バンガードS&P500ETF(VOO)に投資するりんりのブログ

2015年からバンガードS&P500ETF(VOO)に長期投資してます。毎日、米国株や海外ETFを中心に投資・資産形成に役立つ情報を発信中。NISAやiDeCOも継続中。・当サイトには広告が含まれます。


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【撒き餌が始まる】


SBI証券の「投資情報メディア、豊富な情報を無料でお届け」のコラムの中に、

新NISA つみたて投資枠 オルカンを上回る注目のインデックスファンドは?』というタイトルの記事があったので感想を書こうと思います。


○良かったところ。

つみたてNISAの対象商品の要件などをわかりやすく復習できる。

○嫌だったことろ

過去5年のリターンの比較だけで、この「オルカンを上回る注目のインデックスファンドは?」という注目を引くタイトルを付けたこと。

そもそも、過去5年のリターンが良かったファンドが、次の5年間もリターンが良いなんてエビデンスや保証はあるんですかね?


【ポイント】

過去5年のリターンが良いファンドベスト5に投資をしていれば、オルカンやS&P500の将来のリターンを上回れるのであれば、株式投資はどんなに簡単なことでしょう?

その保証がどこにもないから難しいのです。むしろ、直近数年の成績のいいファンドに人気がでたあと投資をすると高値掴みとなってしまう可能性も多々あります。

そして、オルカンの利点はリターンだけではなく、リスクを抑える分散効果や低コスト、ファンドの規模、資金流入など様々あります。

せっかく表には5年標準偏差がのっていますが、本文での言及はなし(笑)。

また、NYSE FANG+指数やNASDAQ100指数にはある特定のセクターやファクター銘柄に偏っている特徴がありますが、これは長所と短所両方に働きます。

グロース株が市場全体を5年以上下回った時期が過去ありますが、今後またそうならないとは限りません。



米国大手IT企業の中長期的な業績拡大に期待するなら、オルカンやS&P500に加えて、FANG+やNASDAQ100のファンドにも分散してつみたて投資を行うことが有効と考えます。

いや、既にオルカンやS&P500の中にそういう銘柄は結構な比率で入っているんですけどね。

分散というよりは加重という表現の方がしっくりきますが、分散ですか。同じ銘柄を何重にも買うことが分散になるんですかね。

邪推をすると、オルカンやインデックス投資の人気を餌に客を集め、他のファンドも買わせて手数料を稼ごうという意図があるような気がしてしまい、個人的にはあまりいいとは思えない記事でした。

この記事で一番喜んでいるのは、おそらくレバナスの、いやFXの自動売買の、いえ最近はFANG+指数押しの風丸さんでしょう。

私は過去の5年のリターンでオルカンを上回るからといって、どうこうせず、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。

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