バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。


【9月4日 米国株式市場】

ダウ    40,974 +0.09%
S&P500     5,520 ‐0.16%
ナスダック 17,084 ‐0.30%
 
米主要株価指数はまちまち。ダウは小幅にプラス。S&P500とナスダックは小幅に下げて終えました。

前日は大きく下落した米国株式市場でしたが、今日は落ち着きを取り戻しました、

雇用動態調査(JOLTS)やFRB当局者の発言などの材料がありましたが、市場の反応は限定的。

7月のJOLTSは求人件数が3年半ぶりの低水準となり、労働市場の逼迫緩和が続いていることを示唆。FRBが今月下旬のFOMCで利下げを開始するとの見通しが補強されました。


ラッセル2000は‐0.19%と小幅に下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.21%と小幅に下げましたが、時間外で+0.45%と上昇しています。

米10年債利回りは3.767%。‐0.077%と小幅に低下。

VIX指数は21.32。+2.90%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  143.68 ‐1.23%
NY原油  69.25 ‐1.38%
NY金   2,494 +0.08%

JOLTS発表前は144円台後半だったドル円は発表後143円台後半に

原油は需要減退を巡る懸念が根強く下落、約1年ぶり安値となりました。

ビットコインは58,189ドル。+1.20%と上昇しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】
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原油価格の下落受けてエネルギーが大きく下落。

公益や生活必需品などのディフェンシブなセクターは上昇しました。

【スタイルボックス】
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全体的に小幅な値動きで終えました。

【個別株】

ディスカウント小売りのダラー・ツリーが22%の大幅安。通年の売上高・利益の見通しを下方修正したことが嫌気されました。


【経済指標】

7月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が23万7000件減の767万3000件と3年半ぶりの低水準となりました。エコノミスト予想は810万件。6月分は791万件と前回発表の818万4000件から加工改定。

7月の製造業新規受注は前月比5.0%上昇。防衛航空機が好調で、上昇幅は市場予想の4.7%増を上回っりました。ただ、金利の上昇によりその他の需要は緩やかだった。

企業の設備投資計画の指標とされる、航空機を除く非国防資本財(コア資本財)の受注は0.1%減と横ばいでした。

米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、FRBが高金利をこれ以上長く維持すべきではないとの見解を示しました。雇用に過度の悪影響を与える恐れがあるためとのこと。

雇用については、企業からは採用の原則について言及する声もあるが、人員削減の計画があるのは少数だと指摘。「企業関係者の間で、破綻やパニックが迫っているとは感じていない。しかし、データや個人レベルのフィードバックは、経済と労働市場が勢いを失っていることを示している」と語りました。



【まとめ】

エヌビディアなどの下落を受けて、昨日は2%以上下げた米国株式市場でしたが、今日は小幅な値動きとなりました。

経済指標やFRB関係者の発言を消化、金融市場は9月の利下げを確実視。0.50%の大幅値下げも45%の確率で織り込んでいます。

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ただ、今週末の雇用統計など今後の経済指標の発表次第でまた見通しや株価が上下する可能性がありますので、あまり一喜一憂しないようにしましょう。

長期インデックス投資をしているのであれば、金利や景気サイクルが、株価が変化するのは当たり前のことと受け止めることが大切です。

またどうせ毎月発表される経済指標にあまり気をもんでも仕方ありません。あれだけ騒がれた4年前や3年前の雇用統計や経済指標を今も覚えている人はいないでしょう。

喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、どうせ投資家なんてそんなものです。

そんなもののため、自分自身でコントロールできないもののために、何日も気をもむより、今自身にできることをしっかりと行いながら、取り返しのつかない今日という一日を大切に生きることが大切だと思います。

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