【2月6日 米国株式市場】

ダウ    38,380 ‐0.71%
S&P500     4,943    ‐0.30%
ナスダック 15,601 ‐0.17%

米国株式市場は反落。

日曜日パウエル議長が早期利下げ観測をけん制したことや、ISM非製造業景気指数をうけて、3月の利下げ観測が後退。米国債利回りの上昇が株式市場の重しとなりました。決算はまちまち。

ラッセル2000は‐1.30%と小型株は大きく下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.44%と下落しました。

米10年債利回りは4.152%。+0.121と上昇。

VIX指数は13.66。‐1.37%と低下しました。

【為替・コモディティー】

ドル円  148.69 +0.22%
NY原油  72.85 +0.79%
NY金   2,025 ‐0.64%

ドル円は148円台中盤。原油は上昇。金は下落しました。

ビットコインは42,347ドル。‐0.52%と下落しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】
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ヘルスケアとテクロノジーを除く10セクターが下落。

特に素材や不動産、公益が大きく下落しました。

【スタイルボックス】

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大型グロース株を除く、全てのカテゴリーが下落。

特に中小型が売られました。

【個別株】

マクドナルド<MCD> ‐3.73%

決算を受けて下落。既存店売上高が予想を下回りました。米国が予想を下回った他、中東紛争の影響で海外も不調でした。同社の売上の約10%は中東地域が占めます。

キャタピラー<CAT> +2.00%

決算にて、EPSなどが予想を上回ったことを受けて株価は上昇。

また、同社のエネルギー・輸送事業の売上増によって、世界的な景気減速への懸念の後退が示唆されました。


【ISM非製造業景気指数】

結果 53.4 予想 52.2 前回 50.5

1月のISM非製造業総合指数は53.4と前月の50.5から上昇。予想52.2も上回りました。新規受注の増加と雇用の回復が要因。投入価格指数は11カ月ぶりの水準に上昇。コスト圧力も示唆されました。

米国の景気後退の懸念が後退する一方で、FRBの3月の利下げ観測も後退する内容となりました。。

【FRB関係者の発言】

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁「インフレ率が目標とする2%に向けて低下する傾向が続く限り、FRBはこのところの予想を上回る経済成長と雇用の伸びを過度に懸念する必要はない」

パウエル議長は、日曜日テレビのインタビューにて、FOMC後の会見の通りに3月利下げ期待を明確に否定。利下げにはもっと証拠が必要との認識を示しました。

これらを受けて、雇用統計前は90%を超えていた3月の利下げ確率は16.5%まで低下。現在83.5%の確率でFF金利の据え置きが予想されており、5月の利下げ確率も約60程度にまで後退しました。

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【まとめ】

パウエル議長の発言や雇用統計以降の強い経済指標を受けて、金融市場の利下げ観測が後退。

米国債利回りの上昇やドル円などに調整が入りました。

金融市場が先走っては、FRBと現実に冷や水を浴びせられるという、昨年から何度も見られた光景がまた繰り返された形となりました。

大局的に見るとインフレは抑制されつつありますが、目標2%までにはまだ遠く、強い米国経済と併せて考えると、強い粘着性を有する可能性があります。2%までのラスト0.数%~1%下げる際に苦労する可能性があります。

決算をみると、先週末までに決算発表を行ったS&P500企業230社の動向をみると、売上高が予想を上回った企業は122社(53.0%)、EPSが予想を上回った企業は180社(78.3%)となっています。

元々予想が低めだったこともありますが、数か月前には、インフレや高い金利で利益が圧迫されることや景気後退が予想されていたことも考えれば、まずまずかなとも思います。少なくとも最悪の結果ではありません。

米国株式市場は最高とは言えないまでも、最悪の状態とも程遠い、ある意味普通の状態にあります。

にも拘らず、いちいち騒ぎ立てるようなメディアやインフルエンサーもいますが、

S&P500に投資をしている方や新NISAで長期投資を始めた方は、日々の株価の動きに一喜一憂せず、楽観的にも悲観的にもなることなく、ただ長く市場に居続けることが大切です。

ミスターマーケットや周囲の雑音に惑わされることなく、自身のペースで投資を続けていきましょう。

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