S&P500インデックスファンドの歴史。
S&P500インデックスファンドが誕生してから約45年、
その間、米国株式市場には様々な出来事がありました。
1974~75年 「暴落」
70年代後半から80年代初めの大幅なインフレ
1979年 「株式の死」
1987年 「ブラックマンデー」
1990年代初頭「景気後退」
2000年~ 「ITバブル」
9.11 「同時多発テロ」
2008年~ 「サブプライム危機~金融危機」
2020年 「コロナショック」
トランプショック、米中問題、利上げ、ブリグジット・・・
もちろん、他にもたくさんの出来事があり、
下落や調整をあげればきりがありません。
米国株式市場は『長期的には』右肩上がり。
『過去』米国株式市場は『長期的には』右肩上がりで成長してきました。
一つの事実として、これは間違いありません。
しかし、スムーズに直線的に、上昇し続けたわけではありません。
ある日突然急激に上昇、または下落をする事もあります。
毎日、毎週、毎月、毎年、
どの単位でも、常に上下を繰り返しています。
過去、S&P500を振り返ると、前日と全く同じ株価だった時の方が珍しいわけです。
当たり前の事を受け入れる
つまり朝起きて、米国株式市場の株価が上がっている
もしくは、下がっているのはごく普通の当たり前の事なのです。
毎朝、米国株の株価や自身の資産額が変わるのは、
毎朝太陽が昇るくらい普通の事なので特に気にする必要はありません。
S&P500が上がっていることも、下がっていることも普通の事なのです。
この日々当たり前の出来事に、
一喜一憂したり、感情を左右されてしまい、貴重な人生を無駄にしてはいけません。
どうしても、気になる方はリスクを取り過ぎている可能性があります。
個人的には、伝統的な指数を用いてインデックス投資をするのであれば、
毎日株価を見る必要は特にないと思います。
ブログを書いていないのであれば、おそらく私もみないでしょう。
まとめ
とはいえ、リスクのない投資はありません。
S&P500も全世界株式も、不動産も
インデックスファンドや分散投資をしても、完全に下落を避けることはできません。
どんなに複雑な手法を用いても、完全に回避することはできません。
投資を始めたら、リスクは生活の一部になります。
まず、それを受け入れ、慣れることが大切だと思います。
残念ながら、市場や株価をコントロールすることや予想を当て続けることは誰にもできません。
ですが、どのくらいリスクを取るのかは、自分自身で選択することができます。
朝株価が気になってしまう方、
先行きが不安な方、
毎日何度も株価やニュースをチェックしてしまう方。
睡眠や日常生活に支障をきたしている方は、
自分の人生にとって、何が大切なのか。
そこまで、時間や労力などを費やして、見合うだけのリターンが得られるのか。
良く考えるのが良いと思います。
でも、今ではなく平時に考えるのが良いと思います。
そして、
無リスク資産とリスクに晒すお金の比率を見直すなど、
自分でコントロールできることに注力することが大切だと思います。
理想論やモデルケース、周りの意見や雰囲気などに惑わされてはいけません。
あなたのお金や人生について最も真剣に考えているのも、
責任を負っているのも、自分自身だという事を忘れないようにしましょう。
今日一日の行動、日々の行動が、未来の自分自身を形造ってきます。
私はこれからも、今まで通り、自分にとって適切な資産配分で運用を続けていきたいと思います。
いつも本当にありがとうございます。