【3月14日 米国株式市場】
ダウ 39,043 +0.10%
S&P500 5,165 ‐0.19%
ナスダック 16,177 ‐0.54%
ダウは上昇。S&P500とNasdaqは下落。
エヌビディアなどの半導体株が売られたことが各指数を押し下げました。
来週のFOMCや今夜のPPIに注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.30%と小型株は小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.14%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは4.186%。+0.031と上昇。
VIX指数は13.75。‐0.65%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 147.82 +0.12%
NY原油 79.63 +2.67%
NY金 2,172 +0.71%
ドル円は147円台後半。日本経済新聞が、日本銀行が来週18~19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するかを議論するとの報道を受けて、円が上昇する場面もありました。
原油は5営業ぶりに反発。米国の原油在庫が7週間ぶりに減少したほか、ウクライナの攻撃によりロシアの製油所が操業停止となったことが材料視されました。
ビットコインは73,065ドル。+2.22%と上昇しました。
ETFへの記録的な資金流入に支えられ、6営業日で4回目の過去最高値更新となりました。
【S&P500マップ】
エヌビディアやAMDなどの半導体株やテスラが大きく下落。
ウェルズファーゴのアナリストがテスラの投資判断を「売り」に引き下げ「成長のない企業」と評しました。(ブルームバーグ)
投資家は18~21日に開催されるGTC開発者会議で人工知能(AI)関連の発表に注目しています。
【セクター】
素材とエネルギーが大きく上昇。テクノロジーや不動産が下落しました。
【スタイルボックス】
バリュー株や小型株は小幅に上昇。
大型グロース株などが下落しましたが全体的に小幅な動きとなりました。
【個別株】
USスチール<X> ‐12.77%
バイデン大統領が、日本製鉄によるUSスチール買収計画に「深刻な懸念を表明する」声明を発表する予定だと報道がありました。
インテル<INTC> ‐4.44%
米防総省が同社への半導体補助金として最大25億ドル拠出する計画を撤回すると伝わりました。
【まとめ】
これまでS&P500やナスダックなどの各指数をけん引してきた半導体関連株には割高感が指摘されており、ここ最近は大きく売られる場面が何度かありました(利確売りか?)
今後、例えば、期待外れのニュースがでて、期待やこれまで信じられてきたストーリーが現実を突きつけられた時、一旦大きく調整が入り売られる可能性などもあり、ある種の脆弱性を含んでいる可能性に注意しましょう。
順調に成長し、株価がそれを反映してくれる分には私も嬉しいのですが、市場が半導体の未来の何をどこまで織り込んでいるかはおそらく誰にも正確にはわかりません。
さて、S&P500は過去19週間のうち16週で上昇。
更にS&P500は266営業日連続で2%以上の下落を見せておらず、2018年以来の最長記録となっています。
ブルームバーグより引用
昨年10月以降、新NISAが始まってからは、珍しいほど下落も下落幅も少ないよい相場が続いてきたわけです。
これに気をよくして「投資なんて簡単だ」と油断せず、資産をリスクに晒していることを忘れないように気を付けながら、一喜一憂せずいつもどおり投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
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ダウは上昇。S&P500とNasdaqは下落。
エヌビディアなどの半導体株が売られたことが各指数を押し下げました。
来週のFOMCや今夜のPPIに注目が集まっています。
ラッセル2000は+0.30%と小型株は小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.14%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは4.186%。+0.031と上昇。
VIX指数は13.75。‐0.65%と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 147.82 +0.12%
NY原油 79.63 +2.67%
NY金 2,172 +0.71%
ドル円は147円台後半。日本経済新聞が、日本銀行が来週18~19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除するかを議論するとの報道を受けて、円が上昇する場面もありました。
原油は5営業ぶりに反発。米国の原油在庫が7週間ぶりに減少したほか、ウクライナの攻撃によりロシアの製油所が操業停止となったことが材料視されました。
ビットコインは73,065ドル。+2.22%と上昇しました。
ETFへの記録的な資金流入に支えられ、6営業日で4回目の過去最高値更新となりました。
【S&P500マップ】
エヌビディアやAMDなどの半導体株やテスラが大きく下落。
ウェルズファーゴのアナリストがテスラの投資判断を「売り」に引き下げ「成長のない企業」と評しました。(ブルームバーグ)
フィラデルフィア半導体指数も下落しましたが、同指数は年初来では約17%高となっています。
投資家は18~21日に開催されるGTC開発者会議で人工知能(AI)関連の発表に注目しています。
【セクター】
素材とエネルギーが大きく上昇。テクノロジーや不動産が下落しました。
【スタイルボックス】
バリュー株や小型株は小幅に上昇。
大型グロース株などが下落しましたが全体的に小幅な動きとなりました。
【個別株】
USスチール<X> ‐12.77%
バイデン大統領が、日本製鉄によるUSスチール買収計画に「深刻な懸念を表明する」声明を発表する予定だと報道がありました。
インテル<INTC> ‐4.44%
米防総省が同社への半導体補助金として最大25億ドル拠出する計画を撤回すると伝わりました。
【ポイント】
市場では今夜の米生産者物価指数(PPI)や小売売上高、来週のFOMCといった材料を待ちという雰囲気が広がっています。
CMEグループのフェドウオッチによると、来週のFOMCでは金利据え置きを99%と予想。6月の利下げ確率は約65%と織り込まれています。
米経済の需要は継続しており、経済は回復力があり、底堅い需要があるため、インフレとの戦いの「ラストマイル」が最も困難であるとバンガードは指摘しています。
FRBが好むインフレ指標であるコア個人消費支出価格指数は、FRBの目標である2%に向けて順調な道をたどらない可能性があります。
インフレ抑制はここからが正念場。利下げに対して楽観的になりすぎないようにしましょう。
市場では今夜の米生産者物価指数(PPI)や小売売上高、来週のFOMCといった材料を待ちという雰囲気が広がっています。
CMEグループのフェドウオッチによると、来週のFOMCでは金利据え置きを99%と予想。6月の利下げ確率は約65%と織り込まれています。
米経済の需要は継続しており、経済は回復力があり、底堅い需要があるため、インフレとの戦いの「ラストマイル」が最も困難であるとバンガードは指摘しています。
FRBが好むインフレ指標であるコア個人消費支出価格指数は、FRBの目標である2%に向けて順調な道をたどらない可能性があります。
インフレ抑制はここからが正念場。利下げに対して楽観的になりすぎないようにしましょう。
【まとめ】
これまでS&P500やナスダックなどの各指数をけん引してきた半導体関連株には割高感が指摘されており、ここ最近は大きく売られる場面が何度かありました(利確売りか?)
今後、例えば、期待外れのニュースがでて、期待やこれまで信じられてきたストーリーが現実を突きつけられた時、一旦大きく調整が入り売られる可能性などもあり、ある種の脆弱性を含んでいる可能性に注意しましょう。
順調に成長し、株価がそれを反映してくれる分には私も嬉しいのですが、市場が半導体の未来の何をどこまで織り込んでいるかはおそらく誰にも正確にはわかりません。
さて、S&P500は過去19週間のうち16週で上昇。
更にS&P500は266営業日連続で2%以上の下落を見せておらず、2018年以来の最長記録となっています。
ブルームバーグより引用
昨年10月以降、新NISAが始まってからは、珍しいほど下落も下落幅も少ないよい相場が続いてきたわけです。
これに気をよくして「投資なんて簡単だ」と油断せず、資産をリスクに晒していることを忘れないように気を付けながら、一喜一憂せずいつもどおり投資を続けていきましょう。
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