【良記事】
マネーポストWEBにとても良い記事が載っていたので紹介します。
【経済評論家・山崎元さんが遺した名著に学ぶ】年齢も資産額も関係ない“1つの投資信託を買って持ち続けるだけ”の「ほったらかし投資術」
前編 https://www.moneypost.jp/1127179
後編 https://www.moneypost.jp/1127180
現在どちらも無料で読めますので、是非ご覧ください。
水瀬ケンイチさんものブログにも先日書かれていましたが
「全面改訂第3版 ほったらかし投資術」をベースにした取材記事となっています。
正直、週刊誌のマネー記事にはあまりよくない印象がありましたが、
とても良い内容の記事で驚きました。
投資初心者の方やこれから投資を始めようという方には是非お勧めしたい記事となります。
【投資の基本】
○運用資金をリスク資産と無リスク資産に分ける
(と言葉にすると単純ですが、株式投資のリスクは、投資タイミング(ドルコスト平均法)などではなくここの資産配分で調整するのが良いとちゃんと理解している人は未だに少ない印象)
○リスク資産は「オルカン」で、無リスク資産は「現金」や「個人向け国債(変動10年)」にする。
(個人向け国債変動10年はリスクは預貯金より低いのにリターンは高いというおもしろい商品)
○リスクはどの程度取るのが妥当か
○「年齢」「収入」「資産額」「投資経験」などは関係なく、「誰もが同じ方法でいい」
(理論的には年齢等がどうであれ、最も合理的かつ効率的なアプローチで株式市場に資産を投じるのが妥当であり、個々の要因は資産配分、投資額で調整するのが基本、教科書的だと思います)
()は私のツッコミと感想
【まとめ】
将来のリターンはわからない。しかし、リスクとコストは良く分散された低コストのインデックスファンドを用いれば投資家自身である程度のところまで抑えることはできる。
そして、過去15年でS&P500をアウトパフォーマンスした米大型株ファンドが12%、アンダーパフォーマンスしたファンドが約88%だったように、プロですらパッシブ運用のインデックスファンドを上回るのは難しい。
更に人生の限られた、時間、体力、脳のリソースを株式市場に投じても、長期的なコスト控除後のリターンが劇的に改善するとは限らない。
むしろ多くのファンドがそうであるようにリターンを押し下げる可能性がある。
であるから、ごく一部(12%の方に入る)天才的な人または運が良かっただけの人は除いた、普通の大多数の一般的な個人投資家は、
株式市場で頑張るよりも、株式市場にいるメリット、株式市場から得られるリスクプレミアムを最もリスクとコストを抑えた効率的な形で、最小限の手間と努力で得ながらも、
人的資本の向上や他の収入源の確保、収入増など他のことに人生のリソースを割いた方が、より効率的に資産形成ができると私は思います。
話が少しそれてきましたが、マネーポスト、良い記事でした。
いつもありがとうございます。
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