【面白い記事】
マネーインサイダーに「マグニフィセント・セブン」を保有せずS&P500に圧勝したファンドマネージャーが明かす、4つの指針と7つの推奨銘柄という面白い記事があったので紹介します。
https://www.businessinsider.jp/post-282637
ちなみに英語でBill Smead氏で検索すると、お金を払わずにすべて内容を知ることができます。
こういう一時ソースを探して読む癖が米国株投資なり、個別株投資では大切だと思います。
【すごいファンドは少ないけどあります】
内容は、ビル・スミード(Bill Smead)氏の話で、彼のファンドはコロナショック以降の2020年3月以降141%上昇しており、S&P500の114%を上回っていること。
過去15年間においても494%上昇しており、97%のファンドを上回る成績とのこと。
そして、彼のファンドはマグニフィセント・セブンに投資せず、このリターンを残していることが書かれています。
【このグラフがもたらした間違った解釈】
以前、S&P5とS&P495のグラフが流行ったときに何度か、「いやS&P495の中にもS&P500やGAFAMをアウトパフォーマンスする銘柄が複数ある」など(やTOPIXとS&P495が本当に同レベルならTOPIXの方が(当時)ずいぶん割安で上昇余地があるのではないかなど)
SP5を強調したいあまり、地味に間違った解釈やイメージを初心者に与えるグラフなのではないかと記事に書きましたが、
SP5を強調したいあまり、地味に間違った解釈やイメージを初心者に与えるグラフなのではないかと記事に書きましたが、
ビル・スミード(Bill Smead)氏は、まさにそのS&P495や中小型株の中からS&P500をアウトパフォーマンスする銘柄を見つけ出し、投資をしていたわけです。
【内容】
ここからが英語では普通に無料では読めるとはいえ、日本語サイトでは有料記事になるので中身を書くのがたばかられますが、
一部簡単に説明をすると
①市場に勝つ4つの方法。
一言で言うと、長期投資に適する銘柄を選択して長期保有する、市場コンセンサスに反する勇気を持つ。投資を開始する際のバリュエーションが特に大切。
②株式を選択するための8つのリスト(必須5、できれば+3つも)
競争優位性、収益性、FCFなど8つ
どちらもバリュー投資家にとっては基本的な、そして大好きな内容だと思います。
一方で、上昇相場や新NISAで盛り上がってる中投資を始めて、モメンタムや流行、過去のチャートに乗っかってさっさと大きなリターンを残したい派の人にはイマイチな内容かもしれません。
そして、これら8つの条件を満たす銘柄7つとして
バフェットの投資している、オキシデンタル(OXY)他、
石油会社他1社,住宅建設業者2社、製薬1社、バイオ1社、銀行1社(これもバークシャーが保有)をあげています。
気になる方は是非自分で調べてみることをお勧めします。
https://smeadcap.com/advice/
個別株投資家なら当たり前ですし、調べ方もこの記事の最初とそこにかなりヒントを書いたので、有料NOTEやラインに誘導する人よりは、まあ優しい方だと思います(笑)
元々私はこの程度の情報でお金を取る気もないですが、ここでマルっと全部書いて、ビジネスインサイダーさんと揉めるリスクを取る気もないので、
魚の取り方を教える的な感じでまあなんとか許してください(笑)。
あとこの7銘柄が当たるかどうかはわかりませんが、ビルシード氏の手紙はおもしろかったです。
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