【9月20日 米国株式市場】
ダウ 34,440 ‐0.22%
S&P500 4,402 ‐0.94%
ナスダック 13,469 ‐1.53%
米国株式市場は続落。
9月のFOMCでは予想通りFF金利の据え置きが発表されましたが、もう一段の利上げや高金利が長期化する可能性が示唆されたため、金利に敏感な大型グロース株を中心に売られました。
ラッセル2000は‐0.90%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.31%と下落しました。
米10年債利回りは4.347%。‐0.02と小幅に低下。
VIX指数は15.14。+1.03と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 148.24 ‐0.06%
NY原油 90.27 ‐1.02%
NY金 1,929 ‐0.07%
FOMCを受けて、ドル円は148円台前半に。原油も下落しました。
ビットコインは27,155ドル。‐0.22%と下落しました。
【S&P500マップ】

【セクター】

セクター別では、金利動向に敏感な通信やテクノロジーが大きく下落しました。
【スタイルボックス】

全てのカテゴリーが下落。
特に大型グロース株とコア、小型株が大きく下げました。
【個別株】
【FOMC】
【パウエル議長の講演】
パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で
「われわれは入手されるデータのほか、進展する見通しとリスクを見極めながら、慎重に政策を進める立場にある」
「適切なら一段の利上げを実施する用意がある。インフレ率が目標に向かって持続的に低下していると確信できるまで、政策金利を制約的な水準に維持する」
と8月のジャクソンホール同様、今後に対してデータを見ながら柔軟に対応する姿勢と、必要であればもう一段利上げする可能性を示唆しました。
また、「ソフトランディング(は常にもっともらしい見通しだと考えてきた。これは現在でもあてはまる」と指摘。

【まとめ】
FOMCでは予想通り金利が据え置きとなりました。
ただ、もう一段利上げが示唆されたことを受け、大型グロース株が売られました。
とはいえ、ジャクソンホール以降、可能性の一つとして織り込まれていたため、Nasdaqでも‐1.5%とそこまで大きな混乱もなく無事通過しました。
また、私は元々予想に基づきポートフォリオをいじる手法ではなく、パッシブ運用をしていますから、9月のFOMCやFRBの発言を受けても特に何もせず、今まで通りの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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ダウ 34,440 ‐0.22%
S&P500 4,402 ‐0.94%
ナスダック 13,469 ‐1.53%
米国株式市場は続落。
9月のFOMCでは予想通りFF金利の据え置きが発表されましたが、もう一段の利上げや高金利が長期化する可能性が示唆されたため、金利に敏感な大型グロース株を中心に売られました。
ラッセル2000は‐0.90%と下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.31%と下落しました。
米10年債利回りは4.347%。‐0.02と小幅に低下。
VIX指数は15.14。+1.03と上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 148.24 ‐0.06%
NY原油 90.27 ‐1.02%
NY金 1,929 ‐0.07%
FOMCを受けて、ドル円は148円台前半に。原油も下落しました。
ビットコインは27,155ドル。‐0.22%と下落しました。
【S&P500マップ】

FOMCを受けて、金利動向に敏感な大型株グロース株が売られ、ナスダックを圧迫しました。
【セクター】

セクター別では、金利動向に敏感な通信やテクノロジーが大きく下落しました。
【スタイルボックス】

全てのカテゴリーが下落。
特に大型グロース株とコア、小型株が大きく下げました。
【個別株】
〇前日上場した食品宅配サービス「インスタカート」運営のメープルベアが‐10.7%下落。
〇ピンタレストは+3.1%。最大10億ドルの自社株買いを行うと発表しました。
【FOMC】
FRBは9月のFOMCで、FF金利の誘導目標を5.25%~5.50%で据え置きました。
ただ今後については、年内の追加利上げを想定。金融政策は2024年を通して従来の予想より高い水準にとどまるだろうということが示唆されました。
ただ今後については、年内の追加利上げを想定。金融政策は2024年を通して従来の予想より高い水準にとどまるだろうということが示唆されました。
FRBは金利・経済予測で24年の政策金利中央値を5.1%と予想。6月時点は4.6%でした。
23年末の政策金利の予想中央値は6月時と同じく5.50~5.75%。現行水準よりも0.25%ポイント上回る水準で、あと一回の利上げが示唆されました。
23年末の政策金利の予想中央値は6月時と同じく5.50~5.75%。現行水準よりも0.25%ポイント上回る水準で、あと一回の利上げが示唆されました。
【パウエル議長の講演】
パウエルFRB議長はFOMC後の記者会見で
「われわれは入手されるデータのほか、進展する見通しとリスクを見極めながら、慎重に政策を進める立場にある」
「適切なら一段の利上げを実施する用意がある。インフレ率が目標に向かって持続的に低下していると確信できるまで、政策金利を制約的な水準に維持する」
と8月のジャクソンホール同様、今後に対してデータを見ながら柔軟に対応する姿勢と、必要であればもう一段利上げする可能性を示唆しました。
また、「ソフトランディング(は常にもっともらしい見通しだと考えてきた。これは現在でもあてはまる」と指摘。
「実質GDPの伸びは予想を上回った」「労働市場は堅調」「消費支出は特に堅調」「住宅建設は活発化」など米経済が堅調だという認識を示しました。
FOMCを受けて金融市場では、24年後半まで高い水準の金利が維持されるとの見通しが強まりました。

米バンク・オブ・アメリカのアラステア・ボースウィック最高財務責任者は、米国の消費は依然として好調であり、景気減速の可能性は低下していると発言。
同社は今年末S&P500の予想を7%近く上方修正し4600と予想。従来予想4300から引き上げました。
【まとめ】
FOMCでは予想通り金利が据え置きとなりました。
ただ、もう一段利上げが示唆されたことを受け、大型グロース株が売られました。
とはいえ、ジャクソンホール以降、可能性の一つとして織り込まれていたため、Nasdaqでも‐1.5%とそこまで大きな混乱もなく無事通過しました。
今後についてですが、これまで述べてきた通り、まだ数か月はインフレと金利・FRBとの戦いはもう数か月続きそうです。
パウエル議長は講演で「FRBの予測は計画ではない、政策は適宜調整する」「不確実な要素が多い」「FOMCごとに意思決定を行う」
私たち投資家も、現段階で特定のシナリオが起こると決めつけすぎず、柔軟な思考を持つことが大切です。
経済指標の発表やFOMC、そして現在の金利や景気サイクルも長期投資家にとっては一通過点に過ぎません。
パウエル議長は講演で「FRBの予測は計画ではない、政策は適宜調整する」「不確実な要素が多い」「FOMCごとに意思決定を行う」
「FRBの予測は公式見解ではなく、予測は的中しないこともある」と述べていました。
私たち投資家も、現段階で特定のシナリオが起こると決めつけすぎず、柔軟な思考を持つことが大切です。
経済指標の発表やFOMC、そして現在の金利や景気サイクルも長期投資家にとっては一通過点に過ぎません。
また、私は元々予想に基づきポートフォリオをいじる手法ではなく、パッシブ運用をしていますから、9月のFOMCやFRBの発言を受けても特に何もせず、今まで通りの投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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