【9月1日 米国株式市場】
ダウ 34,837 +0.33%
S&P500 4,515 +0.18%
ナスダック 14,031 ‐0.02%
ダウとS&P500は上昇。
ナスダックは小幅に下落。影響力の大きいテスラの5%の下落がナスダックを押し下げました。
全体では、8月の雇用統計を受けて、FRBが利上げを停止するとの見方が強まりました。
ラッセル2000は+1.11%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.41%と上昇しました。
米10年債利回りは4.181%。+0.09と上昇。
VIX指数は13.09。‐0.48と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 146.23
NY原油 86.05 +2.89%
NY金 1,938 +0.02%
ドル円は146円台前半。
原油価格は7日続伸。OPECプラスが続けてきた供給削減や中国の景気対策への期待が材料。
ビットコインは25,781ドル。‐0.55%と低下しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
エネルギー +2.05%
素材 +1.02%
金融 +0.80%
資本財 +0.51%
ヘルスケア +0.23%
情報技術 +0.23%
不動産 ‐0.08%
公益 ‐0.52%
通信 ‐0.54%
一般消費財 ‐0.54%
生活必需品 ‐0.83%
6セクターが上昇。
原油価格の上昇を受けエネルギーセクターが上昇しました。
ストリーミング関連銘柄が大きく下落。ワーナーブラザーズディスカバリー‐12%、フォックス‐6%、ディズニー‐2.4%。
【スタイルボックス】

全てのカテゴリーが上昇。
特に小型株が上昇しました。
【個別株】
テスラは‐5.06%と下落。同社は「モデル3」の初の改良版を日本やオーストラリアなどで発表。上位車種「モデルS」と「X」の価格を引き下げました。
【経済指標】
8月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は18.7万増と、予想17万人を超える増加を見せました。
7月分は15.7万人に下方修正。
失業率は3.8%と、7月の3.5%から上昇し、2022年2月以来の高水準となりました。ただ、FRBの第4Qの予想中央値4.1%には届きませんでした。
これを受けて9月のFOMCでの利上げ停止確率を市場は93%まで織り込みました。
9月以降の金利曲線も左寄りにシフトし、利上げ停止を織り込む動きが強まりました。

米ISM製造業指数は47.6と市場予想47、前月の46.4を上回りました。
拡大、縮小の節目となる50は下回りましたが、サブ指数の生産指数が3カ月ぶりに50に上昇するなど、製造業の活動や景気後退への懸念を和らげる内容となりました。
【FRB関係者の発言】
クリーブランド連銀のメスター総裁は、米国のインフレはこのところ改善が見られるもののなお高過ぎると指摘、労働市場は依然として力強いとの認識を示しました。
【ムーディーズの見通し】
中国に関しては、今年の成長率予測は5%に据え置いたものの、24年予測は4.0%に引き下げ。前回は4.5%でした。
【グロース株へ資金流入】
【まとめ】
週足ではS&P500は2.5%、ダウが1.4%、ナスダックが3.2%上昇。
9月のFOMCを前に経済指標を消化。
利上げ観測が弱まったことが株式市場の追い風となりました。
来週9月4日はレーバーデーの祝日のため米国株式市場は休場となります。
今日も米取引所の合算出来高は89億株、直近20営業日の平均は104億株と少なく、
例年通り、レーバーデー明けから夏休みから戻った市場参加者の取引が活発化すると思われます。
そうなると市場の雰囲気や流れが少し変わる可能性もありますが、S&P500やインデックスファンドに投資をする方であれば、いつもどおり特に気にすることなく投資を続けていくことが大切だと思います。
皆様の集めているリスクプレミアムは毎日少しずつ大きくなっていくようなものではなく、ある日急にドン!と提供されるものです。
そういう日を逃さぬために、自身の許容できる範囲内でしっかりと資産を配分しておくことが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
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ダウ 34,837 +0.33%
S&P500 4,515 +0.18%
ナスダック 14,031 ‐0.02%
ダウとS&P500は上昇。
ナスダックは小幅に下落。影響力の大きいテスラの5%の下落がナスダックを押し下げました。
全体では、8月の雇用統計を受けて、FRBが利上げを停止するとの見方が強まりました。
ラッセル2000は+1.11%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+0.41%と上昇しました。
米10年債利回りは4.181%。+0.09と上昇。
VIX指数は13.09。‐0.48と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 146.23
NY原油 86.05 +2.89%
NY金 1,938 +0.02%
ドル円は146円台前半。
原油価格は7日続伸。OPECプラスが続けてきた供給削減や中国の景気対策への期待が材料。
ビットコインは25,781ドル。‐0.55%と低下しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
エネルギー +2.05%
素材 +1.02%
金融 +0.80%
資本財 +0.51%
ヘルスケア +0.23%
情報技術 +0.23%
不動産 ‐0.08%
公益 ‐0.52%
通信 ‐0.54%
一般消費財 ‐0.54%
生活必需品 ‐0.83%
6セクターが上昇。
原油価格の上昇を受けエネルギーセクターが上昇しました。
ストリーミング関連銘柄が大きく下落。ワーナーブラザーズディスカバリー‐12%、フォックス‐6%、ディズニー‐2.4%。
【スタイルボックス】

全てのカテゴリーが上昇。
特に小型株が上昇しました。
【個別株】
テスラは‐5.06%と下落。同社は「モデル3」の初の改良版を日本やオーストラリアなどで発表。上位車種「モデルS」と「X」の価格を引き下げました。
半導体大手ブロードコムは‐5.5%安。前日発表の第4・四半期の売上高見通しが市場予想を小幅に下回りました
【経済指標】
8月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は18.7万増と、予想17万人を超える増加を見せました。
7月分は15.7万人に下方修正。
失業率は3.8%と、7月の3.5%から上昇し、2022年2月以来の高水準となりました。ただ、FRBの第4Qの予想中央値4.1%には届きませんでした。
これを受けて9月のFOMCでの利上げ停止確率を市場は93%まで織り込みました。
9月以降の金利曲線も左寄りにシフトし、利上げ停止を織り込む動きが強まりました。

米ISM製造業指数は47.6と市場予想47、前月の46.4を上回りました。
拡大、縮小の節目となる50は下回りましたが、サブ指数の生産指数が3カ月ぶりに50に上昇するなど、製造業の活動や景気後退への懸念を和らげる内容となりました。
【FRB関係者の発言】
クリーブランド連銀のメスター総裁は、米国のインフレはこのところ改善が見られるもののなお高過ぎると指摘、労働市場は依然として力強いとの認識を示しました。
【ムーディーズの見通し】
米格付け大手ムーディーズは、23年の米国経済成長率見通しを引き上げる一方、24年の中国経済成長率見通しを引き下げました
23年の米経済の成長率見通しは1.9%。5月時点では1.1%でした。24年の米成長率見通しは1%に据え置き。高金利が経済のブレーキになると指摘。
中国に関しては、今年の成長率予測は5%に据え置いたものの、24年予測は4.0%に引き下げ。前回は4.5%でした。
【グロース株へ資金流入】
BofAグローバル・リサーチが公表した資料によると、8月30日までの直近1週間にハイテク株への資金流入が51億ドルとなり5月以来の高水準となりました。
過去2年間で最長となる10週連続の買い越しとなりました。
過去2年間で最長となる10週連続の買い越しとなりました。
株式ファンドへの資金流入は103億ドル。新興市場株への資金流入は49億ドルでした。
【まとめ】
週足ではS&P500は2.5%、ダウが1.4%、ナスダックが3.2%上昇。
9月のFOMCを前に経済指標を消化。
利上げ観測が弱まったことが株式市場の追い風となりました。
来週9月4日はレーバーデーの祝日のため米国株式市場は休場となります。
今日も米取引所の合算出来高は89億株、直近20営業日の平均は104億株と少なく、
例年通り、レーバーデー明けから夏休みから戻った市場参加者の取引が活発化すると思われます。
そうなると市場の雰囲気や流れが少し変わる可能性もありますが、S&P500やインデックスファンドに投資をする方であれば、いつもどおり特に気にすることなく投資を続けていくことが大切だと思います。
皆様の集めているリスクプレミアムは毎日少しずつ大きくなっていくようなものではなく、ある日急にドン!と提供されるものです。
そういう日を逃さぬために、自身の許容できる範囲内でしっかりと資産を配分しておくことが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
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