ウォーレン・バフェット氏が「全ての経営者が読むべき本」と評価し、
「世の中に、厳しい状況における企業経営を示す著書は多くあれど、国の財政状況が破滅的な状況におけるマネジメントを記したものは、この著書以外に存在しない」と評した
「ガイトナー回顧録 ―金融危機の真相」
ニューヨーク連銀総裁、オバマ政権初の財務長官として、2008年の金融危機対応の最前線に立ってきたガイトナーが、ベアー・スターンズ救済、リーマン破綻、AIG救済など、怒濤の出来事を政権内部の視点から赤裸々に語った一冊の中に、
最近S&P500に投資を始めた投資家にとって重要な一枚の図があります。
ほんの1年でS&P500が半値になる様子がよくわかりますね。
しかも、この間FRBも米国政府も状況を悪化させないために、できる限りの手段を講じているのにも関わらずです。
実際に爆発した爆弾や、爆発しなかった不発弾もありましたが、どこかで誰かがほんのわずかでも判断を間違えれば、もっと状況は悪く(よく)なった可能性もあるわけです。
未来の私たち視点では結果論や後付けでいろいろわかりますが、当時はニュースを見ても先行きがわからない状況が続いていたのをよく覚えています。
コロナがどこまで広がるか、どのくらいの影響を経済に与えるかわからなかった2020年1~2月くらいの雰囲気が数か月続いたイメージですかね。
数か月株価の上昇が続くと、長期的には右肩上がりのグラフの節々にある谷間をつい忘れてしまう投資初心者の方がいます。
いざ、冬が来た時に、怖くなり、せっかく続けてきた合理的な行動を途中で投げ出さないように、今のうちからしっかりと寒い季節に備えておくことが大切です。
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