【8月31日 米国株式市場】
ダウ 34,721 ‐0.48%
S&P500 4,507 ‐0.16%
ナスダック 14,034 +0.11%
ダウとS&P500は小幅安。ナスダックは続伸し4週間余りぶりを高値となりました。
米個人消費支出(PCE)や新規失業保険申請件数など強弱混在の経済指標を受けて小幅にもみ合いました。
FRBが高い水準の金利をより長く継続するのではとの見通しから、8月のS&P500は2月以来のマイナスで終えました。
ラッセル2000は‐0.19%と小型株は下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.57%と下げました。
米10年債利回りは4.110%。‐0.014と低下。
VIX指数は13.57。‐0.31と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.52 ‐0.29%
NY原油 83.58 +2.39%
NY金 1,938 ‐0.30%
年内はOPECプラスが減産を維持するとの見通しから原油価格が上昇。
ビットコインは25,986ドル。‐4.84%と下落。
【S&P500マップ】
【セクター】
一般消費財 +0.50%
情報技術 +0.37%
エネルギー +0.15%
通信 +0.11%
素材 ‐0.05%
金融 ‐0.40%
資本財 ‐0.50%
生活必需品 ‐0.54%
不動産 ‐0.75%
公益 ‐1.04%
ヘルスケア ‐1.21%
全11セクター4セクターが上昇。
10年債利回りの低下を受けてグロース系のセクターが、原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターがそれぞれ上昇。
一方で、公益やヘルスケアは1%以上下落しました。
【スタイルボックス】
大中型グロース株や小型バリュー株などは上昇しましたが、
大中型バリュー株やコアが売られました。
【個別株】
〇パランティアは‐8%と大きく下落。モルガン・スタンレーが投資判断を「アンダーウエート」に引き下げました。AIの熱狂が実を結ぶには時間がかかると指摘。
〇ディスカウントショップのダラー・ゼネラルは12%急落。年間の既存店売上高見通しを下方修正したことを嫌気されました。
【経済指標】
労働省が発表した8月26日までの週の新規失業保険申請件数は22.8万件と、前週から4000件減少。
強い労働市場は、景気後退に対しては心強いものの、
インフレの抑制という面では、ある程度労働市場が緩み、賃金上昇率や求人件数が抑得られる必要があります。
【まとめ】
8月は、月間でS&P500は‐1.8%。ダウは‐2.4%、ナスダックは‐2.2%とそれぞれ下落。
S&P500とナスダックは2月以来のマイナスで終えました。
まあ、マイナスで終える月はよくあることなので騒ぐ必要はないでしょう。
米国株式市場は9月1日発表の米雇用統計が注目集まっています。
ブルームバーグによると、雇用統計に対して「リスクオン」予想が49%、「リスクオフ」予想は24%とのこと。
ここ数日のインフレ指標やPCEが投資家にとって概ね良い結果で、株価は上向いていましたが、新規失業保険申請件数で示唆された、労働市場の強さが投資家心理に水を差す形になる可能性もあります。
とは言え、雇用統計もFOMCも、今日や9月で終わりではなく、今後も投資を続ける限り、毎月毎年と続いていくことですから、
1度の結果に一喜一憂せず、変化することが当たり前、予想は当たるときもあれば外れることもあると受け入れ淡々と投資を続けていくことが大切です。
また今後どこかで利下げとなれば、(市場がそう思い込んだタイミングで)株式市場は一段上昇するかもしれません。
それがいつになるかはわかりませんし、本当に発生するかもわかりませんが、そのような市場の急上昇日を逃さないためにも、自身の許容できる範囲で資金を株式市場に配分し、市場に居続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 34,721 ‐0.48%
S&P500 4,507 ‐0.16%
ナスダック 14,034 +0.11%
ダウとS&P500は小幅安。ナスダックは続伸し4週間余りぶりを高値となりました。
米個人消費支出(PCE)や新規失業保険申請件数など強弱混在の経済指標を受けて小幅にもみ合いました。
FRBが高い水準の金利をより長く継続するのではとの見通しから、8月のS&P500は2月以来のマイナスで終えました。
ラッセル2000は‐0.19%と小型株は下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.57%と下げました。
米10年債利回りは4.110%。‐0.014と低下。
VIX指数は13.57。‐0.31と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.52 ‐0.29%
NY原油 83.58 +2.39%
NY金 1,938 ‐0.30%
年内はOPECプラスが減産を維持するとの見通しから原油価格が上昇。
ビットコインは25,986ドル。‐4.84%と下落。
【S&P500マップ】
【セクター】
一般消費財 +0.50%
情報技術 +0.37%
エネルギー +0.15%
通信 +0.11%
素材 ‐0.05%
金融 ‐0.40%
資本財 ‐0.50%
生活必需品 ‐0.54%
不動産 ‐0.75%
公益 ‐1.04%
ヘルスケア ‐1.21%
全11セクター4セクターが上昇。
10年債利回りの低下を受けてグロース系のセクターが、原油価格の上昇を受けてエネルギーセクターがそれぞれ上昇。
一方で、公益やヘルスケアは1%以上下落しました。
【スタイルボックス】
大中型グロース株や小型バリュー株などは上昇しましたが、
大中型バリュー株やコアが売られました。
【個別株】
〇パランティアは‐8%と大きく下落。モルガン・スタンレーが投資判断を「アンダーウエート」に引き下げました。AIの熱狂が実を結ぶには時間がかかると指摘。
〇ディスカウントショップのダラー・ゼネラルは12%急落。年間の既存店売上高見通しを下方修正したことを嫌気されました。
【経済指標】
個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.3%上昇と市場の予想と一致。FRBが利上げを一時停止するとの見方が強まりました。
よりFRBが重要視する、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCEは前年同月比4.2%上昇とこちらも予想と一致。
インフレ指標が予想通りとなったことを受けて株式市場は一時上昇する場面もありましたが、次第に売りが優勢となりました。
FEDウォッチも昨日とほぼ変わらず。
インフレ指標が予想通りとなったことを受けて株式市場は一時上昇する場面もありましたが、次第に売りが優勢となりました。
FEDウォッチも昨日とほぼ変わらず。
労働省が発表した8月26日までの週の新規失業保険申請件数は22.8万件と、前週から4000件減少。
強い労働市場は、景気後退に対しては心強いものの、
インフレの抑制という面では、ある程度労働市場が緩み、賃金上昇率や求人件数が抑得られる必要があります。
【まとめ】
8月は、月間でS&P500は‐1.8%。ダウは‐2.4%、ナスダックは‐2.2%とそれぞれ下落。
S&P500とナスダックは2月以来のマイナスで終えました。
まあ、マイナスで終える月はよくあることなので騒ぐ必要はないでしょう。
米国株式市場は9月1日発表の米雇用統計が注目集まっています。
ブルームバーグによると、雇用統計に対して「リスクオン」予想が49%、「リスクオフ」予想は24%とのこと。
ここ数日のインフレ指標やPCEが投資家にとって概ね良い結果で、株価は上向いていましたが、新規失業保険申請件数で示唆された、労働市場の強さが投資家心理に水を差す形になる可能性もあります。
とは言え、雇用統計もFOMCも、今日や9月で終わりではなく、今後も投資を続ける限り、毎月毎年と続いていくことですから、
1度の結果に一喜一憂せず、変化することが当たり前、予想は当たるときもあれば外れることもあると受け入れ淡々と投資を続けていくことが大切です。
また今後どこかで利下げとなれば、(市場がそう思い込んだタイミングで)株式市場は一段上昇するかもしれません。
それがいつになるかはわかりませんし、本当に発生するかもわかりませんが、そのような市場の急上昇日を逃さないためにも、自身の許容できる範囲で資金を株式市場に配分し、市場に居続けていきたいと思います。
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