を続けた場合

およそ6.7%のトータルリターン(ドルベース・配当込み・インフレ調整後)を得ることができた。

ということがわかっています。


もちろん将来を保証するものではありませんが、

投資家がこのリターンを手にするためには、

右往左往することなく長期間、規律を保ち投資を続ける必要があります。


今年は既にいろいろありましたが、

ここまで投資を続けてこられた方も、

今年から新しく投資を始めた方も、

長期的な視野を失うことなく、規律を保ち投資を続けていきましょう。

これからS&P500投資を始める方にも参考になれば幸いです。


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