インデックスファンドに資金が集まる

過去10年、投資家の間はパッシブ戦略が多く採用されるようになりました。

インデックスファンドへの資金の流入は増加し、シェアも拡大しました。

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http://www.nicmr.com/nicmr/report/repo/2016/2016spr11.pdf


ただ、インデックス投資家が、

みな理論どおりのパッシブ運用を行なっているかというと、

実はそうでもありません。



バンガードの調査


米バンガード調査では、

米国のインデックスファンドの投資家が、

必ずしも市場をトラッキングしていたわけではない。

ということがわかっています。

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上の図は、パッシブファンドを運用する、米国の平均的な投資家のパフォーマンスと、

バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンドの

相対的なリターンを比較したものです。

パッシブ運用理念に基づいて運用しているのであれば、

米国のパッシブファンドを利用するインデックス投資家の平均リターンは、

オレンジのラインと概ね重なるはずですが実際にはそうではありません。

ですが時期によって、

市場を約14%のアウトパフォームをしていたり、

約8%もアンダーパフォームしていることがわかります。

まとめ・感想

インデックスファンドやパッシブ運用に分類される商品でも投資をしていても、

投資家自身がパッシブな戦略を行っているとは限りません。

ポートフォリオ全体がアクティブな資産配分になっていたり、

タイミングや市場予測、感情などに基づいて、アクティブな投資判断を採用している場合があります。

もちろん、アクティブな投資戦略=悪い。

というわけではありませんが、

意図せずに、アクティブな行動をしてしまっている方。

つまり、パッシブ戦略や市場をトラッキングすることを目指しているにもかかわらず、

正しくパッシブ運用出来ていない方は、少し考える必要があると思います。


「投資について専門知識を持たない普通の人はインデックスファンドで十分」

という意見をよく聞きます。

これに対して、私は、

投資について専門知識を持たない普通の人は、

インデックスファンドを用いて、正しいパッシブ運用を行う事が大切だと思ったりもしています。

ものすごく良い包丁を持っていたとしても、正しく使わないと意味がありません(それどころか危険ですらあります)

是非、初心者の方やインデックス投資家の方は、

もう一度自身の投資戦略と実際の投資行動にギャップがないか振り返ってみて下さい。

もし、パッシブ運用を目指しているのに、実際にはアクティブな運用をしてしまっているのであれば、

今後についてよく考える必要があると思います。


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画像は同レポートより引用。

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