【2月1日 米国株式市場】

ダウ    38,150 ‐0.82%
S&P500     4,845 ‐1.61%
ナスダック 15,164 ‐2.23%

米国株式市場は下落。ダウは4日ぶりの反落。ナスダックは‐2%と大きく下落。

マイクロソフト、アルファベットが決算を受けて下落し各指数を押し下げたほか、他のIT/ハイテク株にも売りが広がりました。

FOMCでは4回連続の金利据え置きとなりました。声明やパウエル議長の会見を受けて、3月の利下げ見通しが後退。FOMCを受けて株式市場は更に一段下落。ドル円は一時146円台となりました。

S&P500のチャート

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ラッセル2000は‐2.45%と小型株も下落。

VXUS(全世界株式除く米)も‐0.52%と下落しました。

米10年債利回りは3.965%。‐0.092と低下。

VIX指数は14.35。+7.81%と上昇しました。


【為替・コモディティー】

ドル円  147.30 ‐0.20%
NY原油  75.75 ‐2.66%
NY金   2,034 ‐0.09%

ドル円はFOMCを受けて一時146円台をつけました。

原油は‐2.66%と下落。エネルギーセクターも下げました。

金は横ばい。

ビットコインは42,381ドル。‐1.31%と下落しました。


【S&P500マップ】
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【セクター】

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全てのセクターが下落。特にグロース系のセクターが大きく下落しました。

ニューヨーク・コミュニティ・バンコープの決算が予想外の赤字で‐37.7%と急落。これを受けて地銀株が売られ、KBW地方銀行株指数は6%下落しました。

【スタイルボックス】
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全てのカテゴリーが下落。

グロース株や小型株が大きく下落しました。

【個別株】

アルファベットが‐7.35%と大きく下落。

売上高やEPSは予想を上回ったものの、グーグル広告の売上高が予想を下回ったことに失望感が広がっている模様。ユーチューブの広告収入は予想範内となったものの、中核の検索広告が予想を下回りました。鉄壁と思われていたGoogleの検索エンジンがAIによって圧力を受けている可能性を指摘する声も聞こえます。


【FOMC】

FRBは1月30~31日のFOMCで、FF金利の誘導目標を5.25~5.50%で据え置きました。据え置きは4会合連続。

声明ではインフレ懸念に関する文言を和らげたほか、金利引き上げの可能性に関する言及が削除されました。一方で、「インフレ率がFRBが目標とする2%に向かって持続的に動いているという確信が深まるまで金利を引き下げることが適切であるとは考えていない」と表明。

早期利下げの期待が後退しました。

インフレに関しては「過去1年間で緩和したもののなお高水準にある」としつつも「雇用と物価を巡る2つの責務の達成に向けたリスクはより良いバランスに移りつつある」と指摘。

引き続き、FF金利の誘導目標の調整を検討するにあたり、入手されるデータ、進展する見通し、リスクバランスを注意深く検証するとしました。

FOMCを受け、金融市場では3月の利下げ観測が更に後退。5月の利下げ開始を織り込む形となりました。また2024年には6回の利下げが織り込まれていましたが、5回の利下げで終えると

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【パウエル議長の会見】

ロイター「https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/DIWY7DM6EZME5L4HT3NVCA2VV4-2024-01-31/

○ここ6カ月、インフレデータは良好、今後さらに良好なデータになることを期待

○労働市場が力強く経済が健全という基本シナリオの下、利下げのタイミングについて慎重になれる

○成長の鈍化を引き続き想定

○バランスシート縮小はこれまでのところ非常にうまくいっている

FOMCのほぼ全員が利下げが適切であると信じている

○利下げが可能な段階に到達するには、インフレが持続的に低下しているとの一段の確認が必要


【まとめ】

アルファベットの決算や3月の利下げ観測を後退を受けて、S&P500は昨年9月以来、最大の下落となりました。

ただ2%程度の下落はよくあることですし、主要3指数は月間で上昇しています。

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金融市場が先走ってFRBに釘を刺されて調整が入るのもいつものことなので、特に騒ぐこともないでしょう。

長期投資家が目先のことに振り回されるのは愚の骨頂です。

結果論からみれば、利上げのタイミングは少し遅かったものの、今のFRBは過去トップクラスに優秀で、コロナ前の利上げ、異例の緩和政策によるコロナからの早期回復、現在のインフレ抑制と、概ね順調にその役割を果たしています。

ただ、経済は水物ですし、今後どうなるかはわかりません。

早すぎるもしくは過度に大幅な緩和はインフレの進展を逆行させる恐れがあります。逆に、遅すぎる利下げは経済を過度に弱める可能性があります。FRBはまだ難しい舵取りを求められています。

また、コロナやウクライナ侵攻があったように突発的な未知の要因がまた情勢を一変させるかもしれません。

常にリスクがあること、自分には知らないことがあること、未来の不確実性をしっかりと認識しつつ、株式市場に居続けることが大切です。

株価が下がったことで不安になったり、上昇に気をよくしてまやかしの安心感に浸ったりするのではなく、リスクを引き受けながら、淡々と一喜一憂せず、投資を続けていくことが大切です。

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