
【オルカン、三菱UFJ国際投信の意地】
三菱UFJ国際投信は「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬を9月8日から半額程度に引き下げる。と日経新聞の報道がありました。
日経新聞の記事「三菱UFJ国際、主力投信手数料下げ 野村アセットに対抗」
信託報酬は業界最低の0.05775%になる見通し。
「Tracers MSCIオール・カントリー・インデックス(トレカン)」や野村の「はじめてのNISA・全世界株式インデックス」に対抗するとともに、
今まで築き上げてきた「eMAXIS Slim」のブランドを守る狙いがあるものと思われます。
slimを信じて投資をしてきた皆様、おめでとうございます!
三菱UFJ国際投信はまた期待に応えてくれました。
三菱UFJ国際投信は利益が半減しますが、
純資産額の更なる増加でカバーしようということでしょうが、
後発組でまだ純資産が少ないトレカンやはにカンは、勝負を仕掛けたものの、今後は何か手を打たなければ、より苦しい展開になるのではないかと思います。
ただ、そうやって各社が努力し、健全に競争してくれているおかげで、
業界全体の信託報酬やコストの低下につながっているわけですし、
日興アセットマネジメントや野村の挑戦を称えるとともに、感謝したいと思います。
これから投資を始める方や投資初心者の方は、
とりあえず余程のことや何か特別な理由がなければ、
国内投信でインデックス投資をする際は、
現状「eMAXIS Slim」シリーズから選ぶのがベターだと個人的には思います。
SBI証券もそうですが、この世界は基本的にでかい方が有利であり、相手の出方を見てから後出しできる(余裕がある)のは、強いということです(笑)。
ただ、これまで競合商品が「eMAXIS Slim」をより洗練された物へと成長させてきましたから、
三菱UFJ国際投信が油断してあぐらをかかないよう、他社にはslimシリーズを脅かし続けてほしいと思います。
私は新NISAはオルカン一本で埋めちゃおうと思います。
いつもありがとうございます。
もしよかったら、応援クリックよろしくお願いします。

にほんブログ村