【11月7日 米国株式市場】
ダウ 34,152 +0.17%
S&P500 4,378 +0.28%
ナスダック 13,639 +0.90%
S&P500は7日続伸。ナスダックは8日続伸し、2年ぶりの連騰となりました。
FOMCや雇用統計を受けて、FRBの利上げサイクルが終了に近づいたとの観測を背景に米国債利回りが低下。
昨日に引き続き大型グロース株が買われました。
ラッセル2000は‐0.28%と小幅に低下。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.61%と下落しました。
米10年債利回りは4.546%。‐0.116と低下。
VIX指数は14.81.‐0.08と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.43 +0.24%
NY原油 77.43 ‐4.19%
NY金 1,968 ‐0.45%
ドル円は150円台中盤。
原油は4%下落し、7月下旬以来の安値となりました。OPECの輸出増加などを背景に供給の逼迫懸念が緩和されたことが背景。
ビットコインは35,615ドル。+1.59%と上昇しました。
【S&P500マップ】

マイクロソフトが上場来高値を更新しました。
【セクター】

グロース系のセクターが上昇。
原油価格の下落を受けてエネルギーが大きく下落。素材や不動産も下げました。
【スタイルボックス】

グロース株が上昇。バリュー株が下げました。
【個別株】
○データドッグ<DDOG> +28.47%
データドッグが決算を受け大幅高。通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正しました。
【FRB関係者の発言】
11月のFOMC前

現在

利上げ終了の観測はここ数日で強まっており、11月のFOMCの前は20%を超えていた利上げ予想の確率も10%台に低下しています。
一方で、FRBの当局者らは政策金利の道筋について慎重な発言を続けています。
ボウマンFRB理事「インフレ抑制のためには利上げが必要になるだろうと今も考えている。ただ9月からの米国債利回り急上昇が金融環境を引き締めている」
ウォラーFRB理事「(米国債利回りは)7月末から大きく上昇し、1ポイント近く上げた。中央銀行、および金融市場ではこれは地震に相当する」
このように当局者が相次いで市場のハト派姿勢期待をけん制する発言を行いましたが、今日は大きな材料とはなりませんでした。
【まとめ】
先週からの連騰を受けて、市場参加者の中ではそろそろ反発を警戒する声もちらちらでていますが、今日も上昇して終えました。
FOMCとその後の経済指標を受けて、市場では利上げ停止や利下げへの期待が高まっています。
もちろん、株式市場は未来を織り込んでいくので上昇はもう少し早いかもしれませんが、そのタイミングがいつなのか、そもそも予想が当たるのかはわかりません。
もし、10年、20年という単位で長期投資をしている方であれば、目先の株価の上昇や半年後の金利がその成果に与える影響は微々たるものなので、
一喜一憂することなくいつもどおり投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 34,152 +0.17%
S&P500 4,378 +0.28%
ナスダック 13,639 +0.90%
S&P500は7日続伸。ナスダックは8日続伸し、2年ぶりの連騰となりました。
FOMCや雇用統計を受けて、FRBの利上げサイクルが終了に近づいたとの観測を背景に米国債利回りが低下。
昨日に引き続き大型グロース株が買われました。
ラッセル2000は‐0.28%と小幅に低下。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.61%と下落しました。
米10年債利回りは4.546%。‐0.116と低下。
VIX指数は14.81.‐0.08と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 150.43 +0.24%
NY原油 77.43 ‐4.19%
NY金 1,968 ‐0.45%
ドル円は150円台中盤。
原油は4%下落し、7月下旬以来の安値となりました。OPECの輸出増加などを背景に供給の逼迫懸念が緩和されたことが背景。
ビットコインは35,615ドル。+1.59%と上昇しました。
【S&P500マップ】

マイクロソフトが上場来高値を更新しました。
【セクター】

グロース系のセクターが上昇。
原油価格の下落を受けてエネルギーが大きく下落。素材や不動産も下げました。
【スタイルボックス】

グロース株が上昇。バリュー株が下げました。
【個別株】
○データドッグ<DDOG> +28.47%
データドッグが決算を受け大幅高。通期の1株利益および売上高の見通しを上方修正しました。
【FRB関係者の発言】
11月のFOMC前

現在

利上げ終了の観測はここ数日で強まっており、11月のFOMCの前は20%を超えていた利上げ予想の確率も10%台に低下しています。
一方で、FRBの当局者らは政策金利の道筋について慎重な発言を続けています。
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁「金融政策当局はまだインフレとの闘いに勝利していない。必要となればさらなる引き締めを検討するだろう」。
シカゴ連銀のグールズビー総裁「金利の決定についてあらかじめコミットすることを政策当局者らは望んでいない」
シカゴ連銀のグールズビー総裁「金利の決定についてあらかじめコミットすることを政策当局者らは望んでいない」
ボウマンFRB理事「インフレ抑制のためには利上げが必要になるだろうと今も考えている。ただ9月からの米国債利回り急上昇が金融環境を引き締めている」
ウォラーFRB理事「(米国債利回りは)7月末から大きく上昇し、1ポイント近く上げた。中央銀行、および金融市場ではこれは地震に相当する」
このように当局者が相次いで市場のハト派姿勢期待をけん制する発言を行いましたが、今日は大きな材料とはなりませんでした。
【まとめ】
先週からの連騰を受けて、市場参加者の中ではそろそろ反発を警戒する声もちらちらでていますが、今日も上昇して終えました。
FOMCとその後の経済指標を受けて、市場では利上げ停止や利下げへの期待が高まっています。
ここ数年、ウォール街は利下げが近いかもしれないという期待を何度も膨らませてきましたが、そのたびFRBがインフレを確実に抑えるために、長期にわたって金利を高く維持すると判断してきたため、その期待は何度も打ち砕かれてきました。
金融市場では来年の半ばくらいの利下げが予想されていますが、今後もまたどうなるかわかりませんし、もしそれが当たっているとしても半年以上先のこととなります。
その間、経済指標、決算など様々なイベントが続きますし、予期せぬ事件や事後、災害などが起こるかもしれません。
もちろん、株式市場は未来を織り込んでいくので上昇はもう少し早いかもしれませんが、そのタイミングがいつなのか、そもそも予想が当たるのかはわかりません。
もし、10年、20年という単位で長期投資をしている方であれば、目先の株価の上昇や半年後の金利がその成果に与える影響は微々たるものなので、
一喜一憂することなくいつもどおり投資を続けていきましょう。
いつもありがとうございます。
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