【11月17日 米国株式市場】
ダウ 34,947 +0.01%
S&P500 4,514 +0.13%
ナスダック 14,125 +0.08%
米国株式市場は、最近の値上がりやFRB関係者の発言を消化しつつ小幅に上昇。
週足ではダウ+1.9%、S&P500+2.3%、ナスダック+2.4%と、主要3指数はそろって週間ベースでも3連騰となりました。
ダウとS&P500は7月来、ナスダックは6月来の3週連続の上昇となります。
ラッセル2000は+1.35%と小型株は大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も1.04%と上昇しました。
米10年債利回りは4.437%。‐0.008と小幅に低下。
VIX指数は13.80。‐0.52と低下しました。
今月に入り、インフレの鈍化を示す経済指標を受けて、債券利回りは10月下旬に付けた16年ぶりの高水準から急降下しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.64 ‐0.71%
NY原油 75.84 +4.03%
NY金 1,980 ‐0.04%
ドルが下落し1ドル149円台に。週間では今年2番目の下げとなりました。
原油は大きく反発。金は小幅に反落しました。
ビットコインは36,482ドル。+0.89%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
原油価格の反発により、エネルギーセクターが大きく上昇。
ほとんどのセクターが上昇しましたが、影響力の大きいアルファベットなどの下落を受けて、コミュニケーションセクターが下落しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株を除く全てのカテゴリーが上昇。
特に中小型バリュー株が上昇しました。
【個別株】
衣料品大手ギャップが+30.6%と急騰。第3・四半売上高が市場予想を上回ったことが好感されました。
【FRB関係者の発言】
市場の利上げ停止と利下げ期待とは裏腹に、FRB関係者からは慎重な発言が続いています。
バーFRB副議長(金融規制担当)は、政策金利はピークかその近辺にあるとの見方を示した。
一方で、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁とボストン地区連銀のコリンズ総裁は、インフレ緩和を示す一段の証拠を確認したいと強調しました。
【まとめ】
ここ数年こういった市場の楽観的なフライングをFRBと現実が許さず、期待からの上昇後、下落と調整というパターンを繰り返してきました。
今後どうなるか期待が高まってきていますが、油断したり、過度に楽観的になることなく、いつもどおり投資を続けることが大切だと思います。
米国や英国、欧州や新興国の一部ではインフレ鈍化の兆候が見られますが、世界にあるリスクはインフレだけではありません。
地政学的リスクや景気後退、企業の業績、中国などインフレ以外のリスクがフォーカスされ、また市場があれる可能性があります。
いろいろな考え方や投資戦略があると思いますが、
私はタイミングや市場サイクル・未来予想に基づく投資ではなく、コストを抑え、リスク許容度を守り、資産配分を維持しながら、ただ黙って市場に居続ける戦略を、
市場が穏やかな時でも荒れている時でも、いつもどおり続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 34,947 +0.01%
S&P500 4,514 +0.13%
ナスダック 14,125 +0.08%
米国株式市場は、最近の値上がりやFRB関係者の発言を消化しつつ小幅に上昇。
週足ではダウ+1.9%、S&P500+2.3%、ナスダック+2.4%と、主要3指数はそろって週間ベースでも3連騰となりました。
ダウとS&P500は7月来、ナスダックは6月来の3週連続の上昇となります。
ラッセル2000は+1.35%と小型株は大きく上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も1.04%と上昇しました。
米10年債利回りは4.437%。‐0.008と小幅に低下。
VIX指数は13.80。‐0.52と低下しました。
今月に入り、インフレの鈍化を示す経済指標を受けて、債券利回りは10月下旬に付けた16年ぶりの高水準から急降下しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.64 ‐0.71%
NY原油 75.84 +4.03%
NY金 1,980 ‐0.04%
ドルが下落し1ドル149円台に。週間では今年2番目の下げとなりました。
原油は大きく反発。金は小幅に反落しました。
ビットコインは36,482ドル。+0.89%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
原油価格の反発により、エネルギーセクターが大きく上昇。
ほとんどのセクターが上昇しましたが、影響力の大きいアルファベットなどの下落を受けて、コミュニケーションセクターが下落しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株を除く全てのカテゴリーが上昇。
特に中小型バリュー株が上昇しました。
【個別株】
衣料品大手ギャップが+30.6%と急騰。第3・四半売上高が市場予想を上回ったことが好感されました。
【FRB関係者の発言】
市場の利上げ停止と利下げ期待とは裏腹に、FRB関係者からは慎重な発言が続いています。
バーFRB副議長(金融規制担当)は、政策金利はピークかその近辺にあるとの見方を示した。
一方で、サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁とボストン地区連銀のコリンズ総裁は、インフレ緩和を示す一段の証拠を確認したいと強調しました。
【まとめ】
11月に入り、消費者物価指数(CPI)と米生産者物価指数(PPI)がともにインフレの鈍化傾向を示し、労働市場も緩みつつある傾向を示唆。
加えて、米小売売上高も個人消費の底堅さを示し、懸念されていた米議会のつなぎ予算が成立したことも安心感に繋がり、米国株式市場は3連騰しました。
FRBの慎重な姿勢とは対照的に、金融市場はまた利上げ停止と来年の春頃の利下げ停止を期待しています。(更に楽観的なシナリオでは、それにソフトランディングが加わっています)
ここ数年こういった市場の楽観的なフライングをFRBと現実が許さず、期待からの上昇後、下落と調整というパターンを繰り返してきました。
今後どうなるか期待が高まってきていますが、油断したり、過度に楽観的になることなく、いつもどおり投資を続けることが大切だと思います。
米国や英国、欧州や新興国の一部ではインフレ鈍化の兆候が見られますが、世界にあるリスクはインフレだけではありません。
地政学的リスクや景気後退、企業の業績、中国などインフレ以外のリスクがフォーカスされ、また市場があれる可能性があります。
いろいろな考え方や投資戦略があると思いますが、
私はタイミングや市場サイクル・未来予想に基づく投資ではなく、コストを抑え、リスク許容度を守り、資産配分を維持しながら、ただ黙って市場に居続ける戦略を、
市場が穏やかな時でも荒れている時でも、いつもどおり続けていきたいと思います。
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