【8月28日 米国株式市場】
ダウ 41,091 ‐0.39%
S&P500 5,592 ‐0.60%
ナスダック 17,556 ‐1.12%
米国株式市場は薄商い。ダウとS&P500は小幅な下落。
グロース株が売られナスダックは1%の下落となりました。
引け後に決算を発表したエヌビディアの決算は時間外で7%下落しています。
ラッセル2000は‐0.65%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も0.52%と下落も時間外で+1.05%上昇しています。
米10年債利回りは3.841%。+0.008と小幅に上昇。
VIX指数は17.11。+10.89%と急上昇。
エヌビディアの決算を控えボラティリティーが上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 144.48 +0.35%
NY原油 74.38 ‐1.82%
NY金 2,502 ‐0.88%
ドル円は144円台中盤。
日本銀行の氷見野良三副総裁は経済・物価の見通しが実現する確度が高まれば緩和の度合いを調整していくと発言。市場変動や7月に決定した利上げの影響を見極める考えを示しました。⇒利上げへの布石か?
原油はと金は下落して終えました。
ビットコインは59,368ドル。‐0.14%と小幅に下落しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
金融を除く10セクターが下落。テクノロジー、通信、素材、一般消費財が大きく下落しました。
【スタイルボックス】
バリュー株は小幅な動きにとどまる一方、大型グロース株やグロース株が大きく下落しました。
【個別株】
エヌビディアが決算を発表。株価は時間外で7%下落。
エヌビディアが決算を発表。株価は時間外で7%下落。
〇売上: 結果300.4億ドル 予想287億ドル
〇EPS: 結果0.68 予想0.64
売上高、EPSは予想を上回り、粗利率は75.7%と予想75.8%とほぼ一致。
稼ぎ頭のデータセンター部門の売上高は154%増の263億ドルで、市場予想の251.5億ドルを上回り前四半期からは16%増加しました。
〇3Q見通し
売上: 結果325億ドル(±2%)と予想317.7億ドルと概ね一致。
調整後粗利益率見通しは75%(±0.5%)と予想75.5%と概ね一致
全体としては概ね予想通りの内容となりましたが、株価は時間外で7.7%下落。
エヌビディアはここ数四半期予想を上回る決算を発表してきましたが上振れ幅は縮小傾向にあります。
年初から150%、過去2年で7倍になった同社に対する高い期待、割高な株価を正当化するのは少し物足りなかったかもしれません
売上: 結果325億ドル(±2%)と予想317.7億ドルと概ね一致。
調整後粗利益率見通しは75%(±0.5%)と予想75.5%と概ね一致
エヌビディアは、より多くの企業が人工知能(AI)事業の構築を目指す中、同社製の半導体に対する需要が急増することを見込んでいます。
また、最新のAI向けチップ「ブラックウェル」の生産遅延が成長を妨げるという懸念の払しょくに努めました。
全体としては概ね予想通りの内容となりましたが、株価は時間外で7.7%下落。
エヌビディアはここ数四半期予想を上回る決算を発表してきましたが上振れ幅は縮小傾向にあります。
年初から150%、過去2年で7倍になった同社に対する高い期待、割高な株価を正当化するのは少し物足りなかったかもしれません
【まとめ】
米国株式市場は小幅に下落。エヌビディアの決算を控えて薄商いが続いていましたが、エヌビディアは決算発表後に時間外で7%下落しています。
また個別株では、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの時価総額が初めて1兆ドルを超えたと話題となっています。
アップルやマイクロソフトのようなIT・テクノロジー株じゃなくても、保守的かつ堅実にしっかりと経営していれば1兆ドル企業になるのだなあと思いました。
一時期もてはやされた第2のバフェットことキャシーウッドのARKKの現状をみると・・・
さて、エヌビディアの調整が終われば市場の関心は再び9月のFOMC、金利の行先に移ります。
市場では30日に発表される7月の米個人消費支出(PCE)に注目が集まっています。
PCEコア価格指数ですが、3カ月移動平均が年率換算2.1%上昇に伸びが鈍化すると予想されており、実際にそうなれば、金融当局の目標である2%をわずかに上回る水準にまで落ち着くことになります。
どうなるかはわかりませんが、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
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