【11月1日 米国株式市場】
ダウ 42,052 +0.69%
S&P500 5,728 +0.41%
ナスダック 18,239 +0.80%
米主要株価指数は3営業日ぶりに反発。
好調な決算を発表したアマゾンが+6.2%と上昇し株価指数を牽引。
10月の雇用統計は予想を下回り、来週のFOMCで利下げが実施されるとの見方が強まりました。
週間では、S&P500は‐1.38%、Nasdaqは‐1.51%、ダウは‐0.16%と3指数ともマイナスで終えました。
ラッセル2000は+0.61%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.11%と上昇しました。
米10年債利回りは4.353%。+0.069と上昇しました。
VIX指数は21.88。‐5.53%と低下しました。
雇用統計の発表後に買われる場面もありましたが、時間と共に売りに転じました。来週に、入札、米大統領選、FOMCを控えリスクを減らす動きが見られました。
【為替・コモディティー】
ドル円 153.01 +0.64%
NY原油 69.37 +0.16%
NY金 2,734 -0.34%
円は対ドルで下落。米雇用統計の発表直後にはドル売りが進み、円は一時1ドル=151円79銭に上昇。その後はドルが買い戻され153円付近で終えました。
原油相場は小幅ながら3日続伸。イランが数日中にイスラエルを攻撃する準備を進めている可能性があるとの報道に反応した形。金スポット相場は続落。
ビットコインは69,302ドル。‐1.44%と下落しました。
【S&P500マップ】
〇週間
〇11/1
【セクター】
週間では通信と一般消費財を除く9セクターが下落しました。
【スタイルボックス】
【個別株】
好調な決算を発表した、アマゾンやインテル、シェブロンが上昇。エクソンモービルとシェブロンはいずれも純利益と生産量、売上高がアナリスト予想を上回りました。
アップルは下落。1株利益、売上高とも予想を上回りましたが、中国が不調だったほか、今後について慎重なガイダンスを発表。株は売られました。
長引くストライキの終結が近いとの見通しからボーイングも値上がり。
【10月の雇用統計】
・失業率 4.1%(予想 4.1%・前回 4.1%)
・非農業部門雇用者数 +1.2万人(予想 +10.0万人・前回 +22.3万人)
・平均時給(前月比) 0.4%(予想 0.3%・前回 0.4%)
・平均時給(前年比) 4.0%(予想 4.0%・前回 4.0%)
10月の雇用統計では雇用者数の伸びが予想を大幅に下回ったことを受け、11月のFOMCでの0.25%の利下げが金融市場でほぼ完全に織り込まれまる形となりました。
米国債や為替は発表直後大きく反応しましたが時間と共に戻しました。
10月の米雇用者数は2020年以来の低い伸びとりました。大型ハリケーンや大規模なストライキが統計に影響したとの見方も
一方で失業率は前月から変わらず。失業率は4.1%、平均時給の伸びも前年比4.0%と労働市場の底堅さも示唆する内容となりました。
10月米国 ISM製造業景況指数 46.5(予想 47.6・前回 47.2)と製造業は相変わらず弱い数字に。
FRBの行動に対する期待に密接に連動している、米2年物国債利回りは、、当初は雇用統計後に低下したが、木曜日深夜の4.18%から4.20%まで上昇。将来の経済成長率なども考慮した10年債利回りも同様に、急落後に上昇しました。
【まとめ】
米主要株価指数は3指数とも下落、ノイズの大きい経済指標や米大統領選などの不確実性よりも、米企業業績の決算が意識された週となりました。
今週はマグニフィセント7のうち5社が決算を発表していたが、全体的にまちまちの内容。
来週は米大統領選の投票日を迎え、6~7日はFOMC会合も開催、そして私の誕生日とイベントが多い週となりますが、特に長期投資家の方は、目先の結果や短期的な視野に囚われて右往左往しないように気を付けましょう。
ウォール街では、雇用市場の減速が予想されるものの、FRBによる金利引き下げもあり、景気後退は回避されるだろうという見方が多数派の用です。実際、米国経済は今のところ昨年や今年前半に懸念されていたよりも良い状態を保っている。
今後どうなるかわかりませんが、私はいつも通りの投資を続けていきたいと思います。また、あと半年くらい、この朝のニュースブログを続けていこうと思います。
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