【9月27日 米国株式市場】
ダウ 33,550 ‐0.20%
S&P500 4,274 +0.02%
ナスダック 13,092 +0.22%
米主要株価指数はまちまち。
S&P500はほぼ横ばい。ダウは小幅に下落。ナスダックは小幅に上昇して終えました。
ラッセル2000は+0.98%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.038%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは4.61%。+0.051と上昇。
VIX指数は18.22。‐0.72と低下しました。
米10年債利回りは2007年10月来の16年ぶりの高水準を維持しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.53 ‐0.07%
NY原油 93.71 +3.67%
NY金 1,874 ‐1.36%
ドル円は149円台中盤。米国の金利上昇が円を圧迫しています。
原油は+3%以上上昇し、昨年来の高値を記録。金は下落しました。
ビットコインは26,265ドル。+0.22%と小幅に上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】

原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが大きく反発。
一般消費財や情報技術などのグロース系のセクターも買い戻されました。
公益や生活必需品が引き続き下落しています。
【スタイルボックス】

中型バリュー株を除く、全てのカテゴリーが上昇。
特に中小型グロース株や小型株が上昇しました。
【個別株】
〇コストコ +1.91%
決算を発表。会費を引き上げられなかったことを不満とするアナリストの意見もありましたが、決算自体の内容はよく、株価は上昇しました。
【ポイント】
〇米政府機関が閉鎖されるリスクが報じられています。
もし閉鎖された場合には1日当たり19億ドルに上る売上高の損失ないし遅れが発生する可能性があるとブルームバーグは報じていますが、それでも米国株式市場や米経済に与える影響は限定的ですので、そこまで動じる必要はないでしょう。
〇全米自動車労組(UAW)のストライキが長引いており、不透明感を強めています。
〇ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はCNNとのインタビューで、
「このような下振れシナリオが米経済を直撃した場合、インフレ率2%に下げるための金融政策を縮小する必要が生じるかもしれない。政府機関の閉鎖や自動車ストはわれわれに代わって景気を鈍化させる恐れがあるからだ」と発言。
FRB関係者のタカ派姿勢が和らぐことを期待するトレーダーにとって、ネガティブなニュースはポジティブに捉えられる可能性があります。
市場は週後半に予定されるパウエル議長ら金融当局者の講演。および29日の個人消費支出(PCE)価格に注目が集まっています。
【まとめ】
FRBのタカ派の姿勢によって、FF金利や米国債利回りが高い水準にあるため、株式市場を圧迫していますが、底が近いという声もちらちら出てきています。
一方で、10月相場に入ってもボラティリティは続くとの見方もあるようですが、
今週の経済指標やパウエル議長の発言、および10月中旬からの決算シーズンの出来によって、また市場の雰囲気が変わる可能性があります。
調整がいつまで続くのか、上昇にいつ転じるのかはわかりませんが、
わからないからこそ、しっかりと適切に株式市場に資産を配分し、自分に許容できる範囲でリスクを取りつつ市場に居続けることが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村
ダウ 33,550 ‐0.20%
S&P500 4,274 +0.02%
ナスダック 13,092 +0.22%
米主要株価指数はまちまち。
S&P500はほぼ横ばい。ダウは小幅に下落。ナスダックは小幅に上昇して終えました。
ラッセル2000は+0.98%と小型株は上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.038%と小幅に下落しました。
米10年債利回りは4.61%。+0.051と上昇。
VIX指数は18.22。‐0.72と低下しました。
米10年債利回りは2007年10月来の16年ぶりの高水準を維持しています。
【為替・コモディティー】
ドル円 149.53 ‐0.07%
NY原油 93.71 +3.67%
NY金 1,874 ‐1.36%
ドル円は149円台中盤。米国の金利上昇が円を圧迫しています。
原油は+3%以上上昇し、昨年来の高値を記録。金は下落しました。
ビットコインは26,265ドル。+0.22%と小幅に上昇しました。
【S&P500マップ】

【セクター】

原油価格の上昇を受け、エネルギーセクターが大きく反発。
一般消費財や情報技術などのグロース系のセクターも買い戻されました。
公益や生活必需品が引き続き下落しています。
【スタイルボックス】

中型バリュー株を除く、全てのカテゴリーが上昇。
特に中小型グロース株や小型株が上昇しました。
【個別株】
〇コストコ +1.91%
決算を発表。会費を引き上げられなかったことを不満とするアナリストの意見もありましたが、決算自体の内容はよく、株価は上昇しました。
【ポイント】
〇米政府機関が閉鎖されるリスクが報じられています。
もし閉鎖された場合には1日当たり19億ドルに上る売上高の損失ないし遅れが発生する可能性があるとブルームバーグは報じていますが、それでも米国株式市場や米経済に与える影響は限定的ですので、そこまで動じる必要はないでしょう。
〇全米自動車労組(UAW)のストライキが長引いており、不透明感を強めています。
〇ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はCNNとのインタビューで、
「このような下振れシナリオが米経済を直撃した場合、インフレ率2%に下げるための金融政策を縮小する必要が生じるかもしれない。政府機関の閉鎖や自動車ストはわれわれに代わって景気を鈍化させる恐れがあるからだ」と発言。
FRB関係者のタカ派姿勢が和らぐことを期待するトレーダーにとって、ネガティブなニュースはポジティブに捉えられる可能性があります。
市場は週後半に予定されるパウエル議長ら金融当局者の講演。および29日の個人消費支出(PCE)価格に注目が集まっています。
【まとめ】
9月の米国株式市場は弱いとのアノマリーがありますが、
9月S&P500は5.2%、Nasdaqは約7%下落しており、今年はこのアノマリー通りになりそうです。
ただ、それでもドルベースの年初来リターンで、S&P500は11.33%、Nasdaqは25%以上上昇しており、これまでの上昇分の一部を吐き出したにすぎません。
9月S&P500は5.2%、Nasdaqは約7%下落しており、今年はこのアノマリー通りになりそうです。
ただ、それでもドルベースの年初来リターンで、S&P500は11.33%、Nasdaqは25%以上上昇しており、これまでの上昇分の一部を吐き出したにすぎません。
FRBのタカ派の姿勢によって、FF金利や米国債利回りが高い水準にあるため、株式市場を圧迫していますが、底が近いという声もちらちら出てきています。
一方で、10月相場に入ってもボラティリティは続くとの見方もあるようですが、
今週の経済指標やパウエル議長の発言、および10月中旬からの決算シーズンの出来によって、また市場の雰囲気が変わる可能性があります。
調整がいつまで続くのか、上昇にいつ転じるのかはわかりませんが、
わからないからこそ、しっかりと適切に株式市場に資産を配分し、自分に許容できる範囲でリスクを取りつつ市場に居続けることが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村