この記事は2021年、コロナ後の緩和政策の反動でミーム株など市場の一部でプチバブルが起きており、またGAFAMのS&P500内の比率が高くなり、
S&P500が最高値を更新する中、それらを不安視して、S&P500に投資をしない方がよいのではという意見が多く寄せられたことを受けて書いた記事です。
S&P500が最高値を更新する中、それらを不安視して、S&P500に投資をしない方がよいのではという意見が多く寄せられたことを受けて書いた記事です。
この記事が各紙に掲載されてから、今日の約3年でイーマクシススリムS&P500は+83%上昇しました。
もちろん、これより良いリターンを残した投資対象は他にもありますが、リスクや手間、時間や労力を含めたコスト控除後の実際の手残りも合わせて考えると悪くない数字だと思います。
少なくとも最高値を連続更新したからといってS&P500への投資をやめるべきではないということがわかります。
一方で、今思うこともありますが、それはまた別の機会に。さて本編を。
【インタビュー記事が掲載されました】
プレジデント・オンラインとプレジデントウーマン、
そしてヤフーニュースに、インタビューを受けた記事が掲載されました。
「バフェットも絶賛」最高値更新が続く"S&P500"を今後も買い続けて大丈夫か
もしよかったら、読んでみて頂けると嬉しいです。
前回の
「ほったらかしでお金を増やすにはこの2本」絶好調の米国株が気になる人向け"最強銘柄"
という記事より一歩踏み込んだ記事となります。
今回も記事の本編で紹介出来なかった資料や意見などを補足していけたらなと思っています。
【結論】
まず、S&P500が最高値を更新する中、投資をしても大丈夫か?
という問いに関して補足します。
まあ、何を持って「大丈夫」とするか日本語の問題はさておき(笑)
過去のS&P500が隔年ごとに最高値を更新した回数をみていきましょう。
Charlie Bilello@charliebilelloS&P 500 closes at an all-time high for the 54th time this year. $SPX https://t.co/KAfBSDHahC
2021/09/03 05:04:57
例えば、2013年や2014年、S&P500は最高値を45回と53回更新しました。
この2年で100回近く更新したわけです。
では、ここで「大丈夫か?」と思い投資をやめてしまったらその後どうなったでしょう?
その翌年の2015年から現在までにS&P500は2倍以上成長しました。
1960年代や、1980年代から90年代も同様です。
S&P500が最高値を更新したからといって、
変に意識して投資を辞めたりする必要はありません。
また、S&P500に投資をするのに遅すぎるという事はありません。
余程のバブルの真っただ中というのであれば、考える余地もありますが、
個人的には今の金利等を考えれば、割高であるものの十分に許容できる範囲だと考えています。
ただ一方で、先程の表からもわかるとおり、S&P500といえどなかなか最高値を更新できず、苦しんだ時期が過去何度かありました。
長い時間使う予定のない余裕のあるお金で、投資をすることが大切だと思います。
結論としては、S&P500に長期投資をしていれば、
最高値を更新する場面に出くわすことはごく当たり前の事です。
そして、何年も停滞する事も当たり前の事です。
①自身のとれるリスクの範囲内で
②長期間S&P500に投資を続けている方は、
「最高値更新」というワードに関して特に気にせず投資を続けていきましょう。
その方が長期的にはきっと良い結果に結びつくと思います。
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