【11月19日 米国株式市場】
ダウ 43,268 ‐0.28%
S&P500 5,916 +0.40%
ナスダック 18,987 +1.04%
S&P500とナスダックは続伸。ダウは小幅に下落し4日続落。
半導体大手エヌビディアの決算発表が待たれる中、ハイテク株が市場を牽引。
決算の良かったウォルマートも+3.0%と買われました。
ラッセル2000は+0.80%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は+0.03%とほぼ横ばいで終えました。
米10年債利回りは4.375%。‐0.039%と低下しました。
VIX指数は16.35。+4.94%と大きく上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 154.68 +0.01%
NY原油 69.63 +0.68%
NY金 2,633 +0.82%
ドル円はほぼ横ばい、原油と金は続伸。
ビットコインは92,117ドル。+1.79%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギーと金融を除く9セクターが上昇しました。
【スタイルボックス】
今日はグロース株が市場を牽引しました。
【個別株】
ウォルマートが決算を発表。米既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高とも予想を上回りました。25年度通期のガイダンスも公表し、1株利益、売上高とも見通しを上方修正と良い内容となりました。
業界2位のロウズも決算を発表し、こちらもまずまずの内容で、米国の消費の底堅さを示唆しました。
【地政学リスクの上昇】
ウクライナが米国から供与された長距離地対地ミサイルでロシア西部の兵器庫を攻撃。
ロシアのプーチン大統領が核兵器使用に関するドクトリンの改定を承認、核兵器使用の基準を緩和したことを受け、米国株式市場は下落して取引を開始しました。
その後、ロシアのラブロフ外相が核戦争の勃発を阻止するためにあらゆる手段を講じると述べると、下げ幅を縮小しました。
【まとめ】
地政学的な緊張から下落して始まった米国株式市場ですが、
エヌビディアや大型ハイテク株、決算の良かったウォルマート等の上昇が下落を打ち消し、S&P500はプラスで終えました。
今日は小売企業の好調な決算が米国の消費・経済の底堅さを示唆する形となりました。
今日までにS&P500企業の約93%が決算を終えましたが、そのうち約75%が予想を上回る1株利益を計上し、60%以上が予想を上回る売上高を計上しています。
悪くはない数字ですが、金利上昇の影響か、ここ数四半期と比べるとやや弱く感じます。
今後の利下げペースや政策金利がどこに落ち着くか、トランプ氏の政策、そして直近では今夜のエヌビディアの決算の行方などに市場の注目が集まっています。
今後どうなるかわかりませんが、長期インデックス投資家の皆様は、短期的な視点に囚われることなく、航路を守り投資を続けていきましょう。
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