【6月26日 米国株式市場】
ダウ 39,112 ‐0.76%
S&P500 5,469 +0.39%
ナスダック 17,717 +1.26%
S&P500は4営業日ぶりに上昇。エヌビディアが6.7%上昇した他、大型ハイテク株が買われたことでNasdaqは1.26%上昇しました。
ラッセル2000は‐0.42%と小型株は下落
VXUS(全世界株式除く米)は+0.00と横ばい。
米10年債利回りは4.242%。‐0.006とほぼ横ばい。
VIX指数は12.84。‐3.68%と低下しました。
米国債利回りはほぼ変わらず。今日の2年債入札(発行額690億ドル)は順調な結果となりました。
【為替・コモディティー】
ドル円 159.68 +0.06%
NY原油 80.78 ‐1.04%
NY金 2,318 ‐0.60%
円の対ドル相場は前日比でほぼ変わらず。日銀の為替介入について多くの予想が飛び交っています。
原油は反落。金もボウマンFRB理事の発言後に売りが優勢となり反落しました。
ビットコインは61,893ドル。+2.71%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
通信とテクノロジーが上昇。その他10セクターが下落しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株が上昇。バリュー株が下落しました。
【個別株】
エヌビディアは3日続落し、時価総額が4300億ドル消失、テクニカル上の調整局面に入っていましたが資金流入。今日は大きく反発しました。
〇ウォルマートは‐2.15%下落。レイニーCFOが5~7月期は既存店売上高の観点から今年最も厳しい四半期だと述べました。
〇カーニバルは決算を受け+8.72%と上昇。通期のEBITDAの見通しを上方修正。これを受け、他のクルーズ株も上昇しました。
〇プールが‐8.04%と下落。個人消費が慎重な中、事業の裁量部分が厳しいとして、通期のガイダンスを下方修正しました。
【経済指標】
〇6月米国 消費者信頼感指数 100.4(予想 100.0・前回 102.0)
・現況指数 141.5(前回 143.1)
・期待指数 73.0(前回 74.6)
6月の米消費者信頼感指数は低下。ビジネス環境や雇用、所得に対する見通しも悪化しました。
【要人発言】
ボウマンFRB理事は、インフレの見通しに対する幾つかの上振れリスクが見られる、金利引き下げに適切な地点にはないと述べ、政策金利をしばらくの間高水準に維持する必要があるとの考えをあらためて表明しました
クックFRB理事も「ある時点で」利下げを行うのが適切だろうと述べたものの、時期についてはデータ次第と明言しませんでした。
【まとめ】
ここ3日で10%以上下落していたエヌビディアですが、今日は大きく反発。その他ここ数日下落していたM7など大型グロース株が上昇し、S&P500・Nasdaqを押し上げました。
一方で、ここ数日買われていたバリュー株が売られました。6月末というのもあってか、市場では押し目買いや調整が進んでいます。
6月の米消費者信頼感指数は消費の鈍化を示唆し、利下げを支援する内容となりました。ただ金融当局者は慎重姿勢を崩しておらず、ボウマン理事やクック理事からは慎重な発言が続きました。
市場は現時点で9月利下げ確率を7割と織り込んでおり、28日発表の米個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まっています。PCEは緩やかな上昇にとどまり、利下げ開始の足掛かりになるとの予想もでています。
私は利下げや大統領選挙、為替がどうであれ、いつもどおりインデックス投資を続けていきたいと思います。
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