【6月20日 米国株式市場】
ダウ 39,134 +0.77%
S&P500 5,473 ‐0.25%
ナスダック 17,721 ‐0.79%
ダウは小幅に上昇。S&P500とNasdaqは下落。Nasdaqは8営業日ぶりに下落しました。
S&P500は序盤5500に達する場面もありましたが、エヌビディアなどの大型ハイテク株が売られたことで小幅なマイナスで終えました。
ラッセル2000は‐0.39%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.066%と下落しました。
米10年債利回りは4.252%。+0.035と上昇。
VIX指数は13.28。+6.41%と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 158.90 +0.52%
NY原油 82.34 +0.94%
NY金 2,358 +1.35%
円は対ドルで6営業日連続の下落。3月以来の長期連続安となり、34年ぶり安値水準に再接近しつつあります。
ビットコインは65,141ドル。+0.30%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
【スタイルボックス】
今日はグロース株が下落しました。
S&P500は今年に最高値を31回更新しているが、大手テクノロジー銘柄以外、ほとんど上昇していません。時価総額上位10銘柄(M7など)のリターンの中央値は17%ですが、その他約490銘柄の中央値は‐1.3%となっています。
【経済指標】
〇米国 住宅着工件数 127.7万件(予想 137.5万件・前回 136.0万件)
〇米国 住宅着工件数(前月比)-5.5%(予想 1.1%・前回 5.7%)
〇米国 住宅着工件数(前月比)-5.5%(予想 1.1%・前回 5.7%)
〇米国 建設許可件数 138.6万件(予想 145.0万件・前回 144.0万件)
〇6月フィラデルフィア連銀景況指数 1.3(予想 4.8・前回 4.5)〇新規失業保険申請件数(6/15までの週)23.8万件(予想 23.5万件・前回 24.3万件)
〇失業保険継続受給者数(6/8までの週)182.8万人(予想 181.0万人・前回 181.3万人)
5月の住宅着工件数は4年ぶりの水準に低下。6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想を下回りました、
先週の新規失業保険申請件数は前週から減少したものの、労働市場がやや緩みつつある状況を示唆しました。
【まとめ】
S&P500は一時5500を超え今年7回目の100ポイントの節目となりました。S&P500が4800→4900に達するには757日かかりましたが、4900→5500までは148日で達成しました。
S&P500は2024年年初から117営業日で15%上昇しました。過去25年間でこれよりよいスタートを切った年は2019年のみ。1928年以降でも13番目に好調な約半年(117営業日)となりました。
せっかく何年かS&P500に投資をしても、ほんの100日ちょっと市場にいないだけで、この急上昇を逃してしまうことになります。
以前記事にしましたが、S&P500には二面性があり、階段のようにコツコツ上昇していくのではなく、最高値を更新できずずっと横ばいの時期と最高値を何度も更新し急上昇をする時期があります。
そして、いつそれが来るのか、そのタイミングはわかりません。専門家やプロ、私の見通しも当てにはなりません。
S&P500はやめとけ派とS&P500最強派も大抵いつもいますし、S&P500がイマイチの時期に好調な投資対象に乗り換える人も一定数います。
それは、上手くいく場合もありますが、上手くいかない場合もあります。ただコストの分やや不利な戦いとなります。
ある時期にはそれらの声が大きく聞こえたりしますが、これらはすべて当たり前のことで特段騒ぐようなことではありません。
S&P500に長期投資をしていたのに、少し横ばいとなった時期に、例えば少し前だとテスラのような、その時点で絶好調で最高値付近である投資対象に乗り換えた後、下落をくらった挙句、S&P500の上昇をとり逃すなんていうのは勿体なさすぎると思ったりもします。
ですので、S&P500やオルカンのようなインデックスファンドに長期投資する場合は、長期的に株式市場が停滞しても、動じたり、経済的に困窮しないように、自身のリスク許容度の範囲内で投資をすること、そして市場に居続けることが大切だと思います。
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