【無理に投資をしなくてもいい】
今回はリスク資産への投資をしていない人を馬鹿にしたり、マウントを取るのはやめよう。というお話です。
SNS上で、煽ったり、マウントをとったりしている方を見るのが好きではないので、なぜ、無理に株式投資をしなくてもいいかを書いていきたいと思います。
老後を年金だけで賄うのは現実として厳しいと思うけど、充分に貯蓄をしている方や、支出をコントロールできる方であれば、無理に投資をしなくても全然食べていけます。
困難に陥った時には、生活保護などのセーフティーネットもあります。(ただ、最初からそれ狙いなのはちょっと違うと思いますが)
証券会社や運用会社、各金融機関の宣伝や煽り、パンフレットの文句を真に受けすぎないようにしましょう。
【インフレにもついていける】
貯蓄だけでいいというと「インフレが・・・」と絡んでくる投資初心者の方もいますが、
1950年から2022年6月までの約7割の期間(73年間のうち49年間)で定期預金金利はインフレ率を上回ってきましたし、その他の期間も十分についていけていると言えるでしょう。
戦後のインフレ率の推移とわが国の定期預金金利(1年)
70年代の急激なインフレ等にはついていけませんでしたが、それは株式なども同様で、双方ともインフレに対して遅効性があります。
預貯金・定期預金、国債などの無リスク資産は、インフレに必ず勝てるというものではありませんが、全くついてインフレについていけないからダメとかいうものではありません。
現在日本国債変動10年の金利が上昇していますが、リスクを取りたくない方にとってはこれは良い選択肢の一つです。またインフレ連動債という選択肢もあります。
(日本国債の話をすると財政破綻が・リスクが・・・といってくる方もいますが、日本国債のリスク、日本国のバランスシートと信用でダメならほとんどの国や企業、通貨は投資不適格ということになります。まあそれなら日本の財政破綻にかけて投資をすればいいと思いますが、私自身はそのシナリオに賭けるコストを正当化できるくらいの金持ちではありません。)
【まとめ】
リスクを取りたくない方には、国債や預貯金、給料のUP、支出のコントロールなど、自身のリスク許容度に合わせて適切に資産を形成することが大切だと思います。
(正確に言えば銀行預金や国債も投資なんですけどね)
ここまでをまとめると、私は株式投資に批判的な人やリスク許容度0の人は無理に投資をする必要はないし、勧める気も一切ないということです。
困難に陥った時には、生活保護などのセーフティーネットもあります。(ただ、最初からそれ狙いなのはちょっと違うと思いますが)
証券会社や運用会社、各金融機関の宣伝や煽り、パンフレットの文句を真に受けすぎないようにしましょう。
【インフレにもついていける】
貯蓄だけでいいというと「インフレが・・・」と絡んでくる投資初心者の方もいますが、
1950年から2022年6月までの約7割の期間(73年間のうち49年間)で定期預金金利はインフレ率を上回ってきましたし、その他の期間も十分についていけていると言えるでしょう。
戦後のインフレ率の推移とわが国の定期預金金利(1年)
70年代の急激なインフレ等にはついていけませんでしたが、それは株式なども同様で、双方ともインフレに対して遅効性があります。
預貯金・定期預金、国債などの無リスク資産は、インフレに必ず勝てるというものではありませんが、全くついてインフレについていけないからダメとかいうものではありません。
現在日本国債変動10年の金利が上昇していますが、リスクを取りたくない方にとってはこれは良い選択肢の一つです。またインフレ連動債という選択肢もあります。
(日本国債の話をすると財政破綻が・リスクが・・・といってくる方もいますが、日本国債のリスク、日本国のバランスシートと信用でダメならほとんどの国や企業、通貨は投資不適格ということになります。まあそれなら日本の財政破綻にかけて投資をすればいいと思いますが、私自身はそのシナリオに賭けるコストを正当化できるくらいの金持ちではありません。)
【まとめ】
リスクを取りたくない方には、国債や預貯金、給料のUP、支出のコントロールなど、自身のリスク許容度に合わせて適切に資産を形成することが大切だと思います。
(正確に言えば銀行預金や国債も投資なんですけどね)
ここまでをまとめると、私は株式投資に批判的な人やリスク許容度0の人は無理に投資をする必要はないし、勧める気も一切ないということです。
投資は義務でもないし、強制でもない、誰かにやらされるものでもないということです。そして性格的に向いてないと思う人はいます。
ただ、株式投資に批判な方は無理に投資をしなくてもいいと思うものの、
だからといって、リスクを取った人が儲けたのを見て足を引っ張ろうとしたり、リスクを取った人を馬鹿にするのもまた違うと思います。
【よく勉強しよう】
ただ、私自身はリスク許容度高くて、投資が好きです。
リスクの取りすぎも取らなすぎも非効率だと考えているので、
本来リスクを取れる方で、興味があり、知識や勇気がちょっと足りないだけの方がいるのであれば、そういった方の役に立てればなあと思います。
本来リスクを取れる方で、興味があり、知識や勇気がちょっと足りないだけの方がいるのであれば、そういった方の役に立てればなあと思います。
あとはよく勉強してから投資をしましょう。
「新NISAって絶対儲かる」とSNSで発信している方もいますが、そんなことはありません。
リスクがあるからリターンが期待できるわけです。
興味を持つきっかけとして、SNSやYouTubeはいいかもしれませんが、知識がない時に誰が正しいことを言っていて、誰が間違っているかを見分けることは容易ではありません。
【書籍から入るのがお勧め】
なので、私は興味を持った後は、書籍を数冊読むところから入ることをお勧めします。
ただ、書籍も玉石混交で、ネットよりは多少マシですが似たようなことが言えます。
(愚かな出版社でなければ)書籍の方が出版までにある程度のチェックをクリアしたのち発売されることや体系的に学べることなど利点があります。
流行りや運に乗っただけの書籍もありますが、
「賢明な投資家」や「敗者のゲーム」最近だと「全面改訂 第3版】ほったらかし投資術 」のように何年、何十年と時間が経っても改訂され発売され続けている本があります。
そういう本の方が流行や市場サイクル、時代が変わっても通用する本質的な何かが載っているものですから、入るといいでしょう。
投資をしていない方であってもお金や投資を学び、知識をつけることは大切だと思います。正しい知識を着けたうえで、リスクをとるのかとらないのか決めても遅くはありません。
【まとめ】
株式投資をはじめ、リスク資産への投資は必ず儲かるというものではありません。
だからリスク資産であり、リスクを引き受けた見返り(リスクプレミアム)が期待できるわけです。
ちなみに、S&P500に15年投資をすれば絶対マイナスにならないという方もいますが、それは過去そうだっただけで、理屈や認識としては間違っています。
もし「絶対に儲かる」のであれば、その期待リターンやリスクプレミアムは、預貯金や国債くらいになることでしょう。
論理的に考えれば、リスクが本来取れるのに全く取らないのは非効率なので、リスクのとりすぎにも、リスクのとらなすぎにも気を付けて、適切なリスク許容度の範囲で投資をするのが良いと思います。
ただ、繰り返しになりますが、返私は投資に批判的な方やリスク許容度0の方、知識を学ぶ気がない方は無理に投資をしなくていいと思っています。
【投資家の皆様への願い】
私はそういう方を煽ったり、攻撃したり、マウントを取る気は一切ありません。
読者の方にもそれを切に願います。彼らを敵に回したところで私たちに得なことは一切ありません。
煽ってインプレッションを稼ごうとしているインフルエンサーを見ると逆に馬鹿で愚かだと思います。
そういう一部の人たちのせいで、投資家全体が反感を買い、特に普通に投資をしているだけの投資家が損をしてしまう可能性があります。
私たち投資家は、ただの人間です。自分よりすごい人は世界中にたくさんいます。投資をしているからといって、特別すごいとか優れているということはありません。
【投資をしていない方へお願い】
逆に投資に批判的な方にお願いしたいのは、
皆さんの考えや投資をしないことは自由です。
が、既に投資をしている人やこれからの足を引っ張るのだけは本当にやめてほしいと思います。
(主に税制や制度の変更時など)
投資をしない人に、迷惑かけないし、むしろ儲けた時は税金払ったり、消費活動をして、リスクを取らなかった人にもしっかりとある程度還元しますから、
そこのところはなんとか、どうかお願いします。
投資をしている人も、していない人も同じ人間ですし、資本主義、民主主義社会で経済活動をともにしながら生きている仲間でもあります。
他者を認めない、攻撃し合う、ではなく、
お互いがお互いの考えを尊重し合い、楽しく生きていきたいものですね。
そこのところはなんとか、どうかお願いします。
投資をしている人も、していない人も同じ人間ですし、資本主義、民主主義社会で経済活動をともにしながら生きている仲間でもあります。
他者を認めない、攻撃し合う、ではなく、
お互いがお互いの考えを尊重し合い、楽しく生きていきたいものですね。
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