【10月20日 米国株式市場】
ダウ 33,127 ‐0.86%
S&P500 4,224 ‐1.26%
ナスダック 12,983 ‐1.53%
米国株式市場は続落。
追加利上げやイスラエルとハマスとの紛争拡大が懸念され、
世界的に株安となる一方で、安全資産の債券や金が上昇。
週間でダウは‐1.6%、S&P500は‐2.4%、ナスダックは‐3.2%と下げました。
ラッセル2000は‐1.29%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.05%と下落しました。
米10年債利回りは4.924%。‐0.064と小幅に低下。
VIX指数は21.71。+0.31と上昇しました。
恐怖指数のVIX指数は3月24日来の高い数値をつけました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.84
NY原油 89.02 ‐0.39%
NY金 1,980 +0.35%
ドル円は149円台後半を維持。
原油は小幅に下落。金は上昇しました。
ビットコインは29,636ドル。+3.00%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
情報技術やエネルギー、金融セクターなどが大きく下げm最多。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特に債券利回りの上昇を受けてグロース株が大きく下落しました。
【個別株】
〇アメリカン・エキスプレス ‐5.4%
決算を発表。富裕層の消費が業績を下支えし、EPSが3.30ドルと、予想2.94ドル、前年同期の2.47ドルを上回った一方で、
顧客が債務不履行に陥る可能性が高まったことを考慮し、貸倒引当金を前年同期比58%増の12.3億ドルに積み上げました。株価は5%以上下落。
【まとめ】
今週は月曜日の小売売上高やFOMC議事録、パウエル議長の講演など、インフレとFRB関連の話題もありましたが、
FRDウォッチを見ると、金融市場の反応はそれほど大きくなく、引き続き11月のFOMCでの一旦の利上げ停止を90%以上、12月以降のもう一段の利上げを30%前後織り込む形となっています。
決算を見ると、20日朝までに決算を発表したS&P500種構成企業86社のうち、74%がアナリストの利益予想を上回っており前年よりは悪いもののまずまずの内容となっています。
前年は決算シーズン全体で78%が予想を上回っていました。
客観的にみると、先週から一転し、今週の株安となった要因はやはり地政学リスク、中東情勢の悪化が背景かと思われます。
金や、同じく安全資産でありかつ利回りが数年ぶりの高水準にある米国債への需要が強く見られました。
S&P500に長期投資を続けていれば普通にあることです。
むしろ、インフレや地政学リスクの問題が解決に向かえば、一段株価が上昇する可能性があります。のびしろですね。
さて、過去200年の株式市場の歴史を振り返ると、悲しいことですが、戦争や紛争は世界中で何度も何度も起きてきました。
しかし、人類も株式市場もそれに負けず今日まで成長してきました。人間は愚かな一面もありますが、良い面もたくさんあります。
もちろん、それは簡単なことでも、一辺倒に進むことでもなく、時に後退することもありますが、
それでも私は人類の進歩や合理性を信じ、過去100年間がそうだったように、未来が今よりもよりよいものになると期待し、投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 33,127 ‐0.86%
S&P500 4,224 ‐1.26%
ナスダック 12,983 ‐1.53%
米国株式市場は続落。
追加利上げやイスラエルとハマスとの紛争拡大が懸念され、
世界的に株安となる一方で、安全資産の債券や金が上昇。
週間でダウは‐1.6%、S&P500は‐2.4%、ナスダックは‐3.2%と下げました。
ラッセル2000は‐1.29%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐1.05%と下落しました。
米10年債利回りは4.924%。‐0.064と小幅に低下。
VIX指数は21.71。+0.31と上昇しました。
恐怖指数のVIX指数は3月24日来の高い数値をつけました。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.84
NY原油 89.02 ‐0.39%
NY金 1,980 +0.35%
ドル円は149円台後半を維持。
原油は小幅に下落。金は上昇しました。
ビットコインは29,636ドル。+3.00%と上昇しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
情報技術やエネルギー、金融セクターなどが大きく下げm最多。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特に債券利回りの上昇を受けてグロース株が大きく下落しました。
【個別株】
〇アメリカン・エキスプレス ‐5.4%
決算を発表。富裕層の消費が業績を下支えし、EPSが3.30ドルと、予想2.94ドル、前年同期の2.47ドルを上回った一方で、
顧客が債務不履行に陥る可能性が高まったことを考慮し、貸倒引当金を前年同期比58%増の12.3億ドルに積み上げました。株価は5%以上下落。
【まとめ】
S&P500はチャート分析的に弱気シグナルとされる200日以上平均線を割り込み、週間で2.4%程下げました。
とは言え、1週間でたった2.数%程下落しただけなので、特に騒ぐようなことではありません。よくある範囲内です。
とは言え、1週間でたった2.数%程下落しただけなので、特に騒ぐようなことではありません。よくある範囲内です。
今週は月曜日の小売売上高やFOMC議事録、パウエル議長の講演など、インフレとFRB関連の話題もありましたが、
FRDウォッチを見ると、金融市場の反応はそれほど大きくなく、引き続き11月のFOMCでの一旦の利上げ停止を90%以上、12月以降のもう一段の利上げを30%前後織り込む形となっています。
決算を見ると、20日朝までに決算を発表したS&P500種構成企業86社のうち、74%がアナリストの利益予想を上回っており前年よりは悪いもののまずまずの内容となっています。
前年は決算シーズン全体で78%が予想を上回っていました。
客観的にみると、先週から一転し、今週の株安となった要因はやはり地政学リスク、中東情勢の悪化が背景かと思われます。
金や、同じく安全資産でありかつ利回りが数年ぶりの高水準にある米国債への需要が強く見られました。
中東情勢が落ち着くか、市場が慣れるか、市場の関心が他へ移るまでは、ボラティリティーが高くなる可能性がありますが、
そもそもプロでも予想が困難だった中東での戦闘を、私たちがコントロールすることなどできないので、落ち着いて、気長に投資を続けることが大切です。
過去記事に書きましたが、基本的に地政学的要因の下落は長くは続かず、通常買い時となります。
週間で2%マイナス、200日移動平均線を下回った。特に大したことはありません。そもそもプロでも予想が困難だった中東での戦闘を、私たちがコントロールすることなどできないので、落ち着いて、気長に投資を続けることが大切です。
過去記事に書きましたが、基本的に地政学的要因の下落は長くは続かず、通常買い時となります。
S&P500に長期投資を続けていれば普通にあることです。
むしろ、インフレや地政学リスクの問題が解決に向かえば、一段株価が上昇する可能性があります。のびしろですね。
さて、過去200年の株式市場の歴史を振り返ると、悲しいことですが、戦争や紛争は世界中で何度も何度も起きてきました。
しかし、人類も株式市場もそれに負けず今日まで成長してきました。人間は愚かな一面もありますが、良い面もたくさんあります。
もちろん、それは簡単なことでも、一辺倒に進むことでもなく、時に後退することもありますが、
それでも私は人類の進歩や合理性を信じ、過去100年間がそうだったように、未来が今よりもよりよいものになると期待し、投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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