【8月29日 米国株式市場】
ダウ 34,852 +0.85%
S&P500 4,497 +1.45%
ナスダック 13,943 +1.74%
S&P500は6月以来、Nasdaqは7月28日来の大幅上昇。
それぞれ2週間ぶりの高値を付けました。
7月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が減少。FRBが利上げを休止するとの観測が強まりました。
経済指標が予想を下回ったことで米国債利回りが低下。
グロース株を中心に株式市場は上昇しました。
ラッセル2000は+1.42%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.28%と上昇しました。
米10年債利回りは4.124%。‐0.095と低下。
VIX指数は14.45。‐0.63と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.87 ‐0.47%
NY原油 81.32 +1.52%
NY金 1,916 ‐0.05%
ドル円は145円台後半。原油は上昇。
ビットコインは+6%と大きく上昇。
コインベース・グローバルが14%、グレースケール・ビットコイン・トラストは17%急伸するなど、仮想通貨関連株も大きく上昇しました。
グレイスケール・インベストメンツが、米国初のビットコインETFの立ち上げで、米連邦高等裁判所から支持を受けたことが材料視されました。
【S&P500マップ】

米国債利回りの低下を受けてグロース株が上昇。エヌビディアは4.2%上昇し過去最高値を更新。テスラも+7.7%。
【セクター】
通信 +2.47%
一般消費財 +2.35%
情報技術 +2.11%
素材 +1.67%
不動産 +1.21%
金融 +0.88%
ヘルスケア +0.83%
資本財 +0.77%
生活必需品 +0.41%
エネルギー +0.30%
公益 +0.28%
全11セクターが上昇。
特に通信、一般消費財、情報技術などグロース系のセクターが2%以上上昇しました。
【スタイルボックス】

全てのカテゴリーが上昇。
特にグロース株が大きく上昇しました。
【個別株】
〇ジャクソンフィナンシャル<JXN> +13.86%
〇グースヘッドインシュアランス<GSHD> +15.16%
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが両銘柄を9月1日の取引開始前にS&P600指数の算出銘柄に採用すると発表しました。
【経済指標】
7月の雇用動態調査JOLTSは、求人件数が33.8万件減の882.7万件と、予想946.5万件を大きく下回り、2021年3月以来ぶりの低水準となりました。
減少は3カ月連続 前月分も916万5000件に下方修正されました。
インフレの抑制には労働市場の緩みが必要とされていますが、これを後押しする内容となりました。
離職率も2.3%と2021年以降で最低水準となり、米労働者が再就職できる自信がなくなっていることが示唆されました。
また、コンファレンス・ボードが発表した8月の米消費者信頼感指数は106.1と、市場予想の116.0を下回ったことも材料となりました。
これらを受けて、金融市場では、9月のFOMCでの利上げ停止を86.5%で織り込んだほか、11月以降のもう一段利上げがあるとの見方がやや低下。金利据え置きを織り込む動きが強くなりました。

【まとめ】
市場は、FRBが重要視する31日発表の米個人消費支出(PCE)価格指数、9月1日の8月米雇用統計の結果に注目しています。
市場参加者が夏休みから戻って来てからが本番という感じでしょう。
昨年10月からの反発や今日の上昇でまたグロース株が話題となっていますが、
バリュー株は景気後退期にはグロース株よりも強い傾向もあるため、個人的にはインデックスファンドを用いて両方保有していきたいと思っています。
米国のインフレに関しては、明日、来週急に消えるわけでもないし、私たち自身にどうこうできる問題でもありませんから、あまりやきもきしないことが大切です。
そこをどうこうしようと暖簾に腕押しするよりも、入金力をあげるなど自身にできることに注力するのが良いと思います。
私はインデックス投資家なので経済指標の結果に振り回されることなく、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

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ダウ 34,852 +0.85%
S&P500 4,497 +1.45%
ナスダック 13,943 +1.74%
S&P500は6月以来、Nasdaqは7月28日来の大幅上昇。
それぞれ2週間ぶりの高値を付けました。
7月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が減少。FRBが利上げを休止するとの観測が強まりました。
経済指標が予想を下回ったことで米国債利回りが低下。
グロース株を中心に株式市場は上昇しました。
ラッセル2000は+1.42%と小型株も上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も+1.28%と上昇しました。
米10年債利回りは4.124%。‐0.095と低下。
VIX指数は14.45。‐0.63と低下しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.87 ‐0.47%
NY原油 81.32 +1.52%
NY金 1,916 ‐0.05%
ドル円は145円台後半。原油は上昇。
ビットコインは+6%と大きく上昇。
コインベース・グローバルが14%、グレースケール・ビットコイン・トラストは17%急伸するなど、仮想通貨関連株も大きく上昇しました。
グレイスケール・インベストメンツが、米国初のビットコインETFの立ち上げで、米連邦高等裁判所から支持を受けたことが材料視されました。
【S&P500マップ】

米国債利回りの低下を受けてグロース株が上昇。エヌビディアは4.2%上昇し過去最高値を更新。テスラも+7.7%。
アルファベットはAI技術や提携に関する一連の発表が好感され+2.8%
【セクター】
通信 +2.47%
一般消費財 +2.35%
情報技術 +2.11%
素材 +1.67%
不動産 +1.21%
金融 +0.88%
ヘルスケア +0.83%
資本財 +0.77%
生活必需品 +0.41%
エネルギー +0.30%
公益 +0.28%
全11セクターが上昇。
特に通信、一般消費財、情報技術などグロース系のセクターが2%以上上昇しました。
【スタイルボックス】

全てのカテゴリーが上昇。
特にグロース株が大きく上昇しました。
【個別株】
〇AT&T<T> +3.94%
〇ベライゾン<VZ> +3.40%
シティは通信大手両社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に引き上げました。
〇ジャクソンフィナンシャル<JXN> +13.86%
〇グースヘッドインシュアランス<GSHD> +15.16%
S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスが両銘柄を9月1日の取引開始前にS&P600指数の算出銘柄に採用すると発表しました。
【経済指標】
7月の雇用動態調査JOLTSは、求人件数が33.8万件減の882.7万件と、予想946.5万件を大きく下回り、2021年3月以来ぶりの低水準となりました。
減少は3カ月連続 前月分も916万5000件に下方修正されました。
インフレの抑制には労働市場の緩みが必要とされていますが、これを後押しする内容となりました。
離職率も2.3%と2021年以降で最低水準となり、米労働者が再就職できる自信がなくなっていることが示唆されました。
また、コンファレンス・ボードが発表した8月の米消費者信頼感指数は106.1と、市場予想の116.0を下回ったことも材料となりました。
これらを受けて、金融市場では、9月のFOMCでの利上げ停止を86.5%で織り込んだほか、11月以降のもう一段利上げがあるとの見方がやや低下。金利据え置きを織り込む動きが強くなりました。

その可能性はあると思いますが、これまでFRBの意見を軽視して、勝手に利上げの予想曲線を左に寄せて、株価を上昇させては、「やっぱりFRBの言う通りに利上げがありそうです、株価調整します」を繰り返してきた市場なので、あまり一喜一憂しない方が良いでしょう。
FRBの言う通り今度の経済指標の内容次第でまた雰囲気は変わるかもしれません。
FRBの言う通り今度の経済指標の内容次第でまた雰囲気は変わるかもしれません。
【まとめ】
市場は、FRBが重要視する31日発表の米個人消費支出(PCE)価格指数、9月1日の8月米雇用統計の結果に注目しています。
米取引所の合算出来高は100億株。直近20営業日の平均は107億株。と様子見が続いています。
市場参加者が夏休みから戻って来てからが本番という感じでしょう。
昨年10月からの反発や今日の上昇でまたグロース株が話題となっていますが、
バリュー株は景気後退期にはグロース株よりも強い傾向もあるため、個人的にはインデックスファンドを用いて両方保有していきたいと思っています。
米国のインフレに関しては、明日、来週急に消えるわけでもないし、私たち自身にどうこうできる問題でもありませんから、あまりやきもきしないことが大切です。
そこをどうこうしようと暖簾に腕押しするよりも、入金力をあげるなど自身にできることに注力するのが良いと思います。
私はインデックス投資家なので経済指標の結果に振り回されることなく、いつもどおり投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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