【4月15日 米国株式市場】

ダウ    37,735 ‐0.65%
S&P500     5,061 ‐1.20%
ナスダック 15,885 ‐1.79%

米国株式市場は下落。

好調な米小売売上高を受けて序盤は上昇したものの、米債利回りの上昇やイラン・イスラエル間の地政学的リスクへの懸念が重しとなり下落して終えました。

イスラエル軍の参謀総長のハレヴィ将軍が「イスラエルは次のステップを検討している」と発言。イランのイスラエル領内への大量のミサイルと無人機の発射には報復で対応すると語ったことで、中東情勢への懸念が再び再燃しました。

ラッセル2000は‐1.37%と下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.46%と小幅に下げました。

米10年債利回りは4.634%。+0.135と小売売上を受けて上昇。

VIX指数は19.23。+11.09%と上昇しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  154.21 +0.72%
NY原油  85.68 +0.02%
NY金   2,382 +1.68%

ドル円は154円台に下落。日米金利差が意識され、円売りドル買いが加速。1990年6月28日以来の安値となりました。

金も上昇。原油は横ばいで終えました。

ビットコインは63,424ドル。‐3.58%と下落しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】
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米国債利回りの上昇を背景にアップル、エヌビディア、マイクロソフトなど大型グロース株が売られました。

【スタイルボックス】

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全てのカテゴリーが下落。大型バリューは小幅な下落にとどまりました。金利に敏感なグロース株はより大きく下げました。

【個別株】

○ゴールドマンサックス +2.92%

決算を受けて株価は上昇。予想外の増益を記録したことが好感された。純利益は減益が予想されていたが、28%の増益となりました。

○テスラ ‐5.59%

世界的に人員を10%以上削減すると発表。幹部2名の退社も報じられました。


【小売売上高】

・小売売上高(前月比)0.7%(予想 0.4%・前回 0.9%)
・小売売上高コア(除自動車)1.1%(予想 0.5%・前回 0.3%)

3月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.7%増となりました。オンライン売上高の急増を受けて、予想を上回り堅調な伸びとなりました。

また、GDP統計の個人消費の動向を反映する傾向がある、コア小売売上高は+1.1%と予想、前回より大きく上昇。米国経済の強さを示唆する内容となりました。

これを受け、FRBが利下げ開始時期を9月まで先送りするとの観測が高まりました。

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【まとめ】

S&P500は昨年11月3日以来初めて50日移動平均線を下回って引けました。

ちなみに、これは1950年以降10番目に長い記録です。こういう上昇期に市場から出ていると資産を増やす好機を逃してしまうことになりますので注意しましょう。

さて、S&P500は3月の最高値から3.7%ほど下落しました。1928年以降のS&P500の年間平均ドローダウンは約‐13%です。この下落は特別なものや暴落でもなく、正常な、通常のボラティリティーです。

特に慌てたり騒ぐほどのことではありません。

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少し長いチャートをみると、今日の下落で喜んで買うくらいなら、昨年の最高値や年初に投資してた方がずいぶん安く買えたわけですから、過去1年やここ数か月下落待ちしてた方にとっても、「下落だー」「買い時だー」と喜ぶような水準の下げではないことがわかります。

CFRAのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストーバル氏によれば、第2次世界大戦後の24回の米株調整局面でS&P500が下げを取り戻すのに要した時間はわずか4カ月。1990年以降に限れば3カ月で下げを埋めているとのこと。

「そのため長期投資家にとっては、売るよりも買いに回った方が良いというのが歴史の教訓だ」と指摘しています。

もちろん、ITバブルやリーマンショック時などより長期で低迷することもありますが、いずれにしても最高値から4%も下落していないのに騒ぐ投資家はまずいないでしょう。

もし、この程度の下落で不安になる方はリスクを取りすぎている可能性があるので、本格的な暴落に出くわす前に、資産配分を見直すことをお勧めします。

私自身は特に何もせず、淡々といつも通り投資を続けていきたいと思います。

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