【9月10日 米国株式市場】
ダウ 40,736 ‐0.23%
S&P500 5,495 +0.45%
ナスダック 17,025 +0.84%
ハイテク株の上昇を受け、S&P500とナスダックは上昇。銀行株やエネルギー株の下落を受けて、ダウは小幅に下げて終えました。米国債は上昇。
ラッセル2000は‐0.016と小幅に下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.40%と小幅に下落して終えました。
米10年債利回りは3.644%。‐0.055と米国債利回りは低下。
VIX指数は19.08。‐1.90%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 142.39 ‐0.56%
NY原油 66.31 ‐3.62%
NY金 2,516 +0.43%
ドル円は142円台前半。原油は大きく下落し2年ぶりに1バレル=70ドルの節目を割り込みました。堅調な供給と需要低下への懸念に加え、投機的な売りが下げを加速させた。金は続伸。
ビットコインは57,582ドル。+0.91%と小幅に上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
原油価格の下落を受けてエネルギーセクターが大きく下落。大手米銀からあ慎重な発言が続き、金融セクターも下落しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株が上昇。バリュー株や小型株が下落しました。
【個別株】
オラクルが決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回りました。AIの需要が同社のクラウドコンピューティング事業の売上増に引き続き貢献していることが示されました。
【米銀から慎重な見方が】
バンク・オブ・アメリカは投資銀行の業績が一部市場予想を下回るとの見通しを示した。
ゴールドマン・サックスは第3四半期のトレーディング部門が10%減益となる可能性を示唆(ブルームバーグ)
JPモルガン幹部ピント氏は、2025年の純受取利息の現状や支出の市場の予想は楽観的過ぎると指摘。
米大手銀から先行きに慎重な発言が続き金融セクターが下落しました。
【まとめ】
S&P500やNasdaqが続伸。大手ハイテク株を中心に買いが入りました。
今後については、10日夜に米大統領選の民主党候補ハリス副大統領と共和党候補のトランプ前大統領による討論会を控えており、米国では大統領選に注目が集まっている他、
米CPIが11日、米生産者物価指数(PPI)は12日にそれぞれ公表の予定で、FRBの利下げの幅やペースを予想するため、投資家の注目が集まっています。
リーマンショックの時は逆イールドが解消、利下げ開始後にS&P500は最高値を付けた後、景気後退入りし大きく下落していきました。
そして景気後退渦中で底打ちし、大きく急反発していきました。
今回もこうなるかはわかりませんが、利下げ=株価の上昇と楽観的に考えない方がよいでしょう。
また、最高値や底打ちのタイミングを計るのは容易ではありません。
そういうリスクを背負っているからこそ、シーゲル教授の描いた右肩上がりのグラフのようなリターンを手にすることができる「可能性」を得ることができるということを忘れずに。
リーマンショックの時は逆イールドが解消、利下げ開始後にS&P500は最高値を付けた後、景気後退入りし大きく下落していきました。
そして景気後退渦中で底打ちし、大きく急反発していきました。
今回もこうなるかはわかりませんが、利下げ=株価の上昇と楽観的に考えない方がよいでしょう。
また、最高値や底打ちのタイミングを計るのは容易ではありません。
ちなみに、リーマンショックの時、S&P500は1年4カ月かけて52.6%下落。戻るまでに5年5カ月かかりました。
全世界株式は1年4カ月にわたって56.2%も下落。暴落前の高値を回復するのに6年8カ月かかりました。
そういうリスクを背負っているからこそ、シーゲル教授の描いた右肩上がりのグラフのようなリターンを手にすることができる「可能性」を得ることができるということを忘れずに。
タイミングを計るよりも資産配分でリスクを調整しながら、自身のリスク許容度の範囲内でいつもどおり投資を続けていきましょう。
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