【3月16日 米国株式市場】
ダウ 38,714 ‐0.49%
S&P500 5,117 ‐0.65%
ナスダック 15,973 ‐0.96%
米国株式市場は下落。10月以降、株式市場を牽引してきた大型ハイテク株が下げを主導。ビットコインも大きく売られました。
市場では、来週のFOMCを控え、金利の見通しに注目が集まっています。
市場では、来週のFOMCを控え、金利の見通しに注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.40%と昨日大きく下げた小型株は反発。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.11%と小幅に下げました。
米10年債利回りは4.308%。+0.01%とほぼ横ばい。
VIX指数は14.41。+0.07%とほぼ横ばい。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.08 +0.51%
NY原油 81.00 ‐0.32%
NY金 2,156 ‐0.19%
ドル円は149円台前半。
原油は利確入りからか3日ぶりに反落。金は小幅に下げました。
ビットコインは67,902ドル。‐4.85%と下落。一時6万5千ドル台まで急落する場面もありました。
【S&P500マップ】
【セクター】
5セクターが小幅に上昇。
【スタイルボックス】
大中型グロース株が大きく下落。
中小型バリュー株が上昇しました。
【個別株】
アドビ ‐13.67%
決算を受け大幅安。第2四半期のガイダンスが予想を下回ったことで大きく売られました。
【経済指標】
○ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)
結果76.5 予想76.9 前回76.9
○期待インフレ率
1年先 3.0(予想 3.1)
5年先 2.9(予想 2.9)
米ミシガン大学が発表した3月の消費者信頼感指数(速報値)は76.5と2月の76.9から小幅に低下。期待インフレ率は横ばいでした。
○鉱工業生産(前月比)
結果 +0.1% 予想 ±0.0% 前回 ‐0.1%
【まとめ】
今日は、昨日に続き半導体関連株が売られたほか、大型ハイテク株やビットコインなど、年初から上昇してきた資産が売られました。
また、今日は株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つの取引期限満了日が重なる「トリプルウィッチング」に当たり、出来高とボラティリティーが高い一日となりました。
半導体に関しては、エヌビディアが週明け18日から開催する年次開発者会議に注目が集まっています。
金融市場では、今週発表された消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)などの経済指標を受けて、FRBの利下げ期待が後退しています。
先週は約80%だった6月の利下げ確率が約57%と半々にまで後退。
また、以前から当ブログで指摘してきた通り、利下げ開始を年後半の7月と予想する動きやFRBが利下げ回数を減らすと予想する動きもでてきています。
元々インフレには粘着性がありますが、現在の経済指標をみると、インフレ目標の2%までの「ラスト数マイル」が思っているよりもきついといいますか、難しい可能性があります。
とはいえ、長期的にインデックス投資をしている方であれば、インフレ率や金利がどうであれ、資産配分や拠出計画、規律、航路を守ることが重要です。
バンガードのHPより引用
FF金利は重要なファクターですが、それが全てではありません。
金利が上昇しても株価が上がることもあるし、
金利が低下しても株価が下がることもあるということを忘れずに、
あまり振り回されることなくいつもどおり投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
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