【12月4日 米国株式市場】
ダウ 45,014 +0.69%
S&P500 6,086 +0.60%
ナスダック 19,736 +1.31%
S&P500は今年56回目の最高値更新。
ハイテク株が上昇を牽引。エヌビディアは3%以上上昇。
FRBのパウエル議長が米経済は良好だとの見方を示したことも追い風となりました。
ラッセル2000は+0.42%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.016%と小幅に上昇しました。
米10年債利回りは4.194%。‐0.028%と低下。
VIX指数は13.45。+1.13%と小幅に上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.63 +0.69%
NY原油 68.72 ‐1.74%
NY金 2,648 +0.20%
ドル円は一時151円台まで反発。ここ数日、日銀の利上げ観測から円高が進んでいましたが今日は一服。
ニューヨーク原油相場は反落。ISM非製造業指数が市場予想を下回る弱い内容だったため、米国のエネルギー需要への懸念が広がりました
ビットコインは98,728ドル。+2.88%と上昇。
【S&P500マップ】
ハイテク株が上昇。原油価格の下落を受けてエネルギーセクターが大きく下落しました。
【セクター】
【スタイルボックス】
11月ADP雇用統計
結果14.6万人 予想15.0万人 前回18.4万人
【FRB関連】
〇ベージュブック
FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動はほとんどの地区で若干拡大したという認識を示しました。物価上昇は控えめなペースにとどまったいう認識(ロイター)
パウエル議長は4日、米経済は9月に利下げを開始した当初よりも力強く推移しているため、FRBはさらなる利下げに慎重になる可能性があると述べました。
地政学リスクや低・中所得層への圧力なども指摘しつつも、全体としては米経済・労働市場は堅調で、インフレも落ち着きつつあり、現在の金融政策に満足していることを示唆しました。「パウエル米FRB議長の発言要旨」
また、パウエル議長は「ビットコインは投機資産として利用されており、米ドルではなく金と競合」と個人的見解を示しました。
これは「米ドルとの競合⇒規制等のリスク」を懸念していたビットコイン投資家にとっては安心材料となりました。
【まとめ】
S&P500は今年56回目の最高値更新。
インフレの鈍化、底堅い米経済と労働市場、利下げへの期待、トランプ氏の政策への期待、ハイテク株への期待などが原動力となり、ドルベースでS&P500は年初から25%ほど上昇し
ました。
一方で、株式市場のバリュエーションの高さや、高い政策金利が企業の利益や設備投資にどの程度影響を与えているか、懸念も根強くあります。
前回のコアPCEは2.6~2.8とFRBの目標水準の2%を上回っているものの、パウエル議長をはじめとするFRB関係者の多くは、現在の高い金利水準を受けてインフレは鈍化すると見込んでいます。
アクティブに投資をする方は別ですが、基本に忠実にインデックス投資を続ける方は、いつもどおり自身の許容できるリスクの範囲で投資を続けていきましょう。
過去の研究データを鑑みるに、その単純な「パッシブ運用」「バイ&ホールド」という戦略は「ベスト」とはいかないまでも、長期的に見れば大多数の戦略をコスト控除後のリターンで上回る可能性が高いと私は思います。
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S&P500は今年56回目の最高値更新。
ハイテク株が上昇を牽引。エヌビディアは3%以上上昇。
FRBのパウエル議長が米経済は良好だとの見方を示したことも追い風となりました。
ラッセル2000は+0.42%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.016%と小幅に上昇しました。
米10年債利回りは4.194%。‐0.028%と低下。
VIX指数は13.45。+1.13%と小幅に上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.63 +0.69%
NY原油 68.72 ‐1.74%
NY金 2,648 +0.20%
ドル円は一時151円台まで反発。ここ数日、日銀の利上げ観測から円高が進んでいましたが今日は一服。
ニューヨーク原油相場は反落。ISM非製造業指数が市場予想を下回る弱い内容だったため、米国のエネルギー需要への懸念が広がりました
ビットコインは98,728ドル。+2.88%と上昇。
パウエル議長はビットコインが決済手段や価値保蔵手段として実際には使用されていないことを強調し、ビットコインは米ドルの競合とはならず、むしろ金の代替品として捉えるべきだと述べたことが後押ししました。
【S&P500マップ】
ハイテク株が上昇。原油価格の下落を受けてエネルギーセクターが大きく下落しました。
【セクター】
【スタイルボックス】
【経済指標】
ISM非製造業景況指数
ISM非製造業景況指数
結果:52.1 予想:55.5 前回:56.0
11月ADP雇用統計
結果14.6万人 予想15.0万人 前回18.4万人
【FRB関連】
〇ベージュブック
FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)で、経済活動はほとんどの地区で若干拡大したという認識を示しました。物価上昇は控えめなペースにとどまったいう認識(ロイター)
〇パウエル議長の発言
パウエル議長は4日、米経済は9月に利下げを開始した当初よりも力強く推移しているため、FRBはさらなる利下げに慎重になる可能性があると述べました。
地政学リスクや低・中所得層への圧力なども指摘しつつも、全体としては米経済・労働市場は堅調で、インフレも落ち着きつつあり、現在の金融政策に満足していることを示唆しました。「パウエル米FRB議長の発言要旨」
また、パウエル議長は「ビットコインは投機資産として利用されており、米ドルではなく金と競合」と個人的見解を示しました。
これは「米ドルとの競合⇒規制等のリスク」を懸念していたビットコイン投資家にとっては安心材料となりました。
【まとめ】
S&P500は今年56回目の最高値更新。
インフレの鈍化、底堅い米経済と労働市場、利下げへの期待、トランプ氏の政策への期待、ハイテク株への期待などが原動力となり、ドルベースでS&P500は年初から25%ほど上昇し
ました。
一方で、株式市場のバリュエーションの高さや、高い政策金利が企業の利益や設備投資にどの程度影響を与えているか、懸念も根強くあります。
前回のコアPCEは2.6~2.8とFRBの目標水準の2%を上回っているものの、パウエル議長をはじめとするFRB関係者の多くは、現在の高い金利水準を受けてインフレは鈍化すると見込んでいます。
明日発表の11月の雇用統計では、10月のハリケーンや米航空機大手ボーイングのストライキの影響を受けた賃金の伸びが回復する予想されているものの、失業率は4.2%と前回の4.1%から上昇するとみられています。
為替も株式市場のバリュエーションも、なかなか投資しづらい雰囲気を醸し出していますが、ここ数か月で追加投資する普通の個人投資家の給料やボーナス程度の資金など、何十年という長期投資の時間軸のなかでの影響はごくわずか。アクティブに投資をする方は別ですが、基本に忠実にインデックス投資を続ける方は、いつもどおり自身の許容できるリスクの範囲で投資を続けていきましょう。
過去の研究データを鑑みるに、その単純な「パッシブ運用」「バイ&ホールド」という戦略は「ベスト」とはいかないまでも、長期的に見れば大多数の戦略をコスト控除後のリターンで上回る可能性が高いと私は思います。
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