【11月13日 米国株式市場】
ダウ 43,958 +0.11%
S&P500 5,985 +0.02%
ナスダック 19,230 ‐0.26%
ダウとS&P500は小幅に反発。Nasdaqは小幅に下落。
米消費者物価指数(CPI)が予想通りの結果となり、FRBが12月に利下げを行うとの見方を支えました。
ラッセル2000は‐0.94%と小型株は下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.51%と下落しました。
米10年債利回りは4.455%。+0.022と上昇。
VIX指数は14.02%。‐4.69%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 155.59 +0.63%
NY原油 68.01 ‐0.16%
NY金 2,573 ‐0.92%
CPIを受けてドルが上昇。円は7月以来の対ドル155円台に再び下げました。
金は4日続落しました。
ビットコインは89,387ドル。+1.53%と上昇しました。
ビットコインは一時9万ドルを突破。トランプ氏の大統領選勝利以降30%余り上昇しています。一方で、コインチェックは‐10%と仮想通貨関連株には利確売りが見られました。
【S&P500マップ】
【セクター】
【スタイルボックス】
10月米国 消費者物価指数
『コア』
(前月比)0.3% 予想 0.3%・前回 0.3%
(前月比)0.2% 予想 0.2%・前回 0.2%
(前年比)2.6% 予想 2.6%・前回 2.4%
『コア』
(前月比)0.3% 予想 0.3%・前回 0.3%
(前年比)3.3% 予想 3.3%・前回 3.3%
10月のCPIは前年比2.6%上昇、前月比では4カ月連続で0.2%上昇と、いずれも市場予想と一致。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIも前月比0.3%上昇と予想と一致し、インフレの落ち着きを示唆しました。
ほぼ予想通りの結果となり、米国株式市場は発表後ポディティブな反応を見せました。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIも前月比0.3%上昇と予想と一致し、インフレの落ち着きを示唆しました。
ほぼ予想通りの結果となり、米国株式市場は発表後ポディティブな反応を見せました。
フェドウオッチによると、CPI発表後市場が織り込む12月の0.25%利下げの確率は82%と、11日の58.7%から上昇。
日物金利スワップ市場でも、12月利下げの確率が前日の約50%から70%程度まで上昇しました。
日物金利スワップ市場でも、12月利下げの確率が前日の約50%から70%程度まで上昇しました。
ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、インフレが下降トレンドにあると確信しており、発表されたCPIデータがそれを裏付けていると発言。
一方で、ダラス地区連銀のローガン総裁は、インフレを不用意に再燃させないよう、FRBは追加利下げを「慎重に」進めるべきという見解を示した。
セントルイス地区連銀のムサレム総裁はFRBがインフレ抑制の「最後の1マイル」に差し掛かっているとしつつ、オープンな姿勢で臨むことを示唆しました。
【まとめ】
CPIがインフレの落ち着きを示したことで12月のFOMCでの利下げ期待が高まりました。
大統領選後の上昇も一服感が出る中、ビットコインは引き続き上昇し、史上最高値を更新。ただ9.3万ドルを超えたところで売りに転じ最終的には88,852ドルで終えました。
大統領選後のビットコインの上昇とは逆に金は4日続落。
ここ数年インフレヘッジ、リスクヘッジ資産として買われてきた金でしたが、インフレの落ち着きや利下げ、株価の上昇という環境の変化が逆風となっています。
今日はCPIを無事に突破しましたが、明日は生産者物価指数(PPI)、金曜日には小売売上高の発表が予定されています。
大統領選、トランプラリーが落ち着いたと思えば、経済指標からの12月のFOMC、そして決算シーズンと年末に向けてイベントが目白押しとなっています。
その結果時代では更に上昇する可能性もありますし、先走り過ぎた期待が一旦落ち着くかもしれません。
どうなるかはわかりませんが、長期投資家の方は、目先のイベントと結果に振り回されぬよう気をつけつつ、いつも通り投資を続けていきましょう。
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