【8月17日 米国株式市場】
ダウ 34,474 ‐0.84%
S&P500 4,370 ‐0.77%
ナスダック 13,316 ‐1.17%
米国株式市場は3日続落。
昨日に続き堅調な経済指標を受け、金利が長期間高止まりするとの懸念が株価を押し下げました。
世界的に債券が売られ、債券利回りが上昇しました。
ラッセル2000は‐1.15%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.44%と下げました。
米10年債利回りは4.283%。+0.027と上昇。
VIX指数は17.89。+1.11と上昇しました。
30年債利回りは一時4.42%と、2011年以来の高水準を付けました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.81 ‐0.01%
NY原油 80.06 +0.86%
NY金 1,884 ‐0.64%
原油は4日ぶりに反発。エネルギー株も上昇しました。
金は9営業日続落。
ビットコインは‐8.64%と急落しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +1.11%
素材 ‐0.19%
公益 ‐0.34%
金融 ‐0.50%
通信 ‐0.60%
不動産 ‐0.75%
ヘルスケア ‐0.77%
資本財 ‐0.84%
情報技術 ‐0.96%
生活必需品 ‐1.01%
一般消費財 ‐1.58%
エネルギーを除く全セクターが下落。
特に生活必需品や一般消費財が大きく下げました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特にグロース株が大きく下げました。
【個別株】
ウォルマート<WMT> ‐2.24%
決算を発表。食料品の米国での販売が引き続き好調に推移し、予想を上回る決算となりました。株価は一時3%上昇するも、その後は市場全体と同様に下落しました。
このところの全体的に良い小売業の決算からは、米国民の消費の底堅さが伺えました。
【労働市場は底堅い】
米失業保険継続受給者数(8/5までの週)
結果 171.6万人 予想 170.0万人 前回 168.4万人
新規失業保険申請件数は予想以上に減少。労働市場の堅調さが示唆される内容となりました。
ブルームバーグは、底堅い経済を背景に、雇用主が人員削減を思いとどまっている状況が浮かび上がる。と報じています。
堅調な労働市場は、景気への懸念を後退させる一方で、高い水準の抑圧的な金利を維持することを正当化することにもなります。
〇8月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
結果 +12.0 予想 ‐10.0 前回 ‐13.5
こちらも予想より強い内容となり、FRBのタカ派な政策を正当化するものとなりました。
【まとめ】
昨日発表された7月のFOMC議事要旨では、FRB当局者が更なる引き締めを検討していたことが分かり、米利上げサイクルは終わったとの見方が後退。
市場では昨日のFOMC議事要旨と今日の堅調な経済指標を受け、9月のFOMCは金利を据え置くものの、その後もう一段の利上げがあるのではとの予想が強まりました。
今年初めには年内に利下げがあるとの予想も多くみられましたが、最近では利下げが来年以降になると
言うのが主流なようです。
25日、日本時間23時5分からジャクソンホール会議でパウエル議長が講演するとFRBが発表。
市場との対話も重視するパウエル議長から、今後の政策について何かヒントが発せられるのではないかと注目が集まっています(毎年恒例ですね)。
日本人視点では為替の影響でそこまで下げていないように思いますが、
ドルベースでもバンガードS&P500ETF(VOO)は、過去一カ月で約4%程度しか下げておらず、特に大したことはありません。
本当によくある程度ことなので、この程度の株価の下落、市場の調整に動じることなく冷静に投資を続けていくことが大切です。
私はFRBの政策がどうであれ、インデックスファンドを買い進めていこうと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。
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ダウ 34,474 ‐0.84%
S&P500 4,370 ‐0.77%
ナスダック 13,316 ‐1.17%
米国株式市場は3日続落。
昨日に続き堅調な経済指標を受け、金利が長期間高止まりするとの懸念が株価を押し下げました。
世界的に債券が売られ、債券利回りが上昇しました。
ラッセル2000は‐1.15%と小型株も下落。
VXUS(全世界株式除く米)も‐0.44%と下げました。
米10年債利回りは4.283%。+0.027と上昇。
VIX指数は17.89。+1.11と上昇しました。
30年債利回りは一時4.42%と、2011年以来の高水準を付けました。
【為替・コモディティー】
ドル円 145.81 ‐0.01%
NY原油 80.06 +0.86%
NY金 1,884 ‐0.64%
原油は4日ぶりに反発。エネルギー株も上昇しました。
金は9営業日続落。
ビットコインは‐8.64%と急落しました。
【S&P500マップ】
【セクター】
エネルギー +1.11%
素材 ‐0.19%
公益 ‐0.34%
金融 ‐0.50%
通信 ‐0.60%
不動産 ‐0.75%
ヘルスケア ‐0.77%
資本財 ‐0.84%
情報技術 ‐0.96%
生活必需品 ‐1.01%
一般消費財 ‐1.58%
エネルギーを除く全セクターが下落。
特に生活必需品や一般消費財が大きく下げました。
【スタイルボックス】
全てのサイズとスタイルが下落。
特にグロース株が大きく下げました。
【個別株】
ウォルマート<WMT> ‐2.24%
決算を発表。食料品の米国での販売が引き続き好調に推移し、予想を上回る決算となりました。株価は一時3%上昇するも、その後は市場全体と同様に下落しました。
このところの全体的に良い小売業の決算からは、米国民の消費の底堅さが伺えました。
【労働市場は底堅い】
新規失業保険申請件数 (8/11までの週)
結果 23.9万件 予想 24.0万件 前回 25.0万件
米失業保険継続受給者数(8/5までの週)
結果 171.6万人 予想 170.0万人 前回 168.4万人
新規失業保険申請件数は予想以上に減少。労働市場の堅調さが示唆される内容となりました。
ブルームバーグは、底堅い経済を背景に、雇用主が人員削減を思いとどまっている状況が浮かび上がる。と報じています。
堅調な労働市場は、景気への懸念を後退させる一方で、高い水準の抑圧的な金利を維持することを正当化することにもなります。
〇8月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
結果 +12.0 予想 ‐10.0 前回 ‐13.5
こちらも予想より強い内容となり、FRBのタカ派な政策を正当化するものとなりました。
【まとめ】
昨日発表された7月のFOMC議事要旨では、FRB当局者が更なる引き締めを検討していたことが分かり、米利上げサイクルは終わったとの見方が後退。
市場では昨日のFOMC議事要旨と今日の堅調な経済指標を受け、9月のFOMCは金利を据え置くものの、その後もう一段の利上げがあるのではとの予想が強まりました。
今年初めには年内に利下げがあるとの予想も多くみられましたが、最近では利下げが来年以降になると
言うのが主流なようです。
25日、日本時間23時5分からジャクソンホール会議でパウエル議長が講演するとFRBが発表。
市場との対話も重視するパウエル議長から、今後の政策について何かヒントが発せられるのではないかと注目が集まっています(毎年恒例ですね)。
日本人視点では為替の影響でそこまで下げていないように思いますが、
ドルベースでもバンガードS&P500ETF(VOO)は、過去一カ月で約4%程度しか下げておらず、特に大したことはありません。
本当によくある程度ことなので、この程度の株価の下落、市場の調整に動じることなく冷静に投資を続けていくことが大切です。
私はFRBの政策がどうであれ、インデックスファンドを買い進めていこうと思います。
いつもありがとうございます。
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