【8月30日 米国株式市場】
ダウ 34,890 +0.11%
S&P500 4,514 +0.38%
ナスダック 14,019 +0.54%
米国株式市場は4日続伸。S&P500は3週間ぶりの高値となりました。
発表されたのADP雇用統計と第2四半期GDP確報値が予想を下回りました。
米経済の鈍化を示す経済指標の発表を受けて、FRBが9月のFOMCで利上げを一旦停止するとの見方が強まりました。
ラッセル2000は+0.40%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.03%と小幅に下落。
米10年債利回りは4.113%。‐0.009と小幅に低下しました。
VIX指数は13.88。‐0.57と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 146.16 ‐0.05%
NY原油 81.71 +0.68%
NY金 1,942 +0.34%
ドル円は146円台前半。
原油と金は上昇しました。
ビットコインは27,272ドル。‐1.60%と下落しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
情報技術 +0.83%
エネルギー +0.51%
資本財 +0.44%
通信 +0.35%
一般消費財 +0.33%
不動産 +0.29%
生活必需品 +0.18%
資本財 +0.15%
金融 +0.12%
ヘルスケア ‐0.03%
公益 ‐0.42%
ヘスティアと公益を除く9セクターが上昇。
地銀株はFRBが資産規模1000億~2500億ドルの銀行に対して、非公開で一連の警告を発したとの報道が重しとなり売られました。
【スタイルボックス】

今日もグロース株が上昇。
このところの経済指標を受け、債券利回りが低下したことや、利上げに目途がついたとの考えからグロース株が買われています。
【個別株】
〇半導体大手エヌビディアは1%上昇し、終値で過去最高値を更新しました。
〇HPは6.6%急落。需要減速を理由に通期利益予想を下方修正しました。
【経済指標】
ADPが発表した8月の民間部門雇用者数は27.7万増と、予想19.5万人増を下回り、労働市場の失速を示唆。
これを受けて、9月の利上げ停止を予想する確率が90.0%にまで増加。
11月以降も左寄りとなり、利上げ停止を織り込む動きが強まりました。

ただ、もう一段利上げがあると依然30%以上織り込まれています。
【まとめ】
S&P500種株価指数は節目として意識される4500を突破。
アップルやアルファベットなど大型グロース株が指数を牽引。
ここ数日の経済指標を受けて、FRBの利上げサイクル終了への見方が強まっています。
ここ数か月、市場はFRBの発言やドットプロットを無視して、勝手に利下げを期待して株価を上昇させ、その後、FRBのタカ派というか「宣言通り」の態度を受けて、株価を調整する。
といったことを繰り返してきました。
今回も、9月の利上げ停止は確実視されていますが、その後の利上げ停止を決め打ちするには時期尚早で、今後の米インフレ指標次第では、FRBのメンバーがその可能性を残している通り、利上げとなる可能性もあります。
ここ最近の経済指標や株式市場の上昇に浮かれて楽観的になりすぎないことが大切です。
米取引所の合算出来高は90億株。直近20営業日の平均は106億株と非常に少なくなってきています。
来月、夏休みから戻ってきた市場参加者の動きが本格化すれば、良くも悪くも市場の雰囲気が大きく変わる可能性があります。
市場の動向に振り回されることなく、人生を楽しみつつ、投資を続けることが大切だと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 34,890 +0.11%
S&P500 4,514 +0.38%
ナスダック 14,019 +0.54%
米国株式市場は4日続伸。S&P500は3週間ぶりの高値となりました。
発表されたのADP雇用統計と第2四半期GDP確報値が予想を下回りました。
米経済の鈍化を示す経済指標の発表を受けて、FRBが9月のFOMCで利上げを一旦停止するとの見方が強まりました。
ラッセル2000は+0.40%と上昇。
VXUS(全世界株式除く米)は‐0.03%と小幅に下落。
米10年債利回りは4.113%。‐0.009と小幅に低下しました。
VIX指数は13.88。‐0.57と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 146.16 ‐0.05%
NY原油 81.71 +0.68%
NY金 1,942 +0.34%
ドル円は146円台前半。
原油と金は上昇しました。
ビットコインは27,272ドル。‐1.60%と下落しました。
【S&P500マップ】

【セクター】
情報技術 +0.83%
エネルギー +0.51%
資本財 +0.44%
通信 +0.35%
一般消費財 +0.33%
不動産 +0.29%
生活必需品 +0.18%
資本財 +0.15%
金融 +0.12%
ヘルスケア ‐0.03%
公益 ‐0.42%
ヘスティアと公益を除く9セクターが上昇。
地銀株はFRBが資産規模1000億~2500億ドルの銀行に対して、非公開で一連の警告を発したとの報道が重しとなり売られました。
【スタイルボックス】

今日もグロース株が上昇。
このところの経済指標を受け、債券利回りが低下したことや、利上げに目途がついたとの考えからグロース株が買われています。
【個別株】
〇半導体大手エヌビディアは1%上昇し、終値で過去最高値を更新しました。
〇HPは6.6%急落。需要減速を理由に通期利益予想を下方修正しました。
【経済指標】
ADPが発表した8月の民間部門雇用者数は27.7万増と、予想19.5万人増を下回り、労働市場の失速を示唆。
第2・四半期、米国内総生産(GDP)改定値は年率換算で前期より2.1%増と、7月に発表された速報値の2.4%増から下方改定されました。
これを受けて、9月の利上げ停止を予想する確率が90.0%にまで増加。
11月以降も左寄りとなり、利上げ停止を織り込む動きが強まりました。

ただ、もう一段利上げがあると依然30%以上織り込まれています。
【まとめ】
S&P500種株価指数は節目として意識される4500を突破。
アップルやアルファベットなど大型グロース株が指数を牽引。
ここ数日の経済指標を受けて、FRBの利上げサイクル終了への見方が強まっています。
市場は、今週発表されるPECデフレータと米雇用統計の結果に注目しています。
ここ数か月、市場はFRBの発言やドットプロットを無視して、勝手に利下げを期待して株価を上昇させ、その後、FRBのタカ派というか「宣言通り」の態度を受けて、株価を調整する。
といったことを繰り返してきました。
今回も、9月の利上げ停止は確実視されていますが、その後の利上げ停止を決め打ちするには時期尚早で、今後の米インフレ指標次第では、FRBのメンバーがその可能性を残している通り、利上げとなる可能性もあります。
ここ最近の経済指標や株式市場の上昇に浮かれて楽観的になりすぎないことが大切です。
米取引所の合算出来高は90億株。直近20営業日の平均は106億株と非常に少なくなってきています。
来月、夏休みから戻ってきた市場参加者の動きが本格化すれば、良くも悪くも市場の雰囲気が大きく変わる可能性があります。
市場の動向に振り回されることなく、人生を楽しみつつ、投資を続けることが大切だと思います。
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