【ブログ更新】
先日、暴落時のスポット買いのタイミングの目安みたいなものはありますか』
という質問を頂いたので、
以下の記事で、暴落時の私の考え方、戦略について書いてみました。
http://etfsp500.com/archives/28670514.html
基本的には航路を維持する=資産配分を維持し、規律ある投資を続けること。
具体的には、何もしない。
もしくは余裕のある方で、株価の下落により株式比率が下がった時はリバランスする(株を買い増す)という感じの事を書きました。
【Yes We Can】
私はリーマンショックは投資家としては経験していませんが、
チャイナショックやブリグジット、トランプショック、コロナショック等の下落時に関しては、一貫して航路を守り、8年以上VOOに投資を続けてきました。
言うは易く行うは難しといいます。
が、こんな普通の私でも続けることができたのですから、
きっと皆様にも「やりとげることができる」と信じています。
【プロの視点】
さて、以上の考えは米バンガードの教えを基に考えた私の意見です。
では、プロの意見はどうなのでしょう。
トウシルにて山崎元氏が株価の下落時の対応の仕方を動画にまとめていました。
15分程度のおもしろい動画なので是非見てみてください。
前半はコロナショックの振り返りとなっています。
そして、コロナを振り返った上で、以下のようにコメントしています。
資産価格は楽観的であれ、悲観的であれその時々で情報が反映されている。
自分の得られる情報がマーケット得ている情報よりも、非常に確信をもって優れているというに考えられるケースを除くと、
その時その時に形成されている資産価格で、
自分にとって適切なリスクを持つ以外やりようがない。
そして具体的な方法として、
①それが自身にとって適切なリスクの大きさであればそのままで構わない
②場合によっては、株価が下落しリスクの大きさが小さくなっているケースでキャッシュに余裕があれば、自分にとって適切な大きさのリスクまでリスクポディションを調節してもよいのではないか。
【危機の資産運用の3原則】
動画の前半は私自身の考えと非常に近い結論になりました。
後半(動画7分45秒くらい)からは山崎氏の「危機の資産運用の3原則」
①流動性の確保
②リスクの大きさの再確認
③適切な分散投資▷「絶対」より「分散」
について語られていました。
生活や事業でお金必要になった時、換金できるかなど。
平常時より流動性を重要視する必要があること。
(不動産(実物)や生命保険の相対的な順位が下がる)
言われて見れば当たり前ですが、
私の記事にはこの視点が抜けていたのでとても勉強になりました。
あと災害時等に備えて、ある程度現金を持っておいた方がいいというのは、
3.11を経験した東北民としてはすごく同意ができました。
電気等が回復し落ち着くまでの間、株の売買やATMが使えませんでした。
②、③は基本ですね。
流動性を確保したうえで、自身のリスクの範囲内でいろいろな投資対象に分散投資する。
これが危機下の運用でも大切だと思います。
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