バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。

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【良記事紹介】


本日トウシるにて、山崎元さんの著した

「個人投資家が実行しやすいインデックス投資を考える」という記事が公開されていました。

→ https://media.rakuten-sec.net/articles/-/33401


これすごく面白い記事なので是非読んでみて下さい。


【資産配分の話】

まず、最初のポイントとしては、

山崎元氏が過去に紹介したことのある、

以下の5つの資産配分を振り返りつつ

(A)「国内株(TOPIX)50%+外国株(先進国or全世界)50%」
(B)「国内株40%+外国株60%」
(C)「国内株60%、外国株40%」
(D)「国内株50%+先進国株式40%+新興国株式10%」
(E)「全世界株式(含む日本)100%



( A)〜(E)のどれがいいのかは判然としない。

はっきり言って微差だ

と解説している点です。


山崎元氏個人が個人的に最も好みなのは、

現在低評価されている日本株のポテンシャルに期待しての逆張りという観点もあり

「国内株40%、外国株60%」とのことでしたが、やはり、大きな差があるようには思えないし、どちらがいいかを決めることは極めて難しい。と述べています。


そして今回は最終的に以下のように結論づけています。



個人投資家へのお勧めとして、一番いいかも知れないと思うのは、

(E)「全世界株式100%」だ


【全世界株式インデックスファンド】

私もこの意見(E)に大賛成です。

私は「全世界株式に時価総額で投資」+「無リスク資産(現金)」という形が投資の一つの基本形だと思っています。

もちろん、期待リスク・リターンや相関等を計算して、

適切な資産配分を目指すというやり方もまた一つの答えだと思います。

山崎先生の言う通り、適切に行えば差はほとんどないと思いますし、どちらがいいか甲乙つけがたいと思います。

ただ、しいて言えば、個人的には「全世界株式100%」の方が好みです。

リバランスや資産配分を調整したり、複数のファンドを持つ必要がありませんので、

よりシンプルで簡単といいますか、誰にでも真似しやすいし、続けやすいと思います。

また、例えばその時の市場の調子や自身の予測に引きずられ、本来買うべきではない方の資産を買ってしまう。

といった感情による間違いが入り込む隙が少なくなるとも思います。


【その他のポイント】

〇トピックスと日経平均のリスク(%)の違い 

→日経平均の方が「振れ率」は大きい

〇S&P500(米国株)単独じゃダメ

→山崎氏ここ最近はよく話している印象があります(笑)

ここら辺は前にも話したことがあるので割愛しますが、

是非本編の方を読んでみて下さい。

https://media.rakuten-sec.net/articles/-/33401


「高すぎる相関係数」とどう付き合うか。

個人的に全世界株式と同様に面白いと感じたのが、

この『「高すぎる相関係数」とどう付き合うか』という項です。

全世界株式の行が万人向けなら、ここは少しマニアックな投資家向けかもしれません。


「全世界株(日本除)」、「先進国株」、「S&P500」は、何れの2つを取っても相関係数が0.97以上であり、非常に相関関係が強い。

「TOPIX」と「日経平均」の相関が0.95なのだから、前3者どうしの相関関係がいかに高いかが分かる

日経平均が些か特異であることもついでに分かる)。

その他、個人的におもしろいなと感じた点(自分用メモ)

〇外国株式として「全世界株(日本除)」と「先進国株」には殆ど差がない

〇確定拠出年金などで、希望の商品(インデックス)がなくても、低コストであれば「先進国株」、「全世界株」何れでも殆ど差はないと考えていい。

〇リスクの絶対値ベースでは新興国のリスクが、先進国よりも大きいとはいえ、随分小さくなってきたことが印象的。

〇相関係数の表を見ると、相対的には「新興国株式」が他の国内株式や外国株式の指数との相関関係が比較的小さいことに気づく

個人的には、ここの新興国の扱いについてとても面白いと思いました。



【まとめ】

まあ、小難しい話はおいておいて、

結論をシンプルにまとめると、

全世界の株式に時価総額加重で低コストで投資ができるファンド

(VTやイーマクシススリムなど)

私も初心者の方からベテランの方まで、あらゆる投資家の方にお勧めです!。

いつもありがとうございます。

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