「成功する投資の方程式」

今回はオークツリーキャピタルマネジメント会長のハワード・マークス氏が考える「成功する投資の方程式」6つの成功の要素を紹介ていきたいと思います。

ハワード・マークス氏の書く顧客向けレターは、世界一の投資家ウォーレンバフェットはじめ、セス・クラーマンやガンドラックなど名だたる投資家に愛読されています。

ハワード・マークス氏と言えばこの本が有名ですよね。

投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識

今回の記事の内容はややアクティブ投資家向けの内容となりますが、

インデックス投資の父ジャック・ボーグル氏も「投資関連書として他を圧倒する水準。投資の落し穴の犠牲になりたくなければこの本を読むべきだ」とマークス氏の書いた同書を推薦しています。




「方程式は3組、6つ」

それでは成功する投資の方程式を紹介していきたいと思います。

成功する要素は6つ(三組)あるとハワード・マークス氏は考えています。

【1組目】

①⇒②

①サイクル・ポディショニング

ポートフォリオを組む時に、基本的なサイクルに関する判断に基づいて、リスクに対してどのような姿勢をとるのか決める。

②資産の選別

セクター、個別の証券や資産を、オーバーウェイトorアンダーウェイトするのかを決める。



ポディショニングと選別は、ポートフォリオ管理における重要なツールである。

簡略化しすぎるかも知れないが投資家のやる事は、全てこの二つのうちどちらかに分類されると私は思う。


【2組目】

③or④

③攻撃性

リスクの高い資産、質の高くない資産を保有する。マクロ環境をあてにして投資を行う。財務レバレッジやベータ戦略を用いるなど。リスクが高くなる事を想定する。

④防御性

投資に向ける資金を減らし、キャッシュで保有する。より安全な資産を重視する、景気が良好でなくても比較的良好なパフォーマンスを残せる資産を買う。レバレッジやベータを避けるなど。リスクを減らす。


攻撃的にいくか、防御的に行くかという選択は、自身の考えに基づきポートフォリオを組むうえで、最も重視すべき側面である。
【3組目】

スキルと運

⑤スキル

反復可能な知的プロセスや、将来の仮定に基づいて、決断を的確に下す能力。

⑥運

スキルや妥当な仮定が役に立たない、合理的なプロセスよりもランダム性が出来事に大きな影響を及ぼす状況。結果的に「幸運」となる場合もあれば「不運」となる場合もある



スキルや運はポートフォリオ管理の決断の成否を決める重要な要素である。

投資家にスキルがなければ、その決断が成功するとは考えにくい。

そして運は正しい決断を失敗に終わらせたり、誤った決断を成功に導いたりする。がほとんどの場合短期的にしか影響を与えない。長期的にはスキルが結果を左右する。



ハワードマークスは以上6つの要素が成功する投資に大切な6つの要素としてあげています。

皆様のポートフォリオ構築や、投資で決断をする際には参考として頂けたら幸いです。


とても重要な補足

要素の一つ「スキル」に関してハワードマークスは以下のようにも述べています。

ただし「マイナスのスキル」と呼ばれるものも存在する。

このスキルの持ち主は、コインを投げたり、決断を下さずにいる方が良い結果が得られる。

「マイナスのスキル」心に響く言葉ですね。

心当たりがある投資家の方もいられるのではないでしょうか?


また、少し話は変わりますが、

顧客へのレターに「対処できることの限界」について、こういう記述があります。



私の考えでは市場サイクルに関する理解に基づいて、ポディションを変えることで、長期的な投資パフォーマンスを改善しようとするのは、完全に理にかなっている。


だが、そのために必要なスキルやそれを実行することの難しさとともに、その限界について理解しておくことは非常に重要である。


アクティブな運用をして市場平均を上回るリターンを目指す方は、「高いスキル」や「実行する難しさ」、そして限界を十分に理解する必要があると私も思います。

残念ながら、私はプロや市場平均に勝てる高いスキルを持ち合わせていません。



平均的な投資パフォーマンスならだれでも達成することが出来る。

インデックスファンドに投資すればいい。

ハワードマークス著「投資で一番大切な20の教え」より引用

ありがとう、ハワードマークス。

私は市場平均を上回るよりも、自身のマイナススキルが投資に影響を及ばさないように注意しながら、インデックスファンドに投資をしていこうと思います。

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