【9月9日 米国株式市場】
ダウ 40,829 +1.20%
S&P500 5,471 +1.16%
ナスダック 16,884 +1.16%
米主要株価指数は上昇。前週の売りを受け、安値拾いの買いが広がりました。
市場では週内に発表される米インフレ指標や来週のFOMCに注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.30%と小型株も小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.03%と上昇しました。
米10年債利回りは3.697%。‐0.013%と小幅に低下。
VIX指数は19.45。‐13.09%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 143.10 ‐0.05%
NY原油 68.80 +0.94%
NY金 2,505 +0.33%
ドルは対円で5営業日ぶりに上昇。
原油と金も反発しました。
ビットコインは57,470ドル。+4.71%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
【スタイルボックス】
大型グロース株を中心にすべてのカテゴリーが上昇しました。
【個別株】
先週末S&P500の採用銘柄の入替を発表され、デル、パランティア、保険会社エリー・インデムニティーが新規にS&P500に採用されることがわかりました。パランティアは+14.08%上昇。
パランティア投資家の皆様おめでとうございます。
セルシウスが+4.3%上昇。週末にバロンズ誌が、低迷脱出の可能性に言及したコラムを掲載しました。
【まとめ】
米株式市場では予想を下回る雇用統計を受けて景気の先行き不透明感が強まっています。
市場は金融政策や大統領選を巡る思惑、高値警戒感を背景にすでに不安定な展開となっていたが、今日は押し目買いが入りました。
市場は11日の米CPIに注目しています。8月のCPIは前月比0.2%上昇。前年同月比では2.6%上昇と7月の2.9%から鈍化すると予想されています。
また、FRBはインフレ率よりも雇用に重点を置いていることを明らかにしています。
金融市場は9月のFOMCでの0.25%の利下げを完全に織り込んでいる。また0.50%の大幅利下げが行われる可能性は約29%と織り込まれています。
S&P500は今年13%以上上昇していますが、12カ月先予想PER(株価収益率)は5日時点で約21倍と、長期平均の15.7倍を大幅に上回っています。また最近のハイテク株下落にもかかわらず、S&P情報技術セクターの予想PERは28倍超、長期平均は21.2倍。
景気後退の懸念が再燃する中、バリュエーションに対する懸念も再燃しています。
最近ブラックマンデーという言葉が安くなってきた印象。①予期せぬ②統計学的にほぼありえない急な大暴落がブラックマンデーだと私は思っていたのですが、最近では数%程度の、何度も起こる、事前にある程度予想できた下落を「ブラックマンデー」と呼ぶ人たちになんだかなと思う今日この頃。
いろいろな考え方や投資戦略がありますが、喧噪やノイズ、騒がしい世界とは距離を置きながらいつもどおり投資を続けていきたいと思います。
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