
【三菱UFJ国際投信】
昨日、オルカンなどのeMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げについて、日経新聞で報道がありましたが、
本日、三菱UFJ国際投信から公式のアナウンスがありました。
〇業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施 『https://emaxis.jp/news/press/__icsFiles/afieldfile/2023/08/18/release_230818.pdf』
公式発表きました👍https://t.co/JWOzFUf669 pic.twitter.com/frV13nhn18
— りんり@バンガードS&P500ETF(VOO) (@SandP500ETF) August 18, 2023
中身をみると、eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン・時価総額加重)だけではなく、
全世界株式(除く日本)、全世界株式(3地域均等型)の、
スリム全世界株式「3兄弟」がそろって信託報酬の引き下げとなりました。
しかも、受益者還元型信託報酬制度も維持。
三菱UFJ国際投信さん、ありがとうございます。すばらしい。
【こっそり新興国も】
そして、なぜかslim新興国株式も引き下げとなっています。
最近、国内投信の新興国株式ファンドを追ってなかったのですが、こちらも何かあったんですかね。
(詳しい方は、こっそりXことツイッターのコメ欄で、みんなに見えるようにコメントして抱けると、私も読者の方も喜ぶと思うのでよろしくお願いします)
【低コストだけじゃないオルカンの強さ】
オルカンなどの人気のイーマクシススリムシリーズは低コストももちろんですが、運用資産残高も順調に拡大しており、日を追うごとに安心感が増しています。
オルカンの純資産総額は、2023年4月14日にオルカンの1兆17億円となり、大台となる1兆円を突破しています。
この運用規模のスケールメリットによって、更に低コスト運用が期待できるほかに、中途償還リスクが少なくなります。
「業界最低水準の運用コストを将来にわたってめざし続ける」というコンセプトのもと、
それを目指す一環として、
公正な比較の対象となる他社類似ファンドに係る信託報酬率が当社ファンドを下回る場合、
ファンドの継続性に配慮した範囲で信託報酬率を引き下げることを基本とします。
このコンセプトとても好きです。
毎年、何百もの投信が姿を消しているという事実がある中、
長期投資家にとって、良いファンドがなくならないことは実は非常に重要なのです。
無理に低コスト争いをした結果ファンドが運用できなくなりましたでは話になりません。
個人投資家にとってとてもありがたい、
素晴らしいこのコンセプトをいち早く打ち出したこと、
そして、口だけ、マーケティングだけの運用会社も多い中、
その後の行動によって、信頼とブランド力を積み上げ、守り続けている、
三菱UFJ国際投信さんが最近少し好きになってきました。

三菱UFJ国際投信が日本のバンガードになると打ち出した時、
「素晴らしいと思うが本当にできるのか」と疑問の目で見ていましたが、
「バンガードとはいかないまでも、日本の個人投資家に寄り添ってすごく頑張っている(私的にはかなり高評価)」
と、ここ数年の結果を振り返って素直に評価したいと思います。
ただ、やっぱり、長期投資家にとって大切なのは続けること、そして過信しないことですから、
評価と信頼をしつつも、ある程度の疑いの目、厳しい目も維持しつつ、投資を続けていきたいと思います。
インデックス投資はインデックスファンドがなければ、よい運用会社がなくてはそもそもできません。
運用会社やファンドとともに個人投資家やこれから投資を始める方自身とその資産などが成長していくといいなあなんて思う今日この頃です。
いつもありがとうございます。
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