バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。



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山崎元氏がインデックス投資ナイトのスピーチ原稿をNOTEにて公開していたので紹介します。

とても素晴らしい内容で、是非インデックス投資家の方は全文を読んでいた抱ければと思います。

https://note.com/hajime_yamazaki/n/n2dfd33f1d0ef

多くの方に読んでいただきたい文章だと感じたので、今回は記事にしました。


【合理性という旗を掲げる】

長文が苦手な方のために、読んでほしいポイントをいくつか抜粋しました。


インデックス投資家の皆様には、日本で最も合理的で洗練された投資家であるというプライドを持って、それらしく振る舞って欲しい。

この一文はTwitterなどでも話題になり知っている方が多いと思います。

既にインデックス投資をされている方は、未来がどうなるかはわからないが、少なくとも、自身の投資法が「合理的」であることを頼りに投資を続けていきましょう。

次の一説はこれから投資を始める方や初心者の方に頭に叩き込んでおいてほしい一説です。



インデックス投資は初心者向け、入門者向けなので、

ここから始めてやがてアクティブファンドにチャレンジしましょう」とか「インデックス運用がいいというのは投資理論の特殊な場合だとか」、「インデックスファンドは右上がりの相場でないとダメだとか」、

果ては「インデックス運用が増えると株式市場の価格発見機能機能が阻害されるとか」いろいろな決めつけや難癖を付けてきます。

そうしながら、アクティブファンドやESG投資のような下らない運用で手数料を巻き上げようとするのが、彼らの手口です。

先ずは、さきほどのような阿呆な言い草に負けないで欲しい。


そして抑えてほしいのは、

『平均をだまってコストを抑えながら持ち続けることの優位性』です。

この戦略は思いのほか強力です。

ここはNOTEで山崎元氏が力を入れて書いているのでぜひ原文をよく読んでいただきたいと思います。


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「平均」というと言葉のイメージで普通、偏差値でいえば50くらいと考えるかもしれませんが、

例えば、S&P500指数を過去15年で上回ることができた米大型株ファンドはたった6.6%すぎません。

上位6.68%で偏差値65ですから、そのくらいの大学に、今日投資を始めた方がほとんど努力や人生を投じることもなく、いきなり合格できるうえ、93.4%のプロを上回るメリットを享受ことができる。

東進参照 偏差値65の大学(投信だけに)一ツ橋(商)、東京外語大(複数)、筑波大(人文、人間)など

こんな時間、労力、脳のリソース、手間に対して、大きなリスクリターンの効率的な期待できる投資を私は知りません。



逆に山崎元氏が流していたけど割と誤解している方の多い問題として



いちいち詳細は申し上げませんが、アクティブ運用の問題も、ドルコスト平均法についても、リバランスについても、投資期間とリスクの関係や、経済成長率と株式のリターンの関係についても、論理で結論が出る問題です。たまたま取りだしたたかだか数十年のデータで確認できるようなものではありません。
というくだりがあります。

どれも当ブログでは扱ってきたテーマで、理屈や理論、合理的にはある程度の正解がわかっています。


〇アクティブ運用の問題⇒いろいろ思い浮かぶけどどのことだろう?(笑)

〇ドルコスト平均法について⇒意味のない気休め程度の方法。一括投資の方が合理的

〇リバランスについて⇒個人投資家には必要ない。比率で考えるのではなく金額額で考える。(以前山崎元先生本人に指摘されて勉強しました)もしくはノーセルリバランスとか?

〇投資期間とリスクの関係⇒投資期間が長くなればなるほどリスクは拡大する。

〇経済成長率と株式のリターンの関係⇒関係ない


と、理屈で結論が出る問題です。

私のブログでもその根拠とともに、それぞれ詳しく過去記事に書いています。


〇たたかだか数十年のデータで確認できるようなものではありません。

対風〇戦ではこの理屈によくお世話になりました。風〇さんはこのことが最後まで理解できてないようでしたが、Twitterのブロックがなくなるということでまた仲良くやっていきたいと思います。


ちなみに、これらの記事を書くと「合理性」や「数字の話」とは切り離して、一般論やイメージ、感情論を持ち出す方もいます。

「精神面も含めた合理性」ならわかりますが、マーケティングに結びつけようと無理筋な理屈をこねる方もいました(笑)

後者は論外ですが(笑)、精神的な要素を考慮するにしても「理論、理屈の話を一旦正しく学び、受け入れたうえで、自身の投資に落とし込むのが良いのと思います。



【まとめ】

最後に。



インデックス投資家は合理的でスマートなのだから、それなりの余裕と寛大さを他人に示しましょう
という話です。

インデックス投資家について残念に思うことがあるのは、「あいつらは、信託報酬のミクロの差にこだわる、細かいツマラナイ奴らだ」というような世評があることです。

これが、たまに当たっている場合があるので、大変悔しい。

ケースにもよりますが、何十億円も運用しているのでなければたいした問題にならないような差にこだわるのは格好が良くない。


↑めっちゃわかります。以前の1億程度のはした金云々の話もそうでしたが、確かに的を得ているなと思いました。

最近大きな目標はありませんでしたが、先のはした金発言の時に書いた通り、なら10倍、20倍資産を増やして、ある程度問題として考えなきゃいけないレベルになるぞ、と個人的に火が付きました(笑)。




投資家としての合理性・効率性には自信があるはずなのですから、投資について意見が違う人とも、「人としては」仲良くしたらいい


意見の違いは一切妥協する必要はないのですが、意見が違っても仲良く出来るということは十分ある。余裕をもって人と接しましょう、と言うことです

↑ここもめっちゃわかります。

個別株投資家であれ、アクティブ投資家やトレーダーであれ、不動産投資家であれ、私は投資手法や対象が違っても仲のいい友人はたくさんいます。

特に相手自身を否定する必要を全く感じないのです。

他人を食い物にして自身の利益に変えようと「変な」「間違った」「極端な」情報を流す、投資情報発信者の方だけは、あまり好きになれませんが(笑)

私は不器用なので、これからもそういうスタンスでやっていきたいと思います。

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