バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。


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【バンガードのCEOの見解】

YOUTUBREにて、

バンガードCEOのティムバックリー氏の

講演ビデオが公開されていたので紹介します。





【動画の内容】


動画の内容はこんな感じで構成されています。

①市場の現状について
②60/40の伝統的なPFについて
③投資家へのアドバイス


【①市場の現状について】

私も多くの投資家がインフレを懸念していることは承知しています。

先進国の多くの地域で、

インフレは過去40年間見られなかった水準にまで上昇しました。


米国では、FRBが金利を引き上げ、流動性を減らし、借入コストを引き上げるなど、

景気を減速させることで、インフレを打破しようとしています。

もちろん、金融政策は鈍器であり、米国経済が不況に陥る可能性は低くはありません


金利の上昇により、過去数週間、債券と株式市場は劇的な値押しを経験しました。

景気後退の不況の可能性が高まったことで、株式は更に下押しされました。

皆様のポートフォリオでもお分かりのように、

金利が急激に上昇すると、

株式と債券の価格は同時に下がる傾向
があります。


【②株式と債券の分散投資について】

今、ニュースでは、株式と債券を60:40で配分する

「伝統的な分散投資のPFは死んだ」という主張が多く聞かれます。

しかし、そうではありません。

これは、1920年代後半からテスト(試されて)されてきた方法です。

その間、高インフレ、低インフレ、強気市場、弱気市場を経験してきました。

様々な形や大きさの、市場やビジネスのサイクルもです。


【③投資家へのアドバイス】

以下は、私たちが知っていることです。

1)株式と分散投資

第一に、たとえ高インフレの世界であっても、

分散された株式ポートフォリオは、長期的に投資家の購買力を高める可能性が最も高い方法です。

株式は何度も何度も、強力な分散効果を発揮することが証明されています。
 
“Time and time again, equities have proven a strong diversifier. ”

2)コモディティ、REIT、TIPSなど

第二に、一部の投資家はコモディティ、REIT、TIPS(インフレ連動債)に傾倒しています。

これらのヘッジは、予想外のインフレの急上昇に対応することができます。

しかし、投資家はもっと前もって(事前に)それらを保有する必要があります。

意訳 投資するなら「後からではなく」インフレ率や各資産価格が上昇する前から保有しないとだめです。

また、長期的には、コモディティなどの一部のヘッジは、

ポートフォリオのボラティリティを耐えがたいレベルまで引き上げる可能性があります。

3)債券について

第三に、不況に突入した場合、

あなたは債券をポートフォリオに組み込んでおいてよかったと思うでしょう。

金利の上昇は債券投資家にとって悪いことだけではありません。

ということを覚えておいてください。

更に高い利回りの債券に、再投資することができるからです。



【航路を守る】

市場が下落した時に、

「何かをしてしまう」という罠を避けることが大切です。

(株などを売却し)損失を確定することは、

通常、その後の利益(反発など)を逃すことを意味します。

目標に集中し、規律あるアプローチを維持し、

分散されたポートフォリオの長期的なメリットを享受してください。

【感想】

とても素晴らしいメッセージでしたね。

私も今回の下落や将来の不況に対しては、何か特別なことをするわけでもなく、

いつも通り投資を続けていきたいと思います。


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