【11月15日 米国株式市場】
ダウ 34,991 +0.47%
S&P500 4,502 +0.16%
ナスダック 14,103 +0.07%
米国株式市場は続伸。
小売大手ターゲットの強気の見通しや、CPIに続き、10月の卸売物価指数(PPI)もインフレの鈍化を示唆ことが株価を後押ししました。
ラッセル2000は+0.16%と小型株も小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.16と小幅に上昇しました。
米10年債利回りは4.553%。+0.112と上昇。
VIX指数は14.18。+0.02と小幅に上昇。
【為替・コモディティー】
ドル円 151.41 +0.68%
NY原油 76.52 ‐2.22%
NY金 1,959 ‐0.16%
ドル円は151円台中盤。
原油は‐2%と下落。これを受けてエネルギーセクターが下げました。
ビットコインは37,706ドル。+6.06%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
昨日上昇したエネルギーや公益が下落。通信や生活必需品が大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株を除く全てのカテゴリーが上昇。
特にバリュー株が上昇しました。
【個別株】
○ターゲット +17.75%
第4・四半期利益見通しがアナリスト予想を上回ったことを受けて急伸。ターゲットの強気の見通しを受けて、他の小売業も上昇しました。
【10月の卸売物価指数(PPI)】
【10月 小売売上高】
(前月比) ‐0.1% 予想 ‐0.3% 前回 0.7%
一方で、11月ニューヨーク連銀製造業景気指数は9.1(予想‐3.0・前回‐4.6)と予想に反し強い内容となりました。
【FRB関係者の発言】
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、利上げサイクルの尚早終了について慎重な見方を示し、追加利上げの可能性を排除しませんでした。
一方で、金融市場は利上げ停止を完全に織り込んでおり、5月の利下げを60%以上の確率で予想しています。
【まとめ】
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ダウ 34,991 +0.47%
S&P500 4,502 +0.16%
ナスダック 14,103 +0.07%
米国株式市場は続伸。
小売大手ターゲットの強気の見通しや、CPIに続き、10月の卸売物価指数(PPI)もインフレの鈍化を示唆ことが株価を後押ししました。
ラッセル2000は+0.16%と小型株も小幅に上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.16と小幅に上昇しました。
米10年債利回りは4.553%。+0.112と上昇。
VIX指数は14.18。+0.02と小幅に上昇。
【為替・コモディティー】
ドル円 151.41 +0.68%
NY原油 76.52 ‐2.22%
NY金 1,959 ‐0.16%
ドル円は151円台中盤。
原油は‐2%と下落。これを受けてエネルギーセクターが下げました。
ビットコインは37,706ドル。+6.06%と大きく上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
昨日上昇したエネルギーや公益が下落。通信や生活必需品が大きく上昇しました。
【スタイルボックス】
大型グロース株を除く全てのカテゴリーが上昇。
特にバリュー株が上昇しました。
【個別株】
○ターゲット +17.75%
第4・四半期利益見通しがアナリスト予想を上回ったことを受けて急伸。ターゲットの強気の見通しを受けて、他の小売業も上昇しました。
【10月の卸売物価指数(PPI)】
(前月比)‐0.5% 予想 0.1% 前回 0.5%
(前年比) 1.3% 予想 1.9% 前回 2.2%
10月のPPIは、ガソリン価格の急落などを受けて2020年4月以来の3年半ぶりの大幅な下落となり、インフレ圧力が鈍化しつつあることが示唆されました。
○コア
(前月比) 0.0% 予想 0.2% 前回 0.2%
(前年比) 2.4% 予想 2.9% 前回 2.7%
エネルギーと食品、貿易を除くコア指数も鈍化。
財は前月比1.4%下落。サービス価格は横ばいでした(前月は+0.2%)
なお、10月の英消費者物価指数(CPI)上昇率も前年比4.6%と、9月の6.7%から鈍化し英国でもインフレの鈍化の期待が高まっています。
10月のPPIは、ガソリン価格の急落などを受けて2020年4月以来の3年半ぶりの大幅な下落となり、インフレ圧力が鈍化しつつあることが示唆されました。
○コア
(前月比) 0.0% 予想 0.2% 前回 0.2%
(前年比) 2.4% 予想 2.9% 前回 2.7%
エネルギーと食品、貿易を除くコア指数も鈍化。
財は前月比1.4%下落。サービス価格は横ばいでした(前月は+0.2%)
なお、10月の英消費者物価指数(CPI)上昇率も前年比4.6%と、9月の6.7%から鈍化し英国でもインフレの鈍化の期待が高まっています。
【10月 小売売上高】
(前月比) ‐0.1% 予想 ‐0.3% 前回 0.7%
(除自動車) 0.1% 予想 ‐0.2% 前回 0.6%
小売売上は予想ほどは落ち込まなかったものの、7カ月ぶりのマイナスとなりました。
自動車や趣味などへの支出が減少。需要の鈍化はFRB利上げ終了観測を強める可能性があります。
自動車や趣味などへの支出が減少。需要の鈍化はFRB利上げ終了観測を強める可能性があります。
一方で、11月ニューヨーク連銀製造業景気指数は9.1(予想‐3.0・前回‐4.6)と予想に反し強い内容となりました。
【FRB関係者の発言】
米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、利上げサイクルの尚早終了について慎重な見方を示し、追加利上げの可能性を排除しませんでした。
一方で、金融市場は利上げ停止を完全に織り込んでおり、5月の利下げを60%以上の確率で予想しています。
【まとめ】
CPIや雇用統計でインフレの鈍化が示唆されて以降、上昇を続けている米国株式市場ですが、今日のPPIもインフレの鈍化を裏付けるような内容となりました。
小売売上高など、弱い消費を示す経済指標は、景気鈍化のリスクとともに、FRBの利上げ停止と利下げ期待を高めます。
一度の経済指標では決断に迷うかもしれませんが、この傾向が今後も続けば、FRBの引き締め政策の終了が見えてきます。
では、利下げに転じれば株価が上がるかと言えば、そう簡単なものではありません。
「利下げ=未来はバラ色」「利下げ=下落」などと未来を勝手に決めつけず、
どうなってもいいように、自身のリスク許容度や目標において、適切な資産配分を維持しつつ、あまりタイミングを図ることなくいつもどおり投資を続けていくことが大切だと私は思います。
小売売上高など、弱い消費を示す経済指標は、景気鈍化のリスクとともに、FRBの利上げ停止と利下げ期待を高めます。
一度の経済指標では決断に迷うかもしれませんが、この傾向が今後も続けば、FRBの引き締め政策の終了が見えてきます。
では、利下げに転じれば株価が上がるかと言えば、そう簡単なものではありません。
市場は未来を織り込むので、利下げが現実となった時ではなく、期待が高まっている時期には上昇して、事実で売られるかもしれませんし、(=タイミングを計るのは難しい)
利下げ期間中も、株価が上昇したケースと下落したケースそれぞれあります
「利下げ=未来はバラ色」「利下げ=下落」などと未来を勝手に決めつけず、
どうなってもいいように、自身のリスク許容度や目標において、適切な資産配分を維持しつつ、あまりタイミングを図ることなくいつもどおり投資を続けていくことが大切だと私は思います。
いつもありがとうございます。
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