テクノロジー業界の起業家で資産家のピーター・ティール氏が、
「ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~」の著者で、
ベンチャーキャピタリストのJDヴァンス氏を支援するスーパーPACに、
1000万ドル(約10億9000万円)寄付したとブルームバーグが報ました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/69b44657adc533a93070ff8e092e3f9546667c20
スーパーPACとは、個人や団体から無制限に献金を集めることができる政治団体のことです。
ヘッジファンド運用者ロバート・マーサー氏の家族も同団体に寄付をしましたが、こちらは金額を明らかにしていません。
36歳のJDヴァンス氏は、
イェール大学のロースクールを卒業後に、
ティール氏のベンチャーキャピタルのMithril Capitalに勤務した経歴を持ちます。
最近もティールの支援を受けて、自身の会社を立ち上げるなど、
ティール氏と長年良い関係を続けていました。
ピーター・ティール氏は、
シリコンバレーでは珍しく共和党支持を公言しており、
2016年の大統領選挙では、トランプ前大統領を支持していました。
私はピーター・ティール氏が大好きなのですが、
私の言葉を聞くよりも、
ここら辺の人物が、
彼をどう評価しているかを見ればそのすごさがわかるかと思います。
私の大好きな本の著者と
これまた私の好きなピーター・ティール氏のタックとか
個人的にはどうなるのか楽しみで仕方ありません。
ここまでの話はVOOなどへ長期投資をする投資家の方の
投資判断には特に関係のない話だと思います。
しかしながら、
米国の現実と言いますか、
米国の良い面ばかりではなく、
悪い面や課題、懸念などもしっかりと知っておくことが大切だと思います。
昨年、そして今回紹介した
ラストベルトの貧困する白人労働者の現実を著した回想録
「ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~」は
米国株投資家が目を背けてはいけない一冊だと思います。
米国株に夢をみている方にこそ是非おすすめです。
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いつもありがとうございます