バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。


00

【新NISAで悩んでいる方へ】


プレジデントオンラインに山崎元さんの『「投資先はこれ1本だけでいい」お金のプロが伝授する「新しいNISA」で資産を増やす2大原則。なるべく早くNISA口座に資産を移せと言う理由』という記事が再掲されていたので紹介します。

普通に良い記事なので、新NISAで悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

【2大原則】

この記事の中では、新しいNISAを有効に利用する上での第2大原則が紹介されています。

①「NISA口座は、できるだけ大きく使う」

②「成長投資枠でもつみたて枠と同じベストな商品に投資する」

としています。

①に関しては、月1万円くらいしか投資できないのですが? 毎月30万づつのドルコスト平均法が良い?といった疑問に対して山崎元氏がより詳しく解説しています。

②に関しては、ほったらかし投資術でもおなじみ、全世界株式インデックス投信への投資を薦めています。



もっと言うなら「全体で、全世界株のインデックス投信一本のみに投資すると決めておく」ことが新しいNISAをうまく利用するための2番目の原則です。

2つの原則を活用して、読者が効率的な資産形成を実現することを期待しています。


NISAは有利な制度ですが、あくまでも「器」に過ぎません。

器が何であれ、最も効率的だと思われる方法で投資をするのが合理的でしょう。


仮に複数の運用商品を組み合わせた場合に、全世界株式のインデックスファンド一本よりも良いリスク・リターンの特性の運用ができる可能性はありますが、その差は微差のはずですし、「良い組み合わせ」を確実にアドバイスする十分な能力が金融機関にはありません。


投資対象商品を一本に絞ると管理が簡単になることも、個人が資産運用を実践する上では大きなメリットです。いわゆる「リバランス」が不要ですし、部分的に換金したい場合にどの商品を売るかで迷うこともありません。



【NISAの歴史】

個人的にはこの行がとても好きでした。



少なからぬ金融機関が、NISA口座で集めた資金を、長期投資に向かない毎月分配型の投資信託(複利効果が損なわれるし、商品の手数料が高すぎる)に投資させたり、果ては投信の乗換勧誘に走るなど、NISAを手数料稼ぎの道具に使う営業が目に余るようになりました。

この件に対する金融庁の「怒り」(!)はすさまじく、積立投資と20年にわたる長期投資に加えて、金融庁自身が適格商品を選別し、利用者が「まともな運用」(長期・分散・低コストの3原則に合致する運用です)をせざるを得なくなる、つみたてNISAを2018年に投入することになりました。



2003年の1月に5年間の時限措置で、株式などの配当や売却益にかかる税率が本来の20%から10%に軽減される制度が導入され、延長が行われていました。

それを2013年12月に打ち切ることになったことや、個人の金融資産を他国と比べて突出している預金から株式投資へシフトさせ、さらなる経済成長を企図する意味合いもあり、

2014年の1月から、年間限度額を100万円として開始されたのがNISAの始まりです。


【まとめ】

こうして振り返ってみると、懐かしいですね。

そして、蓋を開けてみると、本来の長期投資や若い世代に投資を促すという意図からずれた結果がまっていました。

そして、いろいろあって新NSAが幕を開けます。これまでの金融庁等の努力に敬意を示すとともに、新NISAが増税の隠れ蓑にならないことを切に願います。

あとイデコの方の改正もお願いします(笑)

いつもありがとうございます。

もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村


米国株ランキング

ランキングサイトに参加しているので、

上の応援ボタン2つをクリック頂けると、

ものすごくありがたいです。毎日記事を書く励みになります。