【9月26日 米国株式市場】
ダウ 42,175 +0.62%
S&P500 5,745 +0.40%
ナスダック 18,190 +0.60%
S&P500は今年42回目の最高値更新。ダウとナスダックも揃って上昇しました。
マイクロン・テクノロジーが決算を受けて大幅高。今後についてよい見通しを発表したことで、他の半導体銘柄もつられて上昇しました。
一方、AI銘柄のスーパー・マイクロ・コンピューターは、米司法省による調査の報道を嫌気して下落しました(ブルームバーグ)。
米国債利回りは総じて上昇。新規失業保険申請件数が強い数字となり、大幅利下げ見通しが低下。今週最後となる中長期債入札での需要を高めました。
ラッセル2000は+0.57%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は+2.46%と大きく上昇しました。
中国が景気刺激策を発表したことを受け、中国株式市場が上昇したことが要因。
米10年債利回りは3.796%。+0.015と上昇。
VIX指数は15.37。‐0.26%と小幅に低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.66 ‐0.07%
NY原油 67.42 ‐3.26%
NY金 2,672 +0.60%
ドル円は144円台中盤。
原油は続落。サウジアラビアが12月に供給拡大に踏み切るとの報道を受け売りが膨らみました。
金は上昇し、最高値を更新。
ビットコインは+2.69%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
素材が+2.7%と大きく上昇。昨日に続き原油が大きく下落したことを受けてエネルギーセクターが下落しました。
【スタイルボックス】
【個別株】
マイクロン・テクロノジー +14.73%
決算を発表後、大きく上昇。売上高、EPSとも予想を上回る良い内容となりました。
堅調なAI需要がデータセンター向けのDRAMと高帯域幅メモリ製品の売上急増を牽引。
ガイダンスで予想を上回る第1四半期の1株利益および売上高の見通しを発表したことも好感。
決算を発表後、大きく上昇。売上高、EPSとも予想を上回る良い内容となりました。
堅調なAI需要がデータセンター向けのDRAMと高帯域幅メモリ製品の売上急増を牽引。
ガイダンスで予想を上回る第1四半期の1株利益および売上高の見通しを発表したことも好感。
【経済指標】
・新規失業保険申請件数(9/21までの週)21.8万件(予想 22.3万件・前回 22.2万件)
・新規失業保険申請件数(9/21までの週)183.4万人(予想 182.8万人・前回 182.1万人)
新規失業保険申請件数は、予想に反して減少。前週比4000件減の21.8万件と5月中旬以来4カ月ぶりの低水準となりました。
レイオフ件数が依然低水準であることを示唆し、労働市場の健全性を巡る懸念が和らぐ可能性がある。
・2Q米国 GDP(前期比年率)3.0%(予想 2.9%・前回 3.0%)
・2Q米国 個人消費(前期比)2.8%(予想 2.9%・前回 2.9%)
第2四半期のGDP確報値も公表され3.0%のプラス成長となりました。一連の経済指標は堅調な米経済と米労働市場を示唆する内容で、景気後退の懸念をやや和らげる内容となりました。
【まとめ】
S&P500は最高値更新。米国株式市場が上昇した他、VXUSも+2.46%と米国外の市場も大きく上昇した一日となりました。
米国株式市場では、米経済の健全性と政策金利の軌道を見極める手がかりとして、27日発表の個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まっています。
それを終えると来月からは決算シーズンが始まり、その後大統領選挙とイベントが続きます。
良くも悪くもまたいろいろ騒がしくなるかもしれませんが、冷静に規律を保ち、航路を守り投資をしていきましょう。
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