【トウシルの動画】
トウシルにて、山崎元氏が、
【資産形成】運用はなぜ、「誰でも同じ方法」でいいのか?
という面白い動画を公開していたので紹介します。
【内容の要約】
一言で、動画の内容を表すと、タイトル通り、
資産形成は、誰でも同じ「最も効率の良い方法でお金を増やす」のがと良いという内容です。
【帰結】
①年齢は運用方法、運用商品の選択に関係ない。
②運用資産額は運用方法、運用商品の選択に関係ない。
③運用経験の差は運用方法・運用商品の選択に関係ない。
【結論】
誰でも同じ「最も効率のいい方法で」運用すればいい。
ちがいは、運用資産額と、リスクを取る大きさの2点だけでいい。
多くの運用商品、サービスを知ることは「無駄」である。
というような感じです。
【山崎節炸裂】
上の結論以外にも以下のようなたくさんの山崎節が飛び出してきて、個人的には面白く感じました。
〇最適な運用商品とは余計な手数料がない商品。
〇タイプ別運用法などはセールスのために生み出されたフィクション。
〇概ねお金をなるべく効率よく、たくさん増えればいいという事情はほとんどの人にとって同じ。
”何か新しいものをきっと良いものだとか、
自分に何かフィットする良い運用商品が自分の知らないところにあるんじゃないかとか、
いくつかある中から自分の状況に合わせて選ばなきゃいけないんじゃないかというのは、
考えとして無駄でもあるし、そのことによって意思決定を間違えやすくなる。
自分に何かフィットする良い運用商品が自分の知らないところにあるんじゃないかとか、
いくつかある中から自分の状況に合わせて選ばなきゃいけないんじゃないかというのは、
考えとして無駄でもあるし、そのことによって意思決定を間違えやすくなる。
そういう言う意味では誰でも同じ最も効率のよう方法で運用すればいいんだ。それ以外の数多ある運用商品に気を取られることはないんだ“
【感想】
私のようなインデックス投資家、合理性や効率、理にかなっていることが好きな方はうんうんと頷き、
一部の方からは反発を受けそうな内容なのかなとも思います。
(投資に「楽しさ」とか「ギャンブル性」を求める方とか、商品の売り手や投資情報を発信して稼いでいる方や、市場平均を大きく上回るスキルを持つ方など)
個人的にそれらが悪いとは全く思っていませんが、
大多数の普通の人が、できるだけ効率よく、合理的に、お金を増やすことを考えれば、山崎元氏のいうように、だいたい同じところに行きつくのではないかと思います。
動画内で明言はされてませんでしたが、著書の「【全面改訂 第3版】ほったらかし投資術」にあるように、
現状「リスク資産→全世界株式(オルカン等)+無リスク資産(現金・10年国債)」のポートフォリオで、
あとは、自身の許容できるリスクに合わせて、リスク資産と無リスク資産の配分を決めるのが、最も効率的で、誰にでもできる簡単な方法なのではないかと個人的には思います。
結論に至るまでのより詳しい山崎元氏の考えや、質問に答えるコーナーなどもありますので、気になった方は是非動画本編も見てみてください。
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